
梅酒ができるまでなんて待てない!そんなせっかちさんのための材料たった3つでできる【梅シロップの作り方】青梅でつけた梅酒が飲めるようになるまでは最低でも1〜3ヶ月かかってしまう、でもそんなに待たずに梅エキスを抽出して梅ジュースでも梅カクテルもが飲めるようになる使い勝手の良い激ウマ梅シロップを作って見よう!梅の果肉で梅ジャムも効率よく作っちゃいましょう。
【前の記事】梅酒の作り方に関してはこちらもどうぞ→【適当簡単】初めてでも失敗しない!放置しててもおいしい基本の梅酒の作り方【俺の梅酒】
目次
俺の梅シロップを作って美味しい梅ドリンクを楽しもう!
ノンアルコールの梅ドリンクも美味しいよ!
お酒が飲めない方や子供向けに梅シロップも作ろう!
梅シロップとは青梅からエキスを抽出して作る梅ジュースの素のようなものであります!
使い勝手の良い梅シロップを作っておけば・・・?
- 梅シロップ+ソーダで梅ソーダ
- 梅シロップ+水で梅ジュース
- 梅シロップ+寒天で梅寒天ゼリー
- 梅シロップ+かき氷 梅かきごおりのミツとして
- 梅シロップの抜け殻の梅の果肉で梅ジャム
- 梅シロップをブランデーやウイスキー、焼酎に加えれば梅のカクテルにも
梅シロップが飲めるようになるまでかかるのはたったの一週間ほど
梅シロップは青梅をつけてからなんと一週間〜10日ほどで飲めるようになるので、
梅酒が出来上がるまでなんてとてもじゃないけど待てないわ!って人にオススメです。
熟成梅酒も美味しいですがこの梅シロップとお好みのお酒やソーダで割った梅のカクテルもまた美味しいですよ!
梅シロップ作りに必要な材料は最低この3つ
果実酒瓶3L程度 |
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今回は基本の青梅1Kgで作る梅シロップの材料と分量
- 青梅(あおうめ)1kg 今回は紀州の南高梅を使いました
- 果実酒瓶(かじつしゅびん)3L程度の容量のガラス瓶
- 氷砂糖(こおりざとう)1kg(甘めが好きなら増やしてね)
これに、ホワイトリカーか、もしくは食酢があれば、100~200ml程度入れると砂糖の溶けが早い
ほぼ失敗しない!俺の梅シロップの作り方
多分、超基本的なつくり方です、アレンジするなら砂糖の種類を変えてみてください。
- 青梅を水洗いしてヘタをとる。(ここまでは梅酒と同様)
梅酒の作り方はこちらから→【適当簡単】初めてでも失敗しない!放置しててもおいしい基本の梅酒の作り方【俺の梅酒】
まず梅を水洗いしてヘタをとり、水分を拭き取る
- ジップロックのような袋に入れて冷凍庫へ一晩入れて、凍らせる。
ジップロックなどの袋に入れて冷凍庫で一晩凍らせて冷凍梅に
- ガラス瓶を洗い、乾かし消毒しておく
梅シロップを作る本的な材料はこの三つ。あと1カップほどのお酢かホワイトリカーがあればベター
- ガラス瓶に下(底の方)から梅ー氷砂糖ー梅ー氷