
【本日の名言】 『健康は労働から生まれ満足は健康から生まれる』 by ペティとはサー・ウィリアム・ペティによる言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?イギリスの経済学者・測量家・古典派経済学・統計学の始祖でオックスフォードの解剖学教授で医師でもあったペティ とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 健康は労働から生まれ満足は健康から生まれる の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の参考出典は ペティ(サー・ウィリアム・ペティ)による名言である。
健康は労働から生まれ満足は健康から生まれる の言葉の意味とは?
健康は労働から生まれ
満足は健康から生まれる
から得られる教訓は??
働き方改革だのなんだのと労働に対する考え方は今と昔ではだいぶ変わってきている今日この頃ですが・・・
この名言をのこしたペティが生きた時代は十七世紀。
労働が健康を生む?ちょっと現代だとピンと来ないような言葉かもしれない。
現在のようにパソコンの前に一日中座り続けてパソコンの画面を睨んでるようなタイプの労働では、ちょっと労働から健康が生まれるとは思えないだろうし、実際に健康にはあまりよろしくない。
ペティの生きた時代の「労働」といえば、ほねおり働くこと。体を動かして、体力を使用して働くこと。
まずは体力を駆使して働く労働、体を動かすことによって、「健康」な体が作られる。
「満足」を得るためにはまずは健康な体が基本となる。
なぜなら、体が健康な状態でないと気持ちが落ち着かず、様々な不安や心配にとりつかれやすく、気持ちの余裕がもちにくいだろう。
心を落ち着け「満足」を得るためには、まず心身が健康でなくてはいけない
「満足」は「健康」から生まれるというのはそういう意味である。
健康は労働から生まれ
満足は健康から生まれる
という名言から
体を動かして「労働」=「健康」な肉体=「健康」=不安や心配がなくすこやかな状態=「満足」
このような方程式が導かれるのではないだろうか。
ペティ のその他の名言や関連本おすすめ
土地は富の母で、労働はその父である
『政治算術』
主題はイングランド王国の世界貿易掌握論であるが,ここでペティは,市民社会の理論的分析と統計的実証の渾然たる一体を示す「政治算術」をはじめて定式化した.「政治算術」は,ペティの理論・方法の到達点=「経済学が科学として独立した最初の形態」であり,本書は近世経済学・統計学の始源的古典である.
『ウィリアム・ペティ増補版その政治算術=解剖の生成に関する一研究』
「経済学の父」「統計学の創始者」と言われ、イギリス市民革命の時代にきわめて多岐にわたる社会的実践活動に携わったペティ。本書は、著者が蒐集した豊富な資料と綿密な分析をもってペティの生涯とその学問の全容示す。
『ウィリアム・ペティの租税論』
多くの内憂外患が襲い、増大する公共経費への対応が大きな問題となっていた17世紀イギリス。その状況を反映して租税についての議論も相当数展開された。その中でもその考察方法、体系的・理論的にも抜きん出ていたのがウィリアム・ペティの租税論であった。今日における租税をめぐる多くの議論はペティにその淵源をもち、原型が与えられている。本書は科学としての租税論の出発点をペティに求め、その特質と時代的意義を明らかにし、ペティの租税論の近代租税論に対する先駆性を浮かび上がらせる。
ペティ とはどんな人物?何をした人?
サー・ウィリアム・ペティ(英: Sir William Petty)
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出典:wikipedia
1623年 ハンプシャー・ラムジー で誕生〜
1687年ロンドンで没(享年64歳)
イギリスの経済学者・測量家・古典派経済学・統計学の始祖・医師
オックスフォードの解剖学教授・アイルランド軍医総監
ペティ に関するエピソードや人物像
市民革命勃発後に大陸へ遊学して医学、数学を学んだ
英国に帰国後、オックスフォード大学で解剖学の教授となる。
クロムウェルのアイルランド派遣軍の軍医総監として渡航し収奪地の測量、分配、人口センサスなどを行い、土地・人口問題の認識を深めた。新植民地の経済開発に尽力した。『租税貢納論』という最初の著書において富の形成に対してもつ労働の能動的役割を指摘し、燈籠価値観を展開した。
ペティは、古典派経済学の研究法や、要となる多くの概念を生み出した。ペティが余剰という概念をとりいれたことにより古典派経済学が誕生した。