【本日の名言】「ごまかしで成功するよりも堂々と失敗するほうがよい」byソフォクレス(ソポクレス)とはギリシャの劇作家による名言である。古代ギリシアの三大悲劇作者の一人ソフォクレス(ソポクレス)、 代表作は『オイディプス王』、『アンティゴネー』などがあるが、ソポクレスとはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 ごまかしで成功するよりも堂々と失敗するほうがよい の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の参考出典は ソフォクレス による 『ピロクテテス(ピロクテーテス)』 より
誤魔化しで勝利するよりも、堂々と失敗する方が良い
『ごまかしで成功するよりも堂々と失敗するほうがよい』 の言葉の意味とは?
「ごまかしで成功するよりも堂々と失敗するほうがよい」 から得られる教訓としては、目先の成功、勝利それさえあれば良いのでしょうか?いや、違う、その時はその「ごまかし」が通用したとしても、「ごまかし」は結局のところ、見せかけのもので内容を伴わないものである。人目をだまして、目先ばかりをつくろうくらいであれば、正々堂々と失敗する方が潔い。その方がよっぽど勇気のあることである。
ソフォクレス のその他の名言や関連本おすすめ
「私は憎しみを共にするのではなく、愛を共にするよう生まれついているのです」――祖国に攻め寄せて倒れた兄の埋葬を、叔父王の命に背き独り行うアンティゴネー。王女は亡国の叛逆者か、気高き愛の具現者か。『オイディプース王』『コローノスのオイディプース』と連鎖する悲劇の終幕は、人間の運命と葛藤の彼岸を目指す。新訳。
オイディプスが先王殺害犯人の探索を烈しい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成。発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の運転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比。数多いギリシア悲劇のなかでも、古来傑作の誉れ高い作品である
ソフォクレス (ソポクレス) とはどんな人物?何をした人?
ソポクレース(ギリシャ語: Σοφοκλῆς, Sophoklēs)
BC496 年頃 ギリシャ・アテナイで誕生〜 BC406年没
ギリシャの劇作家(ギリシャ三大悲劇詩人の一人)
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ソフォクレス に関するエピソードや人物像
アテナイ郊外の裕福な家庭に生まれ様々な公職を歴任した。
紀元前468年の悲劇の競演においてアイスキュロスを破り優勝、その後24回の優勝を飾っておりその作品は100を優に超えるとされるが現存しているのは7編ほど。
死の美学、それとも―三島由紀夫も憧れた古代ギリシアの「美しい死」。ホメロスやプラトンから葬礼演説までの遺されたテクストを踏まえつつ、戦死を称える詩人の言葉が悲劇作品においてたどった運命を丹念に読み解き、魅惑と苦悩のあいだに浮かび上がるその実態を明らかにする。