【本日の名言】「障子を開けてみよ 外は広いぞ」とは明治・大正期の発明家・実業家、世界トップの大企業TOYOTA、現在のトヨタグループの創始者である豊田佐吉（とよださきち）による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは？巨大企業の礎を築いた豊田佐吉とはどんな人物？
【本日の名言】「障子を開けてみよ 外は広いぞ」の意味・解釈・教訓とは？
この言葉の出典は世界のTOYOTA、トヨタグループの創業者である豊田佐吉（とよたさきち）が
実業家としての成功、海外進出を果たすときに残した言葉である。
障子を開けてみよ、外は広いぞ
新しい世界に飛び出すにはまず障子（扉）を開かねばならない
その障子の向こう側には新しい世界、今までは見えていなかった可能性が広がっている
前に進むためにはまず、心の障子を開けなければならない。
障子を開くことで今まで知らなかった世界を見ることができるだろう
現状維持は必ずいつか後退する。
前進するためには目の前の障子を開け続けなければいけないのかもしれない。
新しい可能性はいつも障子の向こう側に広がっている。
第一次世界大戦が終わった後、
豊田佐吉が事業を中国へ進出させようとした際に、周囲からは猛反発にあったという。
そんな周りからの反対という経緯を経て、中国・上海に家族で移住を遂げるために
親族の説得の際に言った言葉だという
障子を開けてみよ、外は広いぞ
自分の部屋、自分の心の殻の中にとどまることなく
障子を開けて外を見てみよう、世界は広い。
豊田佐吉（とよださきち）とはどんな人物？
豊田佐吉（とよだ さきち）
1867年誕生〜1930年名古屋で没（享年64歳）
明治・大正期の発明家・実業家 豊田式自動織り機の発明者
現在のトヨタグループの前身の創始者
豊田佐吉（とよださきち）は機大工（はただいく）の息子として生まれる。
豊田の家庭は大工の傍ら百姓をしており、特別裕福でも特別貧乏でもなかった。
新学制度によって初等教育を受けると
金も教育もないので発明で社会の役に立とう！と若い時代から発明家になることを志し、機織り機の改良に取り組みはじめた
1897年に豊田式木製動力織機を発明
三井物産の援助によって事業を始めるも1910年には経営側と対立し独立することに。
1926年に豊田式自動織機が完成した。
これを量産するために豊田自動織機製作所を設立する。（これが現在のトヨタ自動車の前身である。）
実業家としての手腕もさることながら、発明家としては内外で約１５０件もの特許を取得。
現在、世界のトップクラスを走る、『TOYOTA（トヨタ）』という巨大グループ企業の礎を作った人物である。
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