【米のとぎ汁活用術】ゼロ円で美容や家事に活用できるコスパ最強アイテム

ちょっと米のとぎ汁捨てないで!

お米のとぎ汁は栄養成分豊富でそのまま捨てるのはもったいない!別の記事では無洗米の良さを伝えましたが、無洗米じゃない普通の精米から出るとぎ汁だって捨てたもんじゃない!今まで捨ててた米のとぎ汁がもったいなくなるくらい使える米のとぎ汁。毎日食べるお米だから毎日使えるとぎ汁活用法を美容系・家事系・料理系にまとめてみました。ちなみに、植物に水やりに米のとぎ汁はおすすめできません!!


こちらの記事もどうぞ↓
【無洗米】なんで洗わなくていい?おすすめの無洗米は!?【時短エコ節水】




お米のとぎ汁(米ぬか)に含まれる成分とは!?

実は生活排水として流して、
それがそのまま河川へ流れ出てしまうと
非常に有害な米のとぎ汁・・・
その環境への有害な理由が
栄養分が高すぎ富栄養化が起こってしまうのね。

富栄養化とは海水や川の水にふくまれる栄養分が
自然の状態より増えすぎてしまうことで
アオコや赤潮が発生しやすくなる。
どちらも正体はプランクトンで、アオコや赤潮が発生すると、
水中の酸素が少なくなるので、水質悪化してしまう。。

そのくらい栄養成分が豊富な『米のとぎ汁』の成分とは?

米のとぎ汁はほとんど米ぬか

その成分はビタミンB1にB2、ミネラル セラミド
乳酸菌、天然の保湿成分など

この捨てるにはあまりにももったいない米のとぎ汁って何に使えるの??
米食家庭なら費用ゼロで毎日出てしまう米のとぎ汁!その有効利用法とは?




コスパ最強 米のとぎ汁活用法

お米を研ぐ時は、最初に注いだ水は
すぐにササッとすぐに捨てること!

(見えないゴミやホコリが含まれるため)
【美容系】

  • 洗顔
  • 化粧水
  • パック
  • 入浴剤
  • シャンプー

【料理系】

  • 野菜の下ゆで
  • 乾物の水戻し

【家事系】

  • 食器洗い
  • 拭き掃除
  • 墨汚れ落とし
  • 陶器製品のアク抜き

【肥料植物系】

  • 植物の水やりに・・・(←これはおすすめしません!

 

美容系 米のとぎ汁活用術

天然の美容成分、天然のオイル成分豊富な米ぬかが入ったとぎ汁は
コスパ最強!費用ゼロでできる美容術にオススメ!

ビタミン ミネラル セラミドなどの美容成分が含まれているとぎ汁
ビタミンの中では特にビタミンB1
ビタミンB1皮膚粘膜補修の働きを担う。

米のとぎ汁が美肌に効果があるというのは
肌の新陳代謝機能を高め
ターンオーバー促進で肌の生まれ変わりに役立つから。

米に含まれる米セラミド
肌に適度な潤い効果、
肌のバリア機能に必要なセラミド
年齢とともに減少し、乾燥しカサつきの元になったり
紫外線の影響をもろにうけることになるが

米セラミドで補うことでバリア機能を高める効果も
肌細胞の生まれ変わりによってシミの改善にも役立つ

優しく洗顔

米のとぎ汁で洗顔・化粧水・パックまで

米のとぎ汁洗顔

とぎ汁は少しぬるま湯で薄めてから(1.5倍程度)
洗顔時は擦り付けず、顔をマッサージするように
優しくなでるようにバシャバシャと洗う。

洗浄作用のある米ぬかをふくんだ『米とぎ汁』
米の細かい粒子が古い角質層を除去、毛穴もスッキリ
肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)も期待でき
ピーリング作用あり。
洗顔後の肌のつっぱりもない

とぎ汁洗顔は美容の専門家、皮膚科医や
美容クリニックの医師たちも推奨している
もっともお金をかけずに美肌になれる方法

米とぎ汁そのまま化粧水

米のとぎ汁をそのまま化粧水として洗顔後の肌にパッティングするだけ

米のとぎ汁で米ぬかパック

『米のとぎ汁』を深みのある器に入れて、一晩冷蔵庫で寝かす
米ぬか成分は沈殿しているので、上澄みの汁は捨て
残った分が美容クリームとなるのでそのまま塗ってもよし。
はちみつや小麦粉を混ぜてパックにして顔に塗っても良い。
5分〜10分放置してからしっかりと洗い流す。

