【本日の名言】「苦しみの報酬は経験なり」とは古代ギリシャの詩人・アイスキュロスによって残された言葉であるが、その意味・解釈・教訓とは?古代ギリシア三大悲劇詩人の一人であり、最後はヒゲワシによって頭に亀を落とされて死んだというアイスキュロスとはどんな人物だったのか?
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【本日の名言】「苦しみの報酬は経験なり」の意味・解釈・教訓とは?
この言葉は古代ギリシャの詩人・アイスキュロスによるもの
苦しみの報酬は経験なり
の意味とは、「苦しみ」は単なる苦しみとしてだけではなく、その苦しみを乗り越えたという経験が人生にとっての報酬、貴重な経験は財産となる。ということである。
苦しいからといってその苦痛から逃げるよりも、苦しい時こそが貴重な経験を積める、将来への糧となるチャンス。
「苦しみ」すら「経験」することが将来的に役に立つ財産、報酬となると考えれば良いのであるという・・・なんとも超ポジティブシンキング!だが、これはその通りだろう。
苦痛、例えば、辛い失恋などの苦い経験は、経験したことがある人にしかその辛さはわからない、経験して初めて同じような境遇の人にも優しくできるものである。もしかすると「報酬」というのはほかの人に共感できたり、優しくしてあげられることのこと言うのかもしれない。
アイスキュロスとはどんな人物?
アイスキュロス(エスキロスと表記される場合もある)
ギリシア語: Αισχύλος 英語:Aischylos
BC(紀元前)525年頃誕生~456年頃没
古代ギリシャ三大悲劇詩人の1人・ギリシアの詩人・劇作家
アイスキュロスはアテナイ(古代ギリシアの首都・現アテネ)の最盛期に生きたとされる人物
アッチカ悲劇(ギリシア悲劇)形式の完成者
アイスキュロスはアテナイ郊外にて貴族階級の地主の子として生まれる。
ペルシア戦争の際、重装兵としてマラトン決戦やサラミスの海戦に参加
ギリシャ悲劇中で、唯一現存している歴史劇『ペルシア人』は自身の戦争体験に基づくものとされている。
若い時代から演劇に関連し、劇作家として活躍したとみられる。
90近い作品があったとされれ、演劇競技では13回も優勝している
アイスキュロスの死因はシチリア島のヒゲワシによって頭に亀を落とされて死んだという伝説が残っている。
アイスキュロスの作品は宗教的で雄大かつ壮大・深刻とされているが
完全な形で現存している作品は7編のみである
『縛られたプロメテウス』『ペルシア人』『オレスティア』など
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