
【本日の名言】『平凡な事を毎日平凡な気持ちで実行することがすなわち非凡なのである』byジードとはフランスの小説家アンドレ・ジード(アンドレ・ジッド、ジイド)による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?生命の歓喜や自由を追求した作品を多くのこした小説家A・ジード とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 平凡な事を毎日平凡な気持ちで実行することがすなわち非凡なのである の意味・解釈・教訓とは?
この言葉はノーベル文学賞も受賞した19世紀のフランスの小説家アンドレ・ ジード(ジィド) による名言である
早く父を失ったジェロームは少年時代から夏を叔父のもとで過すが、そこで従姉のアリサを知り密かな愛を覚える。しかし、母親の不倫等の不幸な環境のために天上の愛を求めて生きるアリサは、ジェロームへの思慕を断ち切れず彼を愛しながらも、地上的な愛を拒み人知れず死んでゆく。残された日記には、彼を思う気持ちと“狭き門”を通って神へ進む戦いとの苦悩が記されていた……。
『平凡な事を毎日平凡な気持ちで実行することが すなわち非凡なのである』の言葉の意味とは?
平凡な事を毎日
平凡な気持ちで実行することが
すなわち非凡なのである
「平凡」とは、ごく普通で特にすぐれたところやかわったところがないことをいう、「ありきたり」、「並み」、「凡庸」という表現で言い換えることもできる。だがしかし、その平凡なことを毎日毎日、同じことであろうと、変わったことが起こらなかろうと平凡な気持ちのままで実行することができるということは、それこそが平凡の逆=非凡=普通より特にすぐれていること、人よりはるかにすぐれているということなのである。
教訓としては普通の日々の積み重ねが、後々に偉大な成果をもたらす可能性を秘めているということだろう。
日々コツコツ、誰でもできる、簡単にできる、楽にできるかもしれないことを続けること
どんなに平凡なことであろうと、続けることをやめないことが非凡に通じるということだろう。
アンドレ・ジイド(ジード) のその他の名言や関連本おすすめ
人は誰しも素晴らしい可能性を秘めている
「自分次第でどうにでもできる」
ということを忘れてはいけない
目が見える人間は 目が見えるということが
いかに幸福なことかをほとんど感じずに生きている
嘘で固めた自分で愛されるより
本当の自分で嫌われた方が気持ちがいいじゃないか
ジード とはどんな人物?何をした人?
アンドレ・ポール・ギヨーム・ジッド
(André Paul Guillaume Gide)
アンドレ・ジード、アンドレ・ジィドなどの表記あり

出典:Wikipedia
スポンサーリンク
1869年フランス・パリで誕生〜 1951年パリにて死去(享年81歳)
フランスの小説家・評論家・ノーベル文学賞受賞者
ジード に関するエピソードや人物像
1869年パリ大学法学部教授を父として裕福な家庭に生まれ育つ
象徴派風の作品を書くが、すぐに脱却し、生命の歓喜や自由の追求した小説作品を発表し簡潔明快な文体、美的完成度が評価される
1909年に文壇誌『NLF(エヌエルエフ)新フランス評論』を創刊し、多くの有能な作家たちを世に送り出した
1947年に人間の問題や状況を、真の大胆不敵な愛と鋭い心理洞察力で表現した、包括的で芸術的に重要な著作に対してノーベル文学賞を受賞