ビタミン、ミネラル、セラミドなどの美容成分だけではなく
米ぬかから米油がとれるくらい油分も豊富なので保湿効果もあり

米のとぎ汁入浴剤

入浴剤として米のとぎ汁を
そのままお風呂に投入して混ぜて入浴するだけ。
お肌の保湿効果で全身しっとりするだけでなく

気になる体臭の消臭効果も。加齢臭やわきがなどにも
米のとぎ汁の中にある小さなお米の粒子が、
肌の古い角質や毛穴の皮脂を除去。
発汗した際にイヤな臭いの消臭効果が期待できる。

米のとぎ汁シャンプー

泡立ったりはしないが、昔から洗髪にも良いとされている。
シャワーなどであらかじめ、頭の汚れなどは落としておき
髪の毛に米のとぎ汁をかけ、頭皮や髪の毛を優しく洗う
最後はしっかりシャワーで洗い流す。
頭皮の皮脂を取り除き、
髪の毛にも保湿、艶出し効果
が期待できる。

美容系で使う際は結構念入りにお米を研ぎ洗いした方が
お米の成分がとぎ汁に出るよ。



料理系 米のとぎ汁活用術

野菜の下茹でに

「大根の下ゆで」にお米のとぎ汁
「たけのこの下ゆで」が有名。ニンジン、里芋などにも。

米のとぎ汁に含まれる米ぬかカルシウム成分の効果で
・苦味、臭みなどのアクを抜く。
・柔らかくする。
・透明感を出す。
・味がしみこみやすくなる

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独特のエグ味や苦味が取り除かれ、
素材のもつ甘味、旨味が逃げないので、
普通の水でゆでるよりも美味しくなる。

乾物を戻す水の代わりにとぎ汁

茹でるだけじゃない、乾燥物をもどす時にも活用できる!

「ハードな身欠きニシン」(本乾タイプ)や
「干しダラ(棒タラ)」を戻す

たっぷり米のとぎ汁を入れた容器に全体をひたし、
冷蔵庫などに一晩以上おき、途中で水を取り替える
取り出したらサッと水洗いする。

「乾燥かずのこ(干し数の子)」
渋味とエグ味が取れ柔らかくなります。

家事系 米のとぎ汁活用術

米のとぎ汁(米ぬか)のγグロブリンという成分が、
界面活性剤の役割を果たす

・食器洗いのつけおき洗いに

油汚れもの、カレーを食べたあとの食器や
油汚れのフライパンや鍋は米のとぎ汁につけおきしてから
流し洗うと汚れが落としやすい。
とぎ汁の界面活性剤によって油の分解がされるので
しつこい汚れでなければ洗剤を使わなくてもOK

・家中の掃除に

掃除の時にとぎ汁で雑巾がけをすると
とぎ汁に含まれる油分で
フローリングにワックス効果が!
窓枠や洗面所、お風呂掃除など家中の拭き掃除でピカピカに。

とぎ汁スプレーはその日のうちに使い切ること

米のとぎ汁をスプレーボトルなどに入れておくと便利だが、
劣化が早いのでその日のうちに。すぐ使い切ろう。

落ちにくい衣服の汚れ落とし

書道など墨汁で汚した衣服にも米のとぎ汁が効果的

新品の陶器製品をおろすときのアク抜き

新品、買ったばかりの陶器製品のアク抜きにも米のとぎ汁が良い。
土鍋、茶碗や湯のみなど、おろしたての陶器
最初に煮沸消毒やアク抜きをするが、
米のとぎ汁で煮沸をすると良い。
とぎ汁の成分でコーティング効果ありで長持ちする




おすすめしない!植物に米のとぎ汁の悲劇!

栄養分が豊富だから米ぬかは肥料にもなるので
米のとぎ汁が植物や野菜の肥料になるっては確かにあります・・・
成分的には肥料になりそうです。。。

が!

家庭の植物に米のとぎ汁はやめとけ

1合の米で、大体大さじ1杯程度のヌカが含まれると言われるが
最近の精米技術の向上でその割合は少なくなっているので

植物の栄養に効果のある肥料としての効果よりも
正直、植物に悪影響・弊害の方が多いので
室内の観葉植物やプランターに米のとぎ汁はやめといた方が無難です。

 

とぎ汁を植物にやったために
カビが発生したり
発酵したら腐る、臭くなる 悪臭
虫が湧く、虫がつく
土が固くなり、植物の根が伸びなくなり、弱って枯れる

など、どう考えても悪影響のが多そう。
まあ、きっと薄めて使うとか、量の問題もあるんでしょうけど
家庭レベルでは植物がダメになってしまう可能性の方が高いです!!

と、ここまで熱く米のとぎ汁活用法を語ってみましたが
面倒くさがりのわたしは無洗米推奨派です。

でも、米ぬかの美容系のメリットを考えると
やっぱ米とぎとかした方がいいのかなーってたまに思うのでありました。


実は自宅で無洗米が作れるこんな家庭用精米機があるんですね!!



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