【水害対策】自宅を水から守れ!土を使わない土のう袋ってなんだ?【浸水対策】

集中豪雨!長雨!河川の氾濫!人ごとではありません。
水害対策してますか?家に水が入ってきそう!浸水しそう!ちょっとでもいいから水をせきとめたい時に役立つのが”土のう”。そういえば土嚢(どのう)ってよく聞くけど、どうやって備えるの?そもそも土なんてないんだけど?って方にも便利な吸水式で土が不要な土のう袋(水で土嚢ができるってなんじゃそりゃ?)を発見!通常の『土のう』の作り方、積み方、家庭用ゴミ袋でできる『水のう』の作り方などを紹介

こちらの記事もどうぞ↓
【避難袋非常用袋】自分で買い揃えるか防災セットを買うか?どっちがいいの?
【新しい食料備蓄】ローリングストック法はめんどくさがりにおすすめ!必殺技名じゃなかった
【簡易トイレ】水が出ない!水が使えない時のトイレ対策【作り方・使える物】
≪防災安全協会認定 高防水ターポリンリュック採用≫ 防災セットLA・PITAシリーズ
どこでも充電【モバイルバッテリー】で充電切れの恐怖とは無縁の必須アイテムっす




災害列島日本、水害の対策してますか?

災害が起きて、被災した方のインタビューをニュース番組なんかで観ていると
みなさん口々に語るのが

まさか、うちがこんな被害にあうなんて」
人ごとだと思ってた」
よその土地で起こるもんだと思ってた」
「この地域がこんなことになったことは今までなかったから・・・」

みんな、なぜだかわからないけど

「自分だけは助かる」
「わたしは大丈夫!!」

みたいな気持ち、どっかにありません??
私も根拠の無い自信に満ち溢れてるタイプなんで
そうゆう方の気持ちはよくわかります。



昔、運転免許の適性診断テストみたいなやつの
結果表にも書かれてましたよええ。

『根拠の無い自信、過信に注意。』
って・・・・はい。

まあ、そうは言っても、
災害は誰の身にも降りかかる可能性があります
自然災害だけは完璧に避けるこちができない時もあります。

『地震列島』と呼ばれていますが
もはや自然災害大国日本
怖いのは地震だけではありません

最近は地球温暖化の影響もあってか
異常気象が続いていて

梅雨がなく過ごしやすいとされてきた北海道までもが
この時期、本州の梅雨のような長雨によって
河川が氾濫する水の被害が毎年各地で起こっています



ところで

水害に対する備えはしてますか??

地震対策やなんかで、
防災グッズの準備をしている人はいるかもしれませんが
近くに河川があったりと水の近くに住んでいない限り、
水害の対策をしてる人は少ないですよね。

洪水などでの浸水などの水害から家を守るために

高台に家を建てよう!!
高層マンションに住もう!

なんて非現実的なこと言われても。。。
今から家を建てたり、引越ししたりするなら
そうゆうことを考えて家を選ぶのも
水害対策ではあると思うけど・・・

すでに住んでいるお家の
水による災害被害
なるべく最小限に抑えるために
できることがあるならやっておきたい!

自分でできる、家庭でできる最低限の水害対策とは

浸水対策に土嚢の準備!よく聞くけど土のうってなに?

水や土砂対策には昔から土嚢(どのう)!!

土嚢ってよく聞くけどなんなの?
土嚢とは

土嚢(どのう)は、布袋の中に土砂を詰めて用いる土木資材のこと。
適宜、土砂を詰め袋を縛り積み上げることで、
水や土砂の移動を妨げることができることから、
水害時の応急対策や土木工事全般に用いられるほか、
爆発物の処理、銃弾や砲弾破片を防ぐ遮蔽物などにも用いられる。
砂を詰める場合には砂嚢(さのう)ともいう。
出典:Wikipedia『土嚢』

ひと昔前だと、麻の袋が主流だったが、

今現在は土嚢袋(土のう袋)として販売しているのは
ポリエチレン布でできているものが流通している。
農家の方だとかは『PP袋』とか『ガラ袋』なんて呼んでいたりするものと素材は一緒

