【本日の名言】苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ byベートーベン（ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン）とは ドイツの作曲家ベートーベンによる言葉である。その意味・解釈・教訓とは？酒飲みの父からピアノを学び、世界的な傑作を生み出した生涯独身を通したベートーベン、ほぼ聴覚を失うという極度の難聴の中でも多くの傑作曲を作曲したベートーベンとはどんな人物？そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ の意味・解釈・教訓とは？
この言葉は 楽聖とも呼ばれる偉大なドイツの音楽家ベートーベン による名言である
人類史上極めて重要な作曲家・音楽家が残したもので出典はベートーベンがエルデーディ伯爵夫人に宛てた書簡（手紙）の中の一文であった。
『苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ』 の言葉の意味とは？
ベートーベンといえば『運命』や『第九』の作曲者として思い浮かぶ人が多いのではないだろうか？
『第九』（だいく）として知られる年末の代名詞的楽曲の曲名は『交響曲第9番ニ短調作品125』
年末に大勢で歌われる合唱の部分は第四楽章の部分でシラー（ドイツの詩人）による詩『歓喜に寄す』にベートーベンが曲をつけたものである
苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ
Durch Leiden Freude（ドイツ語）
この名言の前についている文章はこのようなものである
私たちはひたすら苦悩するため、
そして歓喜するために生まれついている
20代後半から難聴に悩まされtづけ
56歳でその生涯を閉じたベートーベン
彼の人生は苦難・苦悩の連続だったと言っても過言ではない
作曲家というクリエイティブの世界でたゆまぬ努力をし続け
さらには音楽家としては致命的な耳が聞こえないという
難聴をかかえるというまさに『苦悩』に向き合い、さらには肉親の死や親族の問題など
心を悩ます苦悩の中にあって努力、困難の克服 そしてそこからの歓喜を勝ち得るのだ
なんの努力も苦悩もなく喜ぶことは本当の喜びなのだろうか？
苦悩を乗り越え、努力をし続け、その先にある喜びこそが本当の歓喜なのではないだろうか
苦労をしたからこそ勝ち取れる歓喜こそが本当の喜びだろう。
苦難に陥っていても諦めず努力を続けること、苦悩を乗り越える力こそが歓喜を掴み取る力となるのであろう。
ベートーベン のその他の名言や関連本おすすめ
神がもし、世界でもっとも不幸な人生を
私に用意していたとしても
私は運命に立ち向かう
静寂と自由は最大の財宝である
自分の誤りを認めなければならないことほど耐えがたいものはない
人生は美しい
しかし私の人生にはいつも苦い毒が混ぜてある
角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 ベートーベン 生きる喜びを伝えた作曲家
音楽家の父の厳しいレッスンを受け、みずからも勉強をして作曲家になったベートーベン。どんどん名曲を発表するベートーベンだが、「耳が聞こえなくなる」という絶望的な困難におそわれる。それでも音楽を作りつづけた彼が伝えたかったこととは?『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!
音楽家の伝記 はじめに読む1冊 ベートーヴェン
「“楽聖”ベートーヴェン」のイメージをくつがえし、ベートーヴェンの人間味あふれる実像に迫った本書。ベートーヴェンの音楽を生み出す原動力ともなった苦悩、葛藤、歓喜、絶望、そして届かぬ愛情……。名曲が生まれた背景が生き生きとよみがえります。青少年読書感想文全国コンクールの課題図書にも選出され、10万部超のベストセラーとなった名著、待望の復刊。
ベートーヴェンの生涯
自然と女性を愛し、ピアノを弾いて友を慰め、冗談を言って笑いあい、ときに恋で盲目になる。一方で、進行する難聴や体調不良、押し寄せる革命戦争、逮捕の危機―。“隣人ベートーヴェン”をいきいきと描き出した名著、待望の再刊。手紙、日記、会話帳、友人たちの証言など最新の資料を駆使し、バッハ、ヘンデル、モーツァルトの音楽とどのように出会い、カントの哲学やインド思想をいかに自らのものとしたのかを解明。従来の諸説を大幅に書き換え、まったく新しいベートーヴェン像を提示する。
ベートーベン？ヴェートーベン？ベートーヴェン？正しい表記はどれ？
「外来語の表記」的には＜V＞の音は一般的な表記としてはバ行（バ・ビ・ブ・ベ・ボ）で表すが、原音に近づけたい時はヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォを使うので、一般的な表記では『ベートベン』、原音に近づけたい表記では『ベートーヴェン』
ただし、＜V＞の音をヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォをバ行（バ・ビ・ブ・ベ・ボ）で書き表すことは認められるが、その逆、つまりバ行（バ・ビ・ブ・ベ・ボ）の音をヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォに書くことは誤りとされているのでBeethovenを『ヴェートーベン』と表記するのは誤り。
- 『ベートベン』『ベートーヴェン』はどちらも正しく○
- 『ヴェートーベン』×誤り
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン とはどんな人物？何をした人？
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
（独語: Ludwig van Beethoven）
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出典：wikipedia
1770年 神聖ローマ・ボン で誕生〜 1827年 ウィーンで没（享年56歳）
ドイツの作曲家
ベートーベン に関するエピソードや人物像
ベートベンの父親は宮廷に仕えるテノール歌手であったが、酒びたりの飲んだくれであり
生活は困窮していた。息子であるベートーベンの音楽の才能をあてにして
虐待とも言えるほど苛烈なピアノや音楽をスパルタで教育した。
幼少期より音楽家としての才能は開花していたが、16歳の頃最愛の母を亡くし
父親はアル中で仕事などできず、幼い兄弟の世話もしなくてはいけず生活は常に困窮していた
２０代後半から難聴が悪化するも芸術への強い情熱によって苦悩を乗り越え作曲に取り組むも死の直前まで傑作と呼ばれる音楽作品を作曲し続けた。
