【本日の名言】 「健康な人は自分の健康に気が付かない 病人だけが健康を知っている」 by カーライル とは イギリスの歴史家・思想家 の カーライル による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?
カーライル とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 「健康な人は自分の健康に気が付かない 病人だけが健康を知っている」 の意味・解釈・教訓とは?
この言葉は イギリスの歴史家・思想家 の カーライル による 名言である。
「健康な人は自分の健康に気が付かない 病人だけが健康を知っている」 の言葉の意味とは?
健康な人は自分の健康に気が付かない
病人だけが健康を知っている
から得られる教訓としては
健康とは何か、健康の本当の素晴らしさを知っているのは病人だけである。
「健康」とは身体に悪いところがなく心身がすこやかなこと、その状態、元気。
心身ともに健康な人は健康であることに慣れてしまうものである。健康のありがたさを忘れてしまうのだ。
健康が維持できてているのは本当に幸せなことであるということには健康な時にはなかなか気づくことができない。
病気になって初めて気がつくのだ。ああ、ああやって普通に生活ができていたのは健康があったからこそなんだ。普通だ、日常だ、と思って普段流していることが、全て健康の上に成り立っていたことに病気になるなど体調を崩した時にようやく気づくのだ。
高齢化社会、長寿社会と言われて久しい今日この頃だが、健康寿命がどうのこうのテレビやラジオでよく聞くが、ほんとうに健康だけはお金を積んでも手に入れられないものだ。
普段は仕事がだるいだの疲れただのと言っていても、会社に通勤できることも仕事ができるということも健康があるがゆえにできることでる。
病気になってから後悔しても遅いのだということを日頃から意識して、健康を維持できるように心がけていたいものだ。
健康というものは本当に価値のあるものである。
トーマス・カーライル のその他の名言や関連本おすすめ
雄弁は銀 沈黙は金
失敗の最たるのは失敗したことを自覚しないことである
一生の仕事を見出した人には他の幸福など必要ない
全ての偉業は最初は不可能だと言われていた
真理は喝采では作れない
是非は投票では決められない
歴史は噂を蒸留したものである
『カーライル選集 1 衣服の哲学』ドイツの大学教授トイフェルスドレックの書いた「衣服の哲学」の草稿を贈られたイギリスの編者(カーライル自身)が苦心して編纂整理するという内容。われわれの肉体は精神を包む衣服である喝破する。
『カーライル (コンパクト評伝シリーズ)』ヴィクトリア朝期に大きな影響力をもった思想家トマス・カーライル。彼がその時代において果した役割と、なぜ時代の進展から取り残され孤立せざるをえなかったかに焦点をおいて書かれた、彼の生涯と思想。
トーマス・カーライル とはどんな人物?何をした人?
トーマス・カーライル
(Thomas Carlyle)
1795年アナンデール、エクルフェカンで誕生〜
1881年ロンドンで没(享年85歳)
イギリスの歴史家・思想家・著述家
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カーライル に関するエピソードや人物像
トマス・カーライルはスコットランドの厳格な石工職人の息子として生まれたが、そこから身を起こし、牧師になるつもりでエディンバラ大学にて学んだが牧師にはならず、学校の教師を経て、法律を学ぶも、弁護士にもならず文筆業をなりわいとした。
ドイツ文学を研究、ゲーテに傾倒した。
宗教的会議や産業主義がもたらす社会問題に悩むもドイツ哲学の影響によって煩悶から抜け出した。
そしてついに超越論的観念論にたどりついた。
カーライルのその言論に対して欧米でのファンは多く、日本でも、夏目漱石、内村鑑三、新渡戸稲造などにも影響を与えたことで有名である。
「時間も空間も人間が身に着けた衣裳:感覚の一つに過ぎない」とした『衣服の哲学』や、「世界の歴史は英雄の歴史である」という立場から、歴史に影響を与えた「英雄」としての予言者、詩人、高僧、文士、また王者について論じた『英雄と英雄崇拝』は、ともに彼の代表作である。