【本日の名言】「一分間さえ休む暇のないときほど 私にとって幸せなことはない」とはフランスの昆虫学者,『ファーブル昆虫記』でおなじみのアンリ・ファーブルによる言葉であるが、この意味・解釈・教訓とは?日本では誰しも一度は触れたことがある『ファーブル昆虫記』だけど、母国フランスでは意外と知名度が低いらしいファーブルとはどんな人物?
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目次
【本日の名言】「一分間さえ休む暇のないときほど私にとって幸せなことはない」の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の出典は昆虫博士・『ファーブル昆虫記』でおなじみのファーブルによる
仕事とは何か?についてのコメントより
Work so that I even have no time
when 1 minute rests.
I’m not this much happy.
A done thing and this are worth living.
一分間さえ休む暇のないときほど 私にとって幸せなことはない
1分ほどの休息すら取れないほどに忙しく夢中になって働くこと
それがどれだけ幸せなことか。働くこと、それこそが生きがいである。
そしてファーブルはこうも言っている
苦しんでいるものにとって、仕事ほど大きな慰めはないのではないか。
正直、何言ってくれちゃってんだ!?仕事なんて楽しいとも幸せとも思ったことねーわ!という感じがした人もいるでしょう。
これは仕事そのものというよりも、そのように思えるくらい何か夢中になって働ける
働くことが苦にならないような仕事に出会えたことこそが幸せなんでしょうね・・・・
ファーブルによるその他の名言
自由は秩序を作り、強制は無秩序を作る。
多くを学ぶより創造する方が勝る。創造は人生の根底である
現実は常に公式からはみ出す
見ることは知ること。
ファーブルとはどんな人物?
Jean Henri Fabre
ジャン・アンリ・ファーブル
本名:ジャン=アンリ・カジミール・ファーブル(フランス語: Jean-Henri Casimir Fabre)
1823年誕生〜1915年没(享年91歳)
フランスの昆虫学者・生物学者・教師・詩人・歌手
ファーブルは貧しい家庭で生まれた。
幼少期は祖父母の元に預けられ大自然の中で育つ。
7歳の頃に両親のもとに呼び戻され家族で暮らすようになったが
父親の事業が破綻し、自分自身で働きながらほとんど独学で勉強をし。かなり苦学することになった。
苦学の末に教職に就いたファーブルは各地の高等中学校で科学を教える
しかし、ある時、教会の礼拝堂での市民向けの講座で
『植物のおしべとめしべ』の話を説明したことが問題視され、なんと教職を解雇されてしまう。
しかし、このことによって自然の観察、昆虫の研究に没頭することになる。
庭を研究所として名作『昆虫記』全10巻におよぶものを完成させることとなった。
ファーブルは昆虫、特に蜂の生態観察で有名である。
そんな彼が一番好きな昆虫はフンコロガシ。
ダーウィンの進化論には批判的な立場であったが、ダーウィンとは親交があったという。
『昆虫記』は単なる科学研究の書としてだけではなく、
詩人でもあったファーブルによって『昆虫記』内の表現は詩的な感性があり美しく
現在においても世界中に愛読者がいるが、実は本国フランスではファーブルの名はそこまで有名ではないらしく
そのほかにも自然科学に関する啓蒙書を残した。
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