【本日の名言】 家はなかに住むために建てるのであって外から見るためではない by ベーコン の意味・解釈・教訓とは?

家は中に住むために立てるのであって外からみるためではない

【本日の名言】「家はなかに住むために建てるのであって外から見るためではない」by ベーコン とは イギリスの哲学者・政治家・近代イギリス経験論の創始者フランシス・ ベーコン による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?科学的方法と経験論との先駆者ベーコン とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介




【本日の名言】「家はなかに住むために建てるのであって外から見るためではない」の意味・解釈・教訓とは?

この言葉の参考出典はイギリスの哲学者フランシス・ベーコン による『随筆集』からの名言である。

「家はなかに住むために建てるのであって外から見るためではない」の言葉の意味とは?

家はなかに住むために建てるのであって外から見るためではない

本来は家はその中で自分、家族が快適に生活できればよい
人に見せるために家を建てるわけではないはずである。

しかし、家の外見を豊かにするために余計な金をかける人々は少なからずいるだろう。

家はなかに住むために建てるのであって外から見るためではない
から得られる教訓としては??

確かに、家を建てる時に、外見、外装にばかり手をかけ、金をかけてしまったばっかりに、中身、内装にまで手が回らず、資金が足りずに外装はいいんだけど、住んでみるとどうも不便だったりする住居ははっきり言って本末転倒であろう。
家は本来、外から眺めるものではない。中に住むために建てるのだ。当然である。

ベーコンによるこの名言は『家』にたとえているが、これは家作り、家を新築する時だけの提言ではないだろう。
人間の生き方も同様にそうである。
外見、見た目にばかり金をかけてはいるが、随分豪華なもので着飾っていても中身はスカスカである人物は周囲にいないだろうか?または自分自身がそうはなっていないだろうか?

内面(中身)と外面(見た目)どちらが大事なのだろうか?
物事の本質はなんだろうか?
中身が充実すればそれが外見にも現れるものである。

ベーコン その他の名言や関連本おすすめ

知識は力なり
「(ラテン語)scientia est potentia
英語では「knowledge is power

『ニュー・アトランティス』航海記に模したユートピア物語.孤島「ベンサレムの国」の歴史,外交政策,社会体制を伝え,学問研究所「サロモンの家」の構想を語る.科学技術の進歩の夢と予言に満ちた本書は,政治不信の現代への警世の書としても読める.プラトン,モアの流れを汲む,ベーコン(1561―1626)未完の遺稿.ローリー著ベーコン伝を付す


『ベーコン 随筆集』スコラ哲学流の演繹法を現実に即して帰納法に大転換した近代イギリス知の成果。経験論の源流。

ベーコンとはどんな人物?何をした人?

 Francis Bacon
初代セント・オールバン(ズ)子爵フランシス・ベーコン
(英語:Francis Bacon, 1st Viscount St Alban(s))

ベーコンの肖像

出典:WIkipedia

1561年ロンドンで誕生〜 1626年ハイゲートにて没(享年65歳)
イギリスの哲学者・政治家・近代イギリス経験論の創始者

ベーコン に関するエピソードや人物像

ケンブリッジ大学に学んだのち、パリに渡ったが父の死後帰国する
国会議員などの政治活動に入る。

1621年汚職の為に公職を退き、その後は著述活動に専念した。

ベーコンはアリストテレスの『オルガノン』に代わる新しいオルガノンを著し、それは経験的方法を重視するものであった。

『弁論術』アリストテレスは弁論術を「どんな場合でもそのそれぞれについて可能な説得の方法を見つけ出す能力」と定義、プラトンが経験による〈慣れ〉にすぎないとした従来の弁論術も、その成功の原因を観察し方法化することによって〈技術〉として成立させ得ると主張する。後世の弁論術、修辞学に大きな影響を与えたギリシア弁論術の精華。

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