【本日の名言】「現実の恐怖は心に描く恐怖ほど怖くない」とはイギリスの劇作家・詩人のシェークスピアによる作品、四大悲劇の一つ『マクベス』に出てくる言葉であるが、この言葉の意味・解釈・教訓とは?シェイクスピアとはどんな人物だったのか?などについて
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目次
「現実の恐怖は心に描く恐怖ほど怖くない」の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の出典はイギリスの詩人・劇作家シェイクスピアによる『マクベス』より
『マクベス』とはシェイクスピアによる4大悲劇の一つである。
スコットランドの武将であったマクベスが魔女の予言や夫人に惑わされ共謀し次々と王や同僚を殺し、やがて王位を奪いとるも、良心の呵責や孤独との葛藤し王位から没落していく物語である。
「現実の恐怖は 心に描く恐怖ほど怖くない」
このセリフには別の訳もあり、
恐ろしい悪夢に比べれば 現実の恐怖の方がまだましだ
と表現されることもある。
この言葉の意味を考えると、恐怖の本質とはどこにあるのか?ということに行き着く
逆に言えば自身の頭の中で考え出す恐怖の方が、現実にある恐怖より恐ろしいものということ。
これはどういうことか?
結局、頭の中で考えるような心配ごとや恐れは杞憂、取り越し苦労に終わることが多いということだろう。
心や頭の中で描くような漠然とした得体の知れない恐怖よりも
実際の現実にある恐怖はそれほど怖いものではないものかもしれない。
シェークスピア(シェイクスピア)とはどんな人物?
William Shakespeare (ウィリアム・シェークスピア)
1564年誕生〜1616年没(享年52歳)
イギリスの劇作家・詩人・エリザベス朝ルネサンス文学の代表者
シェークスピアは裕福な商人の家庭の長男として生まれた。
父は一時、町長になるほどの有力な名家であったが、やがて没落している。
そのため、シェークスピアの学歴は大学には通っていない(高等教育は受けていない)とされている。
シェークスピア18歳の頃、8歳年上のアン・ハサウェイと結婚
20歳を過ぎるころにロンドンの演劇界に登場、俳優として出発したがやがて劇作家となった。
元々は笑いの要素が強い喜劇を多く手がけていたが、だんだんと才能を発揮し
やがて、『ロミオとジュリエット』などの偉大な作品を数多く書いた
シェークスピア(シェイクスピア)の代表的作品
四大悲劇:『ハムレット』『オセロ』『リア王』『マクベス』
歴史劇:『リチャード三世』『ヘンリー4世』『ロミオとジュリエット』『ジュリアス・シーザー』
喜劇:『真夏の夜の夢』『ヴェニスの商人』
ロマンス劇『テンペスト』など名作の数々を残した。
シェークスピアの最後は余生を故郷で過ごし、平和に人生を終えたとされている。
(死因は腐ったニシンを食べたためという説もある。)
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