【本日の名言】けっして誤ることのないのは何事もなさない者ばかりである by ロマン・ロランとはどんな人?意味は?

けっして誤ることのない人は何もしない人

【本日の名言】「けっして誤ることのないのは何事もなさない者ばかりである」という言葉を残したのはフランスの作家・思想家 ロマン・ロランによる長編小説『ジャン・クリストフ』に登場するセリフだが、その意味とは?この言葉の解釈・教訓とは?またロマン・ロランとはどんな人物?『ジャン・クリストフ』とはどういうお話なのか?




「けっして誤ることのないのは何事もなさない者ばかりである」の意味・解釈・教訓とは?

けっして誤(あやま)ることのないのは、何事もなさないものばかりであるとは

何もしないのであれば、誤り(ミス・失敗・あやまち)もしないのは当たり前である。
実際に行動をおこせば誤ることもあるだろうが
しかし、なにもなさず、何も行動せずにいるよりかはずっとましだろう
それは、変化をもとめ、何かをよくしようとするための行いなのだから

いかなる行動も、実行にうつせば失敗というものはつきもの
失敗を恐れるあまり何も行動しないような人間よりは
たとえ失敗をしたとしても行動に移せる、実際に動けるようでなければ
進歩や改革することはできない
だろう

まず行動することこそが人生である。
ミスを恐れて何もしないのであれば、たしかに、失敗することもないが
何もしないということは成功することもないだろう。

打算をせずに行動したり、失敗することがわかっているのにあえて行動することが必要な時だってある
そうして実行することこそが成功への第一歩であろう。

この「けっして誤ることのないのは、何事もなさないものばかりである」の出典は
フランスの作家・思想家ロマン・ロランの著書『ジャン・クリストフ』に登場するセリフである。

『ジャン・クリストフ』とはどんな話?

『ジャン・クリストフ』とはフランスのロマン・ロランによる長編(大河)小説(1904年〜1912年にかけて執筆された作品)
全10巻にも及ぶ超大作で全世界的にも大反響を得た小説であり、著者のロマン・ロランはこの作品でノーベル文学賞を受賞した。

ベートーヴェンを原型(モデル)にしたといわれる
天才的音楽家・作曲家「ジャン・クリストフ・クラフト」という架空の人物の一生を通して
ジャン・クリストフの魂とその成長を描いた教養小説。また文明批評の書である。

『ジャン・クリストフ』で描かれている内容とは

真の芸術は生命から生まれ、夢や幻想を糧にするのではなく
芸術家が魂の平静を得るために乗り越えるべき苦痛や失敗を糧にして成長していくものであるとする教養小説的側面
と同時に普仏戦争(プロシアとフランスの戦争)〜第一次世界大戦直前のヨーロッパ諸国における
芸術や文明、道徳などを痛烈に批判した社会小説ともいえる内容である。

主役の音楽家ジャンクリストフを始め、クリストフ3代にわたって、100人以上もの登場人物が出てくる。
当時の西欧における社会の構図、文明社会そのものを描き出し、そして批判している。

ロマン・ロランによるその他の名言

  • 「いつまでも続く不幸というものはない、じっと我慢するか勇気を出して追い払うかのいずれかである。」
  • 「魂の致命的な敵は毎日の消耗である」
  • 「英雄とは自分のできることをした人、ところが凡人はそのできることをしないでできもしないことを望んでばかりいる」
  • 「幸福とは自分の分を知り、それを愛することである」
  • 「ピラミッドは頂上から作ることはできない」




ロマン・ロランとはどんな人物?

Romain Rolland(ロマン・ロラン)とは
フランスの小説家・劇作家・評論家・思想家・人道主義者・ノーベル文学賞受賞者

ロマンロランの肖像写真

出典:Wikipedia

1866年誕生〜1944年没(享年77歳)

ロマン・ロランは人道主義者、平和主義・反ファシズムをかがげ、国際平和運動の先頭にたった。
長編小説『ジャン・クリストフ』『魅せられた魂』などでフランス革命劇についてを描き出した人物である。

フランスの高等師範学校では哲学歴史を学び、文学・美術・音楽にも没頭しや、
卒業後はパリ大学で音楽史を教えつつ文筆活動に入る。

初めは戯曲『ダントン』などの革命劇を書いた
『民衆演劇論』では演劇は力と光明を与える娯楽とした。

1903年33歳の頃に発表した
『ベートーヴェンの生涯』『ミケランジェロの生涯』などで魂の英雄主義をかかげた。

1910年、ロマン・ロラン44歳の時にレジオンドヌール勲章(フランスの最高勲章)を受章する

1904年〜1912年に執筆し、発表した『ジャン・クリストフ』でフランス最古のアカデミーである
アカデミー・フランセーズ文学大賞を受賞し、作家としての地位を確立した。

反ファシズム、反戦主義の立場を明確にし、ソビエト社会主義に傾倒した。
インドの思想にも共感し『ガンディ』や『ヒンドゥー教研究書』も書いた

ロランが50歳の時に著作『ジャン・クリストフ』によって
1915年のノーベル文学賞を受賞した。(フランス人としては三人目の受賞者となった)
受賞理由はロランの
「文学活動における高尚な理想主義、人類の異なるタイプを描写した思いやりと真の慈愛に敬意を表して」
である。

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