【本日の名言】 己の実力が不十分であることを知ることが己の実力を充実させる by アウグスティヌス の意味・解釈・教訓とは?

己の実力が不十分であることを知ることが己の実力を充実させるbyアウグスティス

【本日の名言】「己の実力が不十分であることを知ることが己の実力を充実させる」by アウグスティヌス とは 初期キリスト教の教父 の アウグスティヌス による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?古代キリスト教の神学者、哲学者、説教者・ヒッポのアウグスティヌスことアウレリウス・アウグスティヌス(ラテン語: Aurelius Augustinus)とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介



【本日の名言】「己の実力が不十分であることを知ることが己の実力を充実させる」の意味・解釈・教訓とは?

この言葉は 西方キリスト教会最大の教父・聖人・司教、アウレリウス・アウグスティヌス による名言である。

「己の実力が不十分であることを知ることが己の実力を充実させる」の言葉の意味とは?


己の実力が不十分であることを知ることが己の実力を充実させる

『実力』とは、実際の力量、本当の力、実際に持っている力量・能力
『充実』とは、必要なものが十分に備わっていること。内容・実質が豊かで満ち足りていること。内容、中身が満ちて豊富なこと。
『不十分』とは、十分でないこと、足りないところのあること。不充分。足りないところがあって満足できないこと

己(おのれ)の実力、我が実力、自分の実力が不十分であることを知ることこそ
それこそが自分の実力を充実させる

己の実力が不十分であることを知ることが己の実力を充実させるから得られる教訓としては?

自分の実力が不十分であることを自覚する
自分はまだまだ十分ではない、足りない部分、足りないところがあって満足できないとうことを自分自身が自覚することで、その不十分なところを補うために成長努力をするのだ。

自分が十分な実力の持ち主だ、自分は完璧人間だと自分に満足している人間はそれ以上の成長意欲は湧かないだろう。
人が成長するのは、自分に不足があると思う、謙虚な気持ちがあるから努力をするのだ。
努力、向上を願う心を持つ精神だけが実力を充実させる。すなわち実力が向上していくのだろう。

逆に言えば、自分はもう十分な実力があると思えば、人間はそこに慢心がうまれ、それ以上の成長や伸びは止まってしまう。
まずは実力不足を自覚することが実力の向上につながるのだ。

アウグスティヌス のその他の名言や関連本おすすめ

嫉妬せざるものには恋愛しえず

葬式は死者に対するつとめというよりは、
生者に対する慰めである

信仰は目に見えぬものを信ずることである。
そして信仰の報酬は、信ずるものを見ることのできることである

習慣は第二の天性なり

正しくない法は法ではない

『告白 I』ローマ帝国末期のキリスト教最大の教父、アウグスティヌス(三五四‐四三〇)。幼少年期の過ちと怠惰、青年期の放埒を赤裸々に告白し、信仰に生きるに至るまでの半生を綴る。己れの弱さと原罪の自覚。虚栄を喜ぶ一方で、不安に苛まれる魂が光を見出す記録は人々の心を捉え続けた。古典的名著を歴史的名訳で送る。第一巻から第六巻まで。

『アウグスティヌス――「心」の哲学者』「西欧の父」アウグスティヌス(三五四‐四三〇)。『告白』『神の国』などの著作をはじめ、永遠なる神を前にして人間の「心」を深く見つめるその思索は、自由意志の問題、悪の原因について、さらには時間論にまで及ぶ。激動のローマ帝国末期、哲学と信仰を架橋し、知の探究をとおしてキリスト教の道を歩んだ生涯を描く。

『アウグスティヌス『神の国』を読む―その構想と神学』二つの愛が二つの国を造った。古代教会最大の思想家アウグスティヌスの畢生の大作であり、その後のヨーロッパ思想の歴史観・国家観に多大な影響を及ぼした『神の国』。その全貌と神学を俯瞰する格好の入門書。

アウレリウス・アウグスティヌスとはどんな人物?何をした人?

アウレリウス・アウグスティヌス
(ラテン語: Aurelius Augustinus)

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アウグスティヌス

出典:Wikipedia

354年北アフリカ・タガステ(今のアルジェリア、スーク・アフラース)で誕生
〜 430年北アフリカ・ヒッポにて没

初期キリスト教の教父・古代キリスト教の神学者・聖人・司教
哲学者、説教者・ヒッポのアウグスティヌス・西方キリスト教会最大の教父

アウレリウス・アウグスティヌス に関するエピソードや人物像

西暦354年、北アフリカのタガステに生まれ、カルタゴで修辞学を修め放縦生活を送り、マニ教を信じた。
当時を回想して「私は肉欲に支配され荒れ狂い、まったくその欲望のままになっていた」と『告白』で述べている。

プロティノス研究によってキリスト教に改宗し、391年にヒッポ・レギウスに司祭となる。
396年に司教となる。

アウグスティヌスの著書『告白』は古代自伝文学の最高傑作といわれ、第11巻におさめられた《時間論》《三位一体論》《自由意志論》はともに正教教義の確立に大いに寄与した。

『神の国』はキリスト教史上最初の歴史哲学の試みで政治思想上の重要作である。

430年、ヒッポ・レギウスで死去。




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