【本日の名言】「理想はわれわれ自身のうちにある」 by カーライル とは イギリスの歴史家・思想家・作家・著述家のトーマス・カーライル による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは？石工の息子として生まれるも学問を修め、ゲーテに傾倒したカーライル とはどんな人物？そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 理想はわれわれ自身のうちにある の意味・解釈・教訓とは？
この言葉は トーマス・カーライル による名言である。
理想はわれわれ自身のうちにある の言葉の意味とは？
理想とは？
＝考えうる最も素晴らしい状態。最高目標
未だ現実には存在しないが、実現可能なものとしての目的
行動の起動力。行動の原動力ともなるもの
理想はわれわれ自身の中にある
この名言には続きの文章があるのでそれも併せて考えてみる
後に続く文がこちら↓
同時に、
理想の達成を阻むもろもろの障害もまた我々自身の中にある。
「理想はわれわれ自身のうちにある」 から得られる教訓としては
理想、そしてその理想の前に立ちはばかる壁もまた自分自身の中にある、自分で作り出しているのだ。
すなわち、自分自身の中には実現可能な最高目標に対する可能性が無限にある。
しかしそれを阻む障害、理想の前に立ちはばかる壁、理想を否定するのも自分自身である。
ようするに、理想を叶えるのも、阻むのもすべては自分次第ということ。
夢を持つのも、夢を諦めるのも全て自分次第。
トーマス・カーライル のその他の名言や関連本おすすめ
雄弁は銀 沈黙は金
失敗の最たるのは失敗したことを自覚しないことである
一生の仕事を見出した人には他の幸福など必要ない
全ての偉業は最初は不可能だと言われていた
ヴィクトリア朝期に大きな影響力をもった思想家トマス・カーライル。彼がその時代において果した役割と、なぜ時代の進展から取り残され孤立せざるをえなかったかに焦点をおいて書かれた、彼の生涯と思想。
トーマス・カーライル とはどんな人物？何をした人？
トーマス・カーライル（Thomas Carlyle）
出典：WIkipedia
1795年アナンデール、エクルフェカンで誕生〜
1881年ロンドンで没（享年85歳）
イギリスの歴史家・思想家・著述家
カーライル に関するエピソードや人物像
トマス・カーライルはスコットランドの厳格な石工職人の息子として生まれたが、そこから身を起こし、牧師になるつもりでエディンバラ大学にて学んだが牧師にはならず、学校の教師を経て、法律を学ぶも、弁護士にもならず文筆業をなりわいとした。
ドイツ文学を研究、ゲーテに傾倒した。
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宗教的会議や産業主義がもたらす社会問題に悩むもドイツ哲学の影響によって煩悶から抜け出した。
そしてついに超越論的観念論にたどりついた。
カーライルのその言論に対して欧米でのファンは多く、日本でも、夏目漱石、内村鑑三、新渡戸稲造などにも影響を与えたことで有名である。
「時間も空間も人間が身に着けた衣裳:感覚の一つに過ぎない」とした『衣服の哲学』や、「世界の歴史は英雄の歴史である」という立場から、歴史に影響を与えた「英雄」としての予言者、詩人、高僧、文士、また王者について論じた『英雄と英雄崇拝』は、ともに彼の代表作である。
