【本日の名言】 いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である by セネカ の意味・解釈・教訓とは?

いかに長く生きたかではなくいかによく生きたかが問題である。byセネカ

【本日の名言】「いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である」by セネカとは ローマの哲学者・皇帝ネロの師、執政官・劇作家・政治家 の セネカ による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?暴君の代名詞ともなった皇帝ネロの師でもあったローマのストア派の哲人で最後はネロ帝の命のよって自殺に追い込まれたセネカ とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介




【本日の名言】「いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である」の意味・解釈・教訓とは?

この言葉は古代ローマの哲学者・セネカ による名言である

『生の短さについて 他2篇』
生は浪費すれば短いが、活用すれば十分に長いと説く『生の短さについて』。心の平静を得るためにはどうすればよいかを説く『心の平静について』。快楽ではなく、徳こそが善であり、幸福のための最も重要な条件だと説く『幸福な生について』。実践を重んじるセネカ(前4頃‐後65)の倫理学の特徴がよく出ている代表作3篇を収録。新訳。

「いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である」の言葉の意味とは?

いかに長く生きたかではなく
いかに良く生きたかが問題である

長寿、長命、ただただ長生きしたから偉いわけではない
長く生きていても中身のない人生を送るのはいかがなものか。
生きた長さ、生きた時間の多さは重要ではなく、大事なのは人生をどう生きたかどう充実した人生を、満足できた人生を、「いかによく生きたか」人生の質が問題であるということだろう。

いかに長く生きたかではなく
いかに良く生きたかが問題である

から得られる教訓としては??

健康食品ブーム、ガンを寄せ付けない菌だの食べ物だのと、テレビ番組では健康や長寿をうたった番組が高視聴率を取っているらしい、新聞のお悔やみ欄を見れば、80代、90代で亡くなる人が多い、人生100年時代と言われている昨今。

ただ長く生きられたからよく生きた人生だとは一概には言えないだろう
ただ、人に尊敬され立派なことや偉大なことを成し遂げた人だけが良い人生だとも言えないだろう。

どんなに些細であろうと平凡であろうとも、大金を稼げなくとも、自分自身に誠実に、自分の人生の生き方を考え、目標や目的に向かって小さくでもコツコツと努力を重ね、たとえ目的に達せなかったとしても、悔いのない人生を送れたのであればそれは「よく生きた」と言えるのではないだろうか。

君が長生きするかどうかは運命にかかっている
しかし、
充実して生きるかどうかは君の魂次第だ(by セネカ)

セネカ のその他の名言や関連本おすすめ

もし君が人に愛されたいと思うなら
まず君が人を愛さなければならない

難しいからやろうとしないのではない
やろうとしないから難しくなるのだ。

あなたが生きていればいるほど、
どうやって生きていくのか学び続けるんだ

粗暴は弱さの一つのしるしである

全ての残忍性は臆病から生まれる

『怒りについて 他二篇』ネロー帝に仕える宮廷の生と自決の死―帝国の繁栄と矛盾の中で運命の変転を体現したローマの哲学者セネカ(前4頃‐後65)。絶対権力を念頭に、怒りという破壊的な情念の分析と治療法を逆説的修辞で論じる『怒りについて』。苦難の運命と現実社会の軋轢への覚悟、真の幸福を説く『摂理について』『賢者の恒心について』を併録。新訳。

『人生の短さについて』あなたがせわしなく過ごすうちに、人生は急ぎ足で去っていくのですよ。寸鉄のような警句が胸に刺さる、ローマの哲人、セネカの手になる古典的人生論。セネカは、二千年前の古代ローマ帝国を生きた思想家です。ストア派の哲学者にして詩人・劇作家でありながら、政治の世界にもかかわって皇帝ネロの教育係を務め、最期はその教え子に自死を命じられるという、波瀾万丈の生涯でした。多くの哲学書簡やエッセイを残しています。本書「人生の短さについて」は時間の大切さがテーマです。人生は短いと嘆く人間は多いが、それは、その人が短くしているからだ、とセネカは言います。無意味なことにかまけていると、人生などあっという間に過ぎ去ってしまう、自分自身と向き合おうともしないで、年老いてから、まっとうな生き方をしようとしても手遅れなのだ、と。多忙なあまり自己を見失っている現代の私たちが、胸に刻むべき警句に溢れています。本書では、現代の日本人がすんなりと読み通せる新訳


『セネカ 道徳書簡集―倫理の手紙集』
本書は、現存する124通の手紙を収める。セネカ最晩年の作とされ、すべて年下の親友ルキリウス宛てに書かれている。多事多難の生涯にわたって長年体験し考え続けてきた思想を、平易に、簡潔に、それでいて俗には堕さず、学問的色彩も失わずに説いている。

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ルキウス・アンナエウス・セネカネカとはどんな人物?何をした人?

ルキウス・アンナエウス・セネカ
(ラテン語: Lucius Annaeus Seneca)
(ルシウス・セネカとも)

セネカの像

出典:Wikipedia

紀元前BC4年頃 コルドバ で誕生〜
紀元後(AD)65年 ローマにて没(自殺)

ローマの哲学者・皇帝ネロの師、執政官・劇作家・政治家

セネカ に関するエピソードや人物像

大セネカの息子として生まれる。10歳代で 両親・家族と共にローマへ移る
ローマでストア派のアッタルスに学ぶ。弁護士として成功する
20年頃 – 大病を患い、その治療のためにアエギュプトゥスへ向かう。31年まで滞在。
50年 – プラエトルに選出。ネロの家庭教師となる

ローマ皇帝ネロとは『暴君』の代名詞となる人物。のちに母、妻など次々と暗殺し、ローマの大火も彼の差し金と言われているなど暴虐の限りを尽くしたとされる

皇帝ネロの師で執政官という地位にあり、権勢を誇り一時は巨万の富を得たが
62年 – ブッルス死去。クラウディア・オクタウィア自殺。セネカも政界を事実上引退

65年 – ピソ事件(ピーソの謀反への加担)への関与容疑を受け、ネロはセネカに自殺を命じた
タキトゥスによると、セネカは始めにドクニンジンを飲んだが死に切れなかったため、風呂場で静脈を切って死に至ったされる。
セネカは最期に以下のように語ったとされる。

ネロの残忍な性格であれば、
弟を殺し、母を殺し、妻を自殺に追い込めば、
あとは師を殺害する以外に何も残っていない

セネカの遺した9編の悲劇と随筆や書簡集などが現存する。




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