【本日の名言】 「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」 by 稲盛和夫( いなもりかずお )とは 京セラ(京都セラミック株式会社)の創業者、第二電電(現・KDDI)創業者、日本航空名誉会長 の 稲盛和夫 による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?
日本を代表する実業家の一人で
著書が全世界での累計発行部数が1000万部突破(2015年)した”経営の神様”稲盛和夫 とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の参考出典は 稲盛和夫 による 『生き方 人間として一番大切なこと』『私の履歴書 経済人36』 より
「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」の言葉の意味とは?
この言葉の意味は、前例のないことに挑戦をする時には
細心(細やかな気配りをした)の計画と大胆な実行が重要であるということを表している。
楽観的に構想し、
悲観的に計画し、
楽観的に実行する
から得られる教訓としては
物事を実現し成功に結びつけるためには
まず完全なるフルカラーのイメージを強烈に心と頭に強く思うこと。
その実現のイメージを細心の注意を払い緻密な計画を煮詰めること
そして計画を実行する際には再び大胆に一気に実行すること。
この一連のプロセスによって、不可能を可能にする、夢や願望を叶えるための秘訣である。
理屈だけで物事を考えていると実現は不可能だと判断してしまいそうになっても
従来の常識にのみ基づいた判断ばかりしていると挑戦することに消極的になってしまい
挑戦に消極的になると実は実現できることすら実現できなくなってしまう。
不可能を可能にするためにはまず、頭の中で実現を可能にするためのプロセスを
事細かに何度も何度も頭の中でシミュレーションを行い、試行錯誤をすること。これが悲観的に計画するということである。
しかしその前段階に強烈に実現した状態をイメージすることも重要である、
そのイメージは白黒ではなくカラーではっきりと見えてくるまで
しっかりとイメージをのびやかに大胆に強く構想を練り、その構想を計画する段階では楽観さを排除し
今度は逆に悲観的に計画を立てること。
成功するために想定されるリスクを全て完全にあげたうえで細心の注意を払い、徹底的な計画を練る必要がある
成功するための計画は必ず実行されること。
そしてその計画を実際に実行に移す際には、再び楽観的に大胆に思い切ってためらいなく計画を行動に移すこと。
このプロセスによって不可能を可能に、必ずや夢の実現、成功に結びつけてくれるだろう
稲盛和夫のその他の名言や関連本おすすめ
□情熱とは、寝ても冷めても24時間そのことを考えている状態だ
□失敗する人は壁に行き当たった時に
体裁のいい口実を見つけて努力をやめてしまう
□努力には限度がない。
限度のない努力は本人が驚くような
偉大なことを達成させるものである
□動機善なりや、私心なかりしか
□安易な道はたいていの場合、ゴールへ導いてはくれないのです
稲盛和夫 いなもりかずお とはどんな人物?何をした人?
1932年(昭和7年1月21日) 鹿児島県 で誕生〜
京セラ(京都セラミック株式会社)の創業者、第二電電(現・KDDI)創業者、日本航空名誉会長など
稲盛和夫 に関するエピソードや人物像
社員8名で創業した京都セラミック株式会社(現・京セラ)をわずか12年で株式上場
通信事業の自由化によって京セラの資金を投入し第二電電(現・KDDI)を設立
経営の神様とも言われるほどの経営手腕を買われ
JAL日本航空の経営破綻後に時の首相からJALの再建要請を受けJALを復活再生させた
アメーバ経営と呼ばれる独自の経営管理手法や、
世の中に貢献するコトを第一に念頭においた経営理念などその『生き方』そのものが世界的に評価され尊敬を集めている。