ホームセンターなどで販売している『土のう袋』
10枚単位で販売している簡易な土のう袋が安価で

強力タイプ土のう袋
UV加工紫外線による劣化を、
ある程度抑えるタイプ
がある。

屋外である程度長い期間使うことを考えるならば
やはり強力土のう袋』の方が良いだろうし、
本当に一時的にという応急処置的に使うのであれば簡易タイプでも良い。




土嚢(どのう)の作り方 土のう袋を使う場合

土のう袋はひっくり返した方が強度が増します
土のう袋(48cm×62cm)

スコップ4〜6杯分の土砂を入れて
袋の7〜8割ほどになったら
口紐を引きしぼり、袋を縛ります
これで、重さは約25~30kgほどになる

袋を閉じる時はしっかりと、袋の口をしぼり、
絞った口をしっかりと
抑えている親指の上からグルグルと2、3回、
口ひもを巻きつけて
巻き終えたら親指を抜いてそこに紐を素早く通す
(上からでも下からでも良い)
通した口紐をしっかり引き、きつく縛れば出来上がり。

土のうの積み方

土のうを積む時は縛った口側を下にして重ねて並べて積む
ブルーシートがある時は
ブルーシートと土のうを併用することで
防水性能、止水効果が増します
なるべく平たく形を整え、そして、隙間なく積むこと。
ちなみに自衛隊の積む土嚢の芸術性の高さは圧巻ですので参考に・・・。


出典:自衛官募集ホームページ
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/lifehack/summer.html#link06

 

土のう袋は無料配布もあるので各自治体に確認すること

土嚢(土のう)袋は、災害の状況によっては、
各自治体で無料の配布や、貸し出しを行うところも多いみたいなので

自宅付近で配布を行う場所などを把握しておきましょう。
ただし、配布は無限にもらえるわけではないので、
その自治体で配布してもらえる
『土のう』数や、サイズ、状態を確認しておくと良い

  • 土の入ってる状態の土のう袋をもらうのか?
  • 土が入っていない袋の状態で配布なのか?
  • いつどこで配布されるのか?
  • 受け取りの方法は?
  • どうやって運ぶ?運搬手段は?
  • 取りに行ける距離に配布場所はある?

近ければ台車や一輪車で運べるかもしれないけど
車で取りに行かなきゃいけない場合は
ブルーシートなど敷物を敷いた方が良いし・・・
ブルーシートも配布してくれる自治体も一部あるようなので

まずは各自治体に『土のう袋の配布』について確認することをおすすめします。




スポンサーリンク

『土のう袋』がない時でも大丈夫!
家庭にあるもので代用 即席土のう(水のう)を作ろう

降り続く雨、このままじゃ河川が氾濫したりして
浸水の被害にあうかもしれない・・・・
ゲリラ豪雨とかで短時間に雨が降って水が溢れるかもしれない!!

でも・・・
『土のう袋』
なんて急に言われたって用意してないし
そもそも詰める土砂もうちにはないわ!
近くで『土嚢袋』を配布しているところもない・・・・

そんな緊急時には代用品で
土のうの役割を果たすものを作ってしまおう

家庭用のゴミ袋
を使うだけでも
浸水の被害を最小限に抑えることができる

45リットルくらいのいわゆる
普通の『ゴミ袋』土ではなく

水をつめて土嚢(どのう)ならぬ水のう(すいのう)を作ろう

家庭用ゴミ袋で作る『水嚢(水のう)』の作り方 ポイント

ゴミ袋に単純に水を入れる(詰める)だけだが、
『水のう』を作る際のポイント

ゴミ袋は強度を出すために二重にして水を入れる
口を縛る際はなるべく中に空気を入れないようにして
袋の口をねじりながらしっかり縛る。

『水のう』をいくつか作ったら
そのままだと安定しないので、
ダンボールがあればダンボールなどに入れて固定する。
長めのがある場合は、
板と水のうと組み合わせ、水をせきとめるように置く

水で水をせき止める水のう

レジャーシートやブルーシートがある場合も
水のうと併用することで止水・防水効果が増す。

そのほかにも
土入りのプランターレジャーシートを組み合わせたり
水の入ったポリタンクレジャーシートの組み合わせで
簡易な浸水対策になります。

ちなみにガチな『水のう袋』はこんな感じ↓

この商品は吸水ポリマーではなく、水を入れるだけ!
入れた水は別用途に使用可能で、
袋は水を処理して乾かして繰り返し利用可能!

