【本日の名言】 人力の限りあるを知るのが自信だ by 島崎藤村 の意味・解釈・教訓とは?

人力の限りあるを知るのが自信だby島崎藤村

【本日の名言】「人力の限りあるを知るのが自信だ」by 島崎藤村(しまざきとうそん) とは 明治大正昭和の詩人 の 島崎藤村 による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?『文学界』創刊者の一人であり詩壇の第一人者として君臨した情熱と知性の作家
島崎藤村 とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介




【本日の名言】「人力の限りあるを知るのが自信だ」の意味・解釈・教訓とは?

この言葉は 明治大正昭和期の詩人・小説家:島崎藤村(しまざきとうそん) による名言である。

「人力の限りあるを知るのが自信だ」の言葉の意味とは?

人力の限りあるを知るのが自信だ

から得られる教訓としては??

人力(読み:じんりょく、じんりき)=人間の力

自分自身の力、能力、気力、精神力、根気、力量、実力・・・その自分の力の限界を知ること。限界を知っていることによって、自分にはまだこれ以上できるのか、できないのかを正確に判断できるようになる。
自分の能力の限界を客観視できること、これがすなわち自信となる。
「自信」とは自分の能力や価値を確信することである。
自分の能力や価値を確信するためには自分の限界を知ることが必要不可欠である。

「人力の限りあるを知るのが自信だ」

から得られる教訓としては??

逆に自分の限界を知らないということは、自分の能力を実際よりも高く考えて過信してしまい、それは自分自身を能力以上に過大評価し、行きすぎた言動を生むことになる。自分の能力を正確に把握できていないとミスを誘発することになったり、様々な場面で支障がでてくるだろう。

自分の能力以上に実力を過信してしまうことで、注意力が散漫になったり、自分にはできて当たり前だという思いが集中を欠き、思わぬ場面でミスをしたり、つまづいたりしてしまう。
自信を持つことは大切なことであるが、
勘違いした過信をしないように、本当に自分にできる限界を客観的に知るということが真の自信につながるだろう。

島崎藤村 のその他の名言や関連本おすすめ

生きたくないと思ったって生きるだけは生きなけりゃなりません

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思いけり

強烈な威圧の力も結局
小さな魂一つをどうすることもできない

人間も憤怒を抑えないうちは、
本当に自然を友とすることはできない

好い笑いは、暖かい冬の陽ざしのようなものだ
誰でも親しめる

生命は力なり。力は声なり
声は言葉なり。
新しき言葉はすなわち新しい生涯なり

 

『破戒』明治後期、部落出身の教員瀬川丑松は父親から身分を隠せと堅く戒められていたにもかかわらず、同じ宿命を持つ解放運動家、猪子蓮太郎の壮烈な死に心を動かされ、ついに父の戒めを破ってしまう。その結果偽善にみちた社会は丑松を追放し、彼はテキサスをさして旅立つ。激しい正義感をもって社会問題に対処し、目ざめたものの内面的相剋を描いて近代日本文学の頂点をなす傑作である。

『桜の実の熟する時』年上の女性との恋。醒めゆく少年時代の微熱。「年若な読者のために」との依頼を受けて、藤村が19~22歳までを綴った自伝的青春小説。明治20年代に高輪台の学舎に学んでいた主人公岸本捨吉は、年上の繁子との交際に破れ、新しい生活を求めて実社会へ出て行く。しかし、そこで遭遇した勝子との恋愛にも挫折した捨吉は西京への旅に出る――。

『藤村詩集』〈まだあげ初めし前髪の/林檎のもとに見えしとき/前にさしたる花櫛の/花ある君と思ひけり(初恋)〉〈とほきわかれにたえかねて/このたかどのにのぼるかな(高楼)〉他に『千曲川旅情の歌』『椰子の実』等々、青春の日の抒情と詠嘆を、清新で香り高い調べにのせ、一読忘れがたい印象を残す近代浪漫詩の精華。本書をひもとくことは、在りし日の青春と邂逅することにほかならない。

島崎藤村 しまざきとうそん とはどんな人物?何をした人?

島崎藤村(しまざきとうそん)
本名:島崎春樹(はるき)

島崎藤村の肖像

出典:Wikipedia

1872年(明治5年)長野県で誕生〜1943年没(享年71歳)
明治〜昭和期の詩人・小説家

島崎藤村は、馬籠(まごめ)宿の本陣、問屋、庄屋を兼ねた家庭の四男として生まれた。
家庭環境は複雑で不幸も多くそれはのちに『家』という長編小説で語られることとなる。

島崎藤村 に関するエピソードや人物像

1891年明治学院卒業、キリスト教に入信(のちに棄教)
1892年から明治女学校の教師となり、女学雑誌に寄稿を始める
1893年北村透谷らと『文学界』を創刊する

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島崎藤村は浪漫主義文学運動の渦中に身をささげる青春時代を過ごした。

新体詩を作り1897年に『若菜集』近代詩集を出版した。
詩壇(詩作活動者の社会)の第一人者として君臨し、浪漫主義の時代を築いたが
その後に詩作を断つ

1906年発表の小説『破壊』では自然主義文学として一流作家として文壇に認められた

人間関係の内部から緻密な描写でリアリズムを描き出す作風で自然主義の作品を多くのこした

『春』『家』『桜の実の熟する時』『新生』『夜明け前』

プライベートでは、七人の子をなしたが3人の娘を幼いうちに栄養失調で亡くしている
すぐ上に兄が母親の過ちによって生まれた人物であるなど家族内の不幸が多い
父親と長姉が狂死にしたとされ、さらに、島崎藤村自身も姪との近親相姦によって妊娠させ、自分はフランスに逃げる・・・などなど、なかなかセンセーショナルな内容も自然派として小説に書き残している。

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