【本日の名言】「彼も人なり われも人なり」(予=われ、是=われ)とは中国中唐の文学者・思想家:韓愈(かんゆ)が残した言葉で、故事成語、ことわざとなっているが、その意味・解釈・教訓とは?韓愈とはどんな人物で何をした人?
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目次
「彼も人なり われも人なり」とはどんな意味?解釈は教訓は?
『彼も人なり 予(われ・吾)も人なり』 の意味・解釈・教訓は?
(彼も人なり 是(これ、私)も人なり)
出典は中国・唐の思想家 韓愈(かんゆ)『原毀』より
「彼も我(自分自身)も同じ人間である
人にできて自分にできないはずはない」
という 故事成語、ことわざ
人にできることは自分にもできる。
できないはずはないのだから努力をするべきであることを教訓とする言葉。
解釈としては、偉い人(偉人・賢人)であったり、上司や上役、自分より目上の人であっても
彼(その人)も人間、私たちも人間、自分と同じ人間なのだから
萎縮することはない、努力をすれば同じことができないはずがないので努力をするべきだという教え
韓愈(かんゆ)ってどんな人物?
韓愈(読み方:かんゆ)英語表記:Han Yu
字(あざな)は 退之(たいし) 諡(おくりな):韓文公
別名:韓昌黎、昌黎先生(しょうれいせんせい)
768年誕生〜824年没(享年55歳)
中国・中唐の時代の文学者・思想家・政治家・唐宋八家(八大家)の一人
南陽(河南省)生まれの人
792年に進士(科挙のひとつ)に及第(合格)するが
すぐには官途(官吏の職・現在でいうところの国家公務員)にはつかず、国試監四門博士となり
嶺南地方(広東省)に左遷されるなどをしながらも様々な役職を歴任し、退官した。
儒教を尊び、儒教中心主義、特に孟子の功を賞賛し仏教、道教を激しく攻撃した。
柳宗元とともに儒教精神を表現すべき古文の復興を唱えた
詩は白居易(はくきょい)の平易な作風に反発し、李白(りはく)と杜甫(とほ)を尊敬、
自由な表現を重んじつ文体改革を提唱した。
著作『昌黎先生集』など
韓愈(かんゆ)に関連する書籍
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唐宋八大家(とうそうはちたいか/とうそうはちだいか)とは中国唐代から宋代にかけての八人の文人をさす名数。
唐の韓愈、柳宗元、宋の欧陽脩、蘇洵、蘇軾、蘇轍、曾鞏、王安石の八人を指す
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