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【本日の名言】助け合う兄弟は堅固な城のようだ by 旧約聖書 の意味・解釈・教訓とは?

【本日の名言】「助け合う兄弟は堅固な城のようだ」とは『旧約聖書』より箴言(しんげん)第18章の19にある言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?この文章には少し続きがあるので、続きと合わせての教訓と『旧約聖書』とはどんなものなのかを簡単に解説




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【本日の名言】「助け合う兄弟は堅固な城のようだ」の意味・解釈・教訓とは?

この言葉の出典は
『旧約聖書』より箴言(しんげん)第18章の19の口語訳からであり

助け合う兄弟は堅固な城のようだ

  堅固(読み方:『けんご』けんこではなく『ケンゴ』と読む)

この意味としては
お互いに相手を助け合う兄弟
堅固な(しっかりとしており壊れにくい)城のよう
どこからどのように攻められても落ちないものだ

この言葉(旧約聖書 箴言18:19)には続きがある。

助け合う兄弟はが堅固な城のようだ
しかし、争いはやぐらの貫の木のようだ

貫の木(かんのき)=閂(かんぬき)のこと。
(観音開きの門戸を内側から動かないように締め切るための横木のこと。)

(かんぬき)とは左右の扉もしくは扉と枠の双方に跨る様に通す事で建具を開かない様にするための棒状の金物や木材などの部材。「 関木(かんぎ)」「貫木(かんのき)」「関の木」とも言う。

閂かんぬき

出典:Wikipedia

旧約聖書は訳によって表現が異なっているので別の表現だと

 一度背かれれば、兄弟は砦のように、
諍い(いさかい)をすれば城の閂(かんぬき)のようになる

新改訳版

 反抗する兄弟は堅固な城より近寄りにくい
 敵意は宮殿のかんぬきのようだ

要するに、お互いを助け合い協力し合う兄弟はしっかりと固く守られた城や要塞のように外部から敵に攻められてもなかなか落ちにくいものだが
反面、その兄弟が諍いや、敵意を互いに持ち争い出してしまうと、そのことで城が一気にだめになってしまうこともある。

兄弟が協力し合えば堅固な守りとなるが、一度対立したり関係がこじれてしてしまうと和解することが難しいことを戒めている教訓だろう。

旧約聖書とはなに?どんなことが書かれているの?

日本語で『旧約聖書』『旧約全書』
英語では『The Old Testament」
ラテン語『Vetus Testamentum』Testamentumは契約と言う意味で、つまりは神と人類との約束を意味する。

元々はヘブライ語で書かれたユダヤ教の聖典である。(正式名『律法、預言書と諸書』)
これをキリスト教会が受け継ぎ(キリストの出現を預言する書として取り入れた)、
新約聖書と区別して呼んだのが『旧約聖書』である。

内容は神話、古代イスラエル史、律法(←戒律のこと)、詩篇、預言書、知恵文学など

by 旧約聖書より」

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