
【本日の名言】「あまりに長すぎる休息はかえって苦痛である」とは古代ギリシャの詩人・ ホメロスによる長編叙事詩『オディッセイア』に登場する言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?ホメロスってどんな人物?実在したのか?などについて
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目次
「あまりに長すぎる休息はかえって苦痛である」の意味・解釈・教訓とは?
「あまり永すぎる休息は苦痛なり」
という言葉の出典は古代ギリシャの詩人ホメロス(ホメーロス)による
古代ギリシャ長編叙事詩『オデッセイア』(オデュッセイア)より
意味は文字通りであある
休息(休憩)を長く取りすぎると、余計につらく苦しくなるもの。
マラソンや長距離走の時などもそうだが、休めば休むほど余計にあとで苦しくなるもの
寝すぎると余計に体がだるく眠いのもしかりだろう。
活動を休止したり途中で中断すると余計再開したあとに苦しくなる。
スイスの哲学者・ヒルティもこう言っている
「多すぎる休息は少なすぎる休息と同じく疲労させる」
スコットランドの詩人・小説家ウォルター・スコットはこういう
「休息が長すぎるとカビが生える」
イギリス・フランスの哲学者ヴォルテールはこういう
「休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である」
キビキビと活動的になるのも、ダラダラとすごすのも時には必要だが何事もバランスが大事。
ホメロスのその他の名言
- 「最悪の暴君は蜂起する群衆である」(『イリアス』)
- 「多くを欲するものは常に多くを必要とする」(『オデュッセイア』)
- 「放浪の人生ほど人間にとって悪いものはない」
- 「友のために死ぬことはさほど大きな困難ではない。そのための死ぬ価値があるほどの友をみつけるよりは。」
オデュッセイア(Odysseia)とは何?どんな物語?
『イリアス』とともに、ホメロス作と伝えられている
古代ギリシャの長編英雄叙事詩。24巻(1万2110行より構成)
オデュッセイアのあらすじとは?
- トロイア戦争(ギリシア軍のトロイ攻略)終結後、故郷を目指す帰国物語の一つ。
- 主人公:知将オデュッセウスの10年間の漂泊(さまよい歩き)の記録と
- 不在中に主人公の妃ペネロペ(ペネーロペ/ペネロペイア)に求婚した男たちへの復讐
主人公である英雄オデュッセウスが凱旋帰国の帰途で、海の神の怒りにふれ、船を地中海各地に押し流され多くの困難や冒険の旅をする10年間の話と、20年ぶりの故郷にようやく戻ると息子テーレマコスから、留守中の妻ペネロペに求婚してきた無頼漢たちによって
オデュッセウス家の財産が食いつぶされていることを知り、オデュッセウスは報復のため、浮浪者に変装して求婚者どもの元へ乗り込み撃退し、妻ペネロペに再会を遂げ、イタカの王の地位を取り戻すまでのストーリーが長編叙事詩として語られるのが『オデュッセイア』である。
謎多き作者 ホメロス(ホメーロス)とはどんな人物?
ホメーロス(古代ギリシャ語: Ὅμηρος Hómēros、ラテン語: Homerus、英語: Homer)
ホーマー、ホメール、ホメロス

出典:wikipedia
ギリシャの詩人 生年没年不明
紀元前8世紀末頃のアオイドス(吟遊詩人)
ホメロス(ホメーロス)はヨーロッパ最古の詩人とされる。
『イリアス』『オデュッセイア』の2大古代ギリシャの長編叙事詩の作者といわれている。
紀元前8世紀頃に生まれたホメロスは吟遊詩人(アオイドス)としてギリシア諸国を遍歴したとされるが
ホメロス自身の経歴などは未詳。一切不明であり、実在したのかすら疑われている説もある。
また『イリアス』『オデュッセイア』はホメロスが作者というのには諸説あり、いまだに未解明である。
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