土嚢袋がないときに代用できるものは?

レジ袋や、ゴミ袋でも代用できます。
要するに、水に溶けなくて、簡単には破けない袋であればなんでもOK
ただ、ビニール袋は中に入った空気を逃すための小さな穴を開けないと
積んだ時に隙間ができてしまうので注意しよう。




土がいらない土嚢(土のう)袋という便利グッズ発見!

『土のう袋』があっても、中に詰める土も砂もないしなあ・・・って方に
ぜひ備えて欲しいのが

土がなくても作れる土のう袋というアイテムがあります。

ちょっと何言ってんだかわかんない感じですが・・・
こんなやつです↓

土不要!!吸水式の土のう袋とは??

保管時はコンパクトで軽量だけど
必要な時に水を数分含ませることで膨張し
土の要らない土嚢(土のう)袋となる。

吸水土のうが水で膨らむ仕組みとは?

製品には高吸収ポリマーが入っていて、
袋ごと水につけることで
吸水ポリマーが水を吸収して膨張

商品サイズ、仕様によって異なるが

数百グラムのだったものが吸水することで
だいたい15kg〜20kgぐらいまで膨張する。

『吸水式の土のう』はこんなときに活躍する!

家や店舗への水の侵入を防ぎたい
地下駐車場や地下階段の入り口など浸水対策

急な災害ですぐに土のうが必要なときにも

  • 大量の土の確保が不要
  • 重労働、スコップ不要
  • 1人でも量産可能
  • 運搬も簡単
  • 後片付けも簡単

水につけて数分待つだけなので、
スコップで土を何度も入れる結構な重労働の必要がないので
女性1人でも土のうが作れる

そして、高吸収ポリマーって、言ってしまえば
赤ちゃんのオムツとかに入ってる吸収ポリマーのようなものなので
片付けも乾燥させたあとは一般ゴミとして処分可能。
(廃棄時の取り決めが地域である場合はそれに準じて処分しましょう)

いつか来る災害に備えて『吸水土のう』も備蓄アイテムに・・・

この吸水式の土のうは使用前(水を含む前)は
コンパクトなので保管もそんなに場所を取らないし、

今はまだ必要ないけど、
いつか来るかもしれない災害への備えとして
防災用の避難セットや備蓄品のアイテムに加える検討をしてもいいかも!
もちろん家庭で簡易的に水をせき止めるためのもの。

このアイテムに限ったことじゃないですが、家庭で対策する
『土のう』はあくまでも小規模な浸水を防止するもので
あくまでも水深が浅い水害の場合の初期処置としての手段!

大雨などによる水の災害の初期対策としの止水。
浸水防止措置として『土のう』を作って積むのはいいですが

被害がそれどころじゃない場合は確実に命を守る行動を。避難しましょう。

避難勧告や避難指示等が出ている場合は
家庭で土のうなんか積んでる場合じゃありません
避難行動、生命を守る最低限の行動をしましょう。

こちらの記事もどうぞ↓
【保存水はなぜ必要?】生命維持に必要な水分量と水なし生活のストレスたるや!?
どこでも充電【モバイルバッテリー】で充電切れの恐怖とは無縁の必須アイテムっす
【被災地支援】実際にボランティアに行きたい人のための注意点など【災害ボランティア】
【ポータブルバッテリー】停電時の電源確保にもアウトドアにもバッチリ!【非常用電源】
【家庭用小型発電機】カセットコンロ用のガスで発電できる!?【非常用電源】







SNSでもご購読できます。

関連記事



広告


Sponsored Link


コメント

コメントを残す

*

CAPTCHA