【本日の名言】「逆境は最良の教師なり」とはイギリスの政治家(元・英国首相)で小説家でもあったベンジャミン・ディズレーリによる『語録』に出てくる言葉であるが、その意味・解釈・教訓とは?ベンジャミン・ディズレーリとはどんな人物で何をした人?などについて
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目次
【本日の名言】「逆境は最良の教師なり」の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の出典はイギリスの政治家・小説家のベンジャミン・ディズレーリによる『語録』より
There is no education like adversity.
逆境は最良の教師なり
この名言の元の原語は英語なので日本語訳のパターンは複数の表記がある。
逆境に勝る教育なし
逆境は最高の教師
いかなる教育も逆境に及ぶことなし
など
『逆境(ぎゃっきょう)』とは:苦労の多い不遇な境遇、思うようにならない苦労の多い境遇のこと
意味とは
最も学ぶことが多い時、それが逆境である。それはどんな教育にも勝る。
逆境こそが最上の教育の場である。
逆境というものは、乗り越えるために、努力をする、工夫をする、まさに考えるための試練である
それは学校や先生に教わるような教育よりもよっぽど逆境や苦難を乗り越える方が
様々なことを学ぶチャンスであり、逆境ほど様々なことを教えてくれるものはない。ということ。
歴史上偉大な人物達も『逆境』については多くの名言を残している。
インド独立の父・マハトマ・ガンジーは逆境についてこう述べている
束縛があるから私は飛べる
悲しみがあるから私は高く舞い上がることができる
逆境があるから私は走れる
涙があるから私は進める
ロシアの詩人・小説家トルストイは逆境について
逆境が人格を作る
徳川幕府初代将軍 徳川家康は
重荷が人を作る。身軽足軽では人はできぬ
ソビエト連邦創設者・レーニンは
嵐は強い樹を作る
ディズレーリによるその他の名言
Despair is the conclusion of fools.
絶望とは愚者の結論である
誠実に勝る知恵なし
Little things affect little minds.
狭い心は小さなことに揺らぐ
Youth is a blunder, manhood a struggle, old age a regret.
青年は間違い、壮年は争い、老年は悔いる
There are three kinds of lies: lies, damned lies, and statistics.
嘘には三種類ある。嘘と大嘘、そして統計である。
ディズレーリとはどんな人物?何をした人?
Benjamin Disraeli, 1st Earl of Beaconsfield
初代ビーコンズフィールド伯爵ベンジャミン・ディズレーリ
1804年誕生〜1881年没(享年76歳)
イギリスの政治家・小説家・貴族・英国首相(1874~1880)
ベンジャミン・ディズレーリはイタリア系ユダヤ人の子孫であり、作家のディズレーリの長男として生まれた
ロンドンの法律事務所で事務員として働き、事業で失敗、多額の借金を背負う
22歳頃から政治評論、小説などを書き始める
政界進出を志すも4度落選したのちに1837年に下院議員として当選
青年イギリス党を組織し
1846年 穀物法廃止に反対し、保守党の指導者となる
第二次選挙法の改正を実現した
1874年~1880年 英国首相
スエズ運河株をエジプトから買収
インド帝国の成立など帝国主義的外交を展開した
1880年に総選挙に敗北し辞職
19世紀後半の英国2大政党対立時代の代表的政治家であった
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