【本日の名言】脱皮できない蛇は滅びる by ニーチェ の意味・解釈・教訓とは?

脱皮できない蛇は滅びる

【本日の名言】「脱皮できない蛇は滅びる」 by ニーチェ とは ドイツの哲学者・古典文献学者・実存主義の代表的思想家 の フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?ニーチェの哲学に影響を受けた偉大な人物は枚挙にいとま無いがフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介




【本日の名言】「脱皮できない蛇は滅びる」 の意味・解釈・教訓とは?

この言葉の参考出典は ニーチェ による 『曙光』より

『曙光』(読み:しょこう)とは夜明けにさす太陽の光のこと。

「脱皮できない蛇は滅びる」 の言葉の意味とは?

脱皮できない蛇は滅びる

意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことで
精神であることをやめる

「脱皮(だっぴ)」とはカエルやヘビなど爬虫類や昆虫類、節足動物などが成長するにつれて古い皮(殻など)を脱ぎ捨てること
新しい皮は古い皮の下に準備されている。

「脱皮」と聞くと何を思い出すだろう?このニーチェの名言で出されているのはヘビだが、蝶やセミなんかもよく抜け殻が道に落ちていることもあって身近だろう。脱皮する生き物はなぜ脱皮するのだろうか?脱皮することによって成長していくのだ。

蝶々(チョウチョ)の場合、卵から幼虫となり幼虫は脱皮を繰り返して蛹(サナギ)となりサナギから脱皮してやがてようやく蝶になるわけだが、サナギにもなれなかったものはチョウチョにはなれずに死んでいく。

脱皮する動物にとって脱皮は命がけである。脱皮するためには多大なエネルギーを要するし、脱皮している間に敵に襲われるリスクもある。そして脱皮に失敗することは死に直結する。

脱皮できない蛇は滅びるから得られる教訓は?

脱皮する生物ではない人間に置き換えると、脱皮とは進歩、発展のために古い考えや古い習慣を脱して先に進むこと

脱皮できないということは、古い考え方・慣習・古い人間関係などにしばられてそれを捨て去ることができない人は成長が止まってしまう、古い皮をかぶったままではそこからの成長はない。

同じことをやり続けることは確かに慣れているし楽だろう。
今までのものを捨てるのは勿体無いような気もする・・・それもわかる。

既存の価値観や古い同じ考えをいつまでも捨てられず、また、それを捨てることを妨げられるということは
成長を止められてしまうことと同じで、進歩が止まってしまう。

既存のものを捨て、進歩した新しい意見や考え方を持つことは
誰かにそれを邪魔されるかもしれない、新しいものを受け入れてもらえないかもしれない
脱皮するということは新たに生まれ変わるようなもの、それはエネルギーを要することかもしれないが、それができないと成長はない。

成長するため、さらなる発展、進歩していくためには、恐怖心を取りはらい、脱皮していくことが必要不可欠である。

ニーチェ のその他の名言や関連本おすすめ

生きることは苦しむことであり、
くじけずに生き残ることは、
その苦しみに何らかの意味を見いだすことである。

事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。

信念は、真実にとって嘘よりも危険な敵である。

信仰――
それは真理を知ろうとしないこと

敵に対抗する最も良い策は
別の敵を用意することだ。

『ニーチェー彼の〈哲学すること〉の理解への導き』後世における数々の誤解に抗し、うわべの姿を払拭してその哲学の内実を浮かび上がらせる、大著の新訳。限界と根源へと突き進んだ人間存在そのものの一つの運命がここにひもとかれる。

『超訳 ニーチェの言葉』あなたの知らなかったニーチェ。今に響く孤高の哲人の教え。

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フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ とはどんな人物?何をした人?

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
(ドイツ語: Friedrich Wilhelm Nietzsche)

ニーチェの顔

出典:Wikioedia

1844年ドイツ連邦プロイセン王国で誕生〜
1900年 ドイツ帝国ヴァイマル(ワイマール)にて没(享年55歳)

ドイツの哲学者・古典文献学者・実存主義の代表的思想家

ニーチェ に関するエピソードや人物像

1844年にプロセイン王国領ザクセンに牧師の子として生まれた。
ボン、ライプツィヒ両大学に学び、ワーグナーとショーペンハウアーに傾倒した。

若干24歳でスイス・バーゼル大学の古典文献学の教授となる。1872年に処女作『悲劇の誕生』を発表。
1879年に大学を辞し、十年にも及ぶ漂白の中で執筆活動を続ける

1889年に精神が崩壊、精神病が昂じて1900年にワイマールに没した。

ヨーロッパ思想への痛烈な批判、キリスト教や近代の所産としての民主主義を弱者の道徳として批判し、超人、永劫回帰、力への意志など、その鋭く独自の思想により、ハイデッガーをはじめとする二十世紀の哲学思想に大きな影響を与えた。

ニーチェの代表作に『ツァラトゥストラはかく語りき』(1883~1885)、『善悪の彼岸』(1886)、『人間的な、あまりに人間的な』(1878)、『ショーペンハウアー』(1874)などがある。




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