【本日の名言】知識よりも知恵をだせ! by安藤百福 とはどんな意味?解釈・教訓とは?

安藤百福の名言知識よりも知恵を出せ

【本日の名言】『知識よりも知恵をだせ』by安藤百福(あんどうももふく)とは日清食品創業者世界初の即席麺インスタントラーメン発明者 の安藤百福による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?安藤百福とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介




【本日の名言】 知識よりも知恵をだせ の意味・解釈・教訓とは?

この言葉の出典は 『インスタントラーメン発明王・安藤百福かく語りき』 』より

インスタントラーメン発明王 安藤百福かく語りき

「知識よりも知恵をだせ」という言葉の意味とは?

インスタントラーメンの世界初の発明者として有名な安藤百福(ももふく)はNHKの朝ドラ『まんぷく』をご覧になっていた方は知ってるかと思うが、安藤百福はもともとラーメン、麺に関しては全くのど素人でありなんの知識も持っていなかった人物。

しかし、研究をしていくうちに一つ一つの可能性、方法を探って行き
この研究過程、実験過程で得たものが膨大な量の「知識」であった。
知識というものは研究・実験を繰り返し、努力で得ることができる
その知識というものはただ蓄積しているだけではなく、持っている知識を『知恵』と活用できるということが大事であるということ。
知識を単に知識ととどめるのではなく自らの力で知恵と転化し高めるべきだということ。

「知識よりも知恵をだせ」から得られる教訓としては

知識は努力で得ることができるが、その先にその獲得した知識を知恵と転換して活用するために
さらに考えて考えて考え抜くことが大事である。

膨大な量の実験、そして失敗を繰り返しながらも、少しずつにでも前進していうことが
世界初のインスタントヌードル開発というを世紀の大発明を成功させる秘訣だったのかもしれない。

安藤百福のその他の名言や関連本

□明日には今日の非常識は常識になっている

□目標を持ったらあとは執念だ

□発明はひらめきから
ひらめきは執念から
執念なきものに発明はない

□過去の出来事の一つ一つが現在の仕事に見えない糸で繋がっている

□事業を始めるとき成功を語るな
失敗から考えろ

□お客様は神様という言葉があるが
消費者は神様以上の厳しさをお持ちである

魔法のラーメン発明物語―私の履歴書

安藤百福物語

転んでもただでは起きるな! – 定本・安藤百福 (中公文庫)

まんぷくメモリアルブック (ステラMOOK)

安藤百福 (あんどうももふく) とはどんな人物?何をした人?

安藤百福(あんどうももふく):本名は 呉百福(ウー・バイフウ)
安藤百福 は 1910年(明治43年) 台湾 で誕生〜 2007年 (96歳没)

世界初の即席麺の開発者・発明家・インスタントラーメンの父
日本の実業家・日清食品創業者日清食品の代表取締役社長、代表取締役会長、創業者会長を歴任
(社)日本即席食品工業協会会長、(財)安藤スポーツ・食文化振興財団理事長
(財)漢方医薬研究振興財団会長、世界ラーメン協会会長
(財)いけだ市民文化振興財団会長など
池田市名誉市民。位階勲等は正四位勲二等

安藤百福 に関するエピソードや人物像

安藤百福は実は台湾が日本統治時代の台湾本島生まれの台湾人であるため
戦後に中華民国籍であったが1966年(昭和41年)に日本国籍を取得

資産家であった家庭に生まれるが両親は早く亡くした
台湾と日本の大阪などで繊維(メリヤス)事業を成功させたが

太平洋戦争が起こり、台湾人であるために三等市民扱いを受け、濡れ衣によって拘束、拷問、自白の強要など不当な扱いを受けた。

終戦後の食料難の暮らしの中で衣食住のうち、特に「食」に関しての思いが募り
「食」が満ち足りていなければ衣・住などあったもんではないということで
食品事業に乗り出すことを決意した

のちの世界的企業となる日清食品グループの企業理念ともなるのがこの言葉である。

食足世平(食足りて世は平らか)

食品事業として製塩業、漁業を始め、
創意工夫をこらしてようやく栄養食品開発に乗り出し事業が順風満帆に行きかけたところで
GHQによって脱税の嫌疑をかけられ逮捕、収監されてしまう。
この収監によってうまく行っていた事業も整理していたために
また1から事業のやり直しとなる。

自宅の敷地内の小屋を開発研究室とし、即席めん(インスタントヌードル)の開発を始める
開発研究は深夜早朝問わず続けられた。

ついに世界初の『即席麺』が完成したのが1958年、実は日本よりも早くアメリカへ輸出されている。日本での発売を開始するとあっという間に需要に対して供給が追いつかないほどの人気を博し、さらには類似品までもが出回り社会問題ともなる、

それからインスタントラーメンは様々な進化をとげながら今日に至るまで世界中で愛され続ける普遍的な食品となった。

実は安藤百福には第一夫人、第二夫人、正妻の他に妾がいたり、

朝ドラ『まんぷく』では妻として、夫を献身的に支えたとされる日本人妻とはじつは婚姻関係が重婚であり無効とされていことや

安藤百福家の歴史から事実上抹殺されているが
実の娘が高齢のホームレスとなり台湾で路上生活をしているという

なかなかNHKの朝ドラのモデルとしては似つかわしくないちょっと生臭いというか人間らしいエピソードもある人物である




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