【本日の名言】希望に生きるものは常に若いby 三木清とはどんな人物?意味・解釈・教訓とは?

名言:希望に生きるものは常に若い

【本日の名言】希望に生きるものは常に若い」とは大正・昭和期の哲学者三木清の『人生論ノート』残した言葉。三木清とはどんな人物で何をした人?「希望に生きるものは常に若い」の意味は?解釈・教訓とは?




『希望に生きるものは常に若い』の意味・解釈・教訓とは?

「希望に生きるものは常に若い」の出典は三木清の著書『人生論ノート』に記されている言葉である。

その意味はこう解釈できる。

探求する心や意欲をもっていること創造すること、好奇心をもつことなど
常に周りに視野を広げ希望を持って生きている人はいつでも若く輝いて見えるものだ

自分の人生をどう生きるか?
失敗を恐れたり不安に支配されたり、信念を持たずに生きるよりも
自分の将来に起こりうる良いこと、すなわち希望を持って生きている人は常に若い。
年齢にかかわらず、若く生き生きとしている人は
常にこうなりたい!こうありたい!というプラスの希望を持って行動しているものだ。

例えばパナソニック創業者の松下幸之助はこう言っている

「今日は新しい、常に新しい、常に新しいものを求めて行くところに、若さがある」と。

「希望に生きるものは常に若い」とはすなわちそういうことだろう。

この言葉の出典である『人生論ノート』にはこのように記されている

希望に生きる者はつねに若い。いな生命そのものが本質的に若さを意味してゐる。

『人生論ノート』とは?

日本を代表する哲学者・三木清による著作
「死について」「幸福について」「懐疑について」「習慣について」「虚栄について」「名誉心について」「怒について」「人間の条件について」「孤独について」「嫉妬について」「成功について」「瞑想について」「噂について」「利己主義について」「健康について」「秩序について」「感傷について」「仮説について」「偽善について」「娯楽について」「希望について」「旅について」「個性について」など23題に関する哲学エッセイ集、人生論集である。

エッセイというにはちょっと内容が小難しい感じがするが、読み始めるとすっと頭に入ってくる。
ちなみに、「希望に生きるものは常に若い」に一文が出てくるのは人生論ノートの中の『希望についての項。

―ハイデッガーに師事し、哲学者、社会評論家、文学者として昭和初期における華々しい存在であった三木清の、肌のぬくもりさえ感じさせる珠玉の名論文集




獄死していた三木清とはどんな人物?何をした人?

三木清(みききよし)は大正・昭和期の哲学者・法政大学文学部教授

三木清

出典:wikipedia

1897年兵庫県で誕生〜1945年東京で没(享年48歳・獄死)

三木清は京都大学哲学科卒 西田幾多郎の『善の研究』に強く影響を受ける。

1922年にドイツに留学し、リッケルト、ハイデッガーなどに学ぶ。
帰国後1926年 三高講師となる。
『パスカルに於ける人間の研究』(処女作)を発表

1927年より法政大学文学部哲学科の主任教授となる

マルクス主義の諸論文を発表し、哲学の内面的論理的結合を試みる

1930年に共産党シンパ事件、日本共産党に資金を提供したという理由
治安維持法違反で検挙・逮捕される。

この事件での有罪が原因で公式な教職につけなくなったことがきっかけとなり
文筆活動に活動をシフトしていく。

釈放後1932年に『歴史哲学』を発表
1933年に学芸自由同盟を結成、岩波新書の創刊に参画した

ちなみに岩波文庫の巻末にある
「読書子に寄す」(岩波文庫発刊に際して)の草稿(文章の下書き)は三木清によるものである。

三木清の代表的な著作は『構想力の論理』『哲学ノート』『人生論ノート』『技術哲学』など多数ある

1942年に陸軍に報道班員として徴用されマニラに派遣された

1945年に共産主義者・高倉輝(タカクラテル)庇護の容疑で逮捕
(治安維持法違反の被疑者であった高倉テルが葬儀に出るための仮釈放中に三木清を訪ねた際、金品を与えたことが理由とされる)

三木清治安維持法違反で再び検挙、投獄されてしまう。

東京拘置所から移送先の豊多摩刑務所の衛生状態が劣悪であり
三木清疥癬(伝染性の皮膚病)にかかり、それに起因する腎臓病によって
第二次世界大戦終戦直後に48歳で獄死した。

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悲運の哲学者・三木清のその他の名言

  • 「人は軽蔑されたと感じる時によく怒る。だから自信のあるものはあまり怒らない
  • 「孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのではなく大勢の人間の「間」にあるのである。」
  • 「人生においては何事も偶然、しかしまた人生においては何事も必然であるこのような人生を我々は運命と称している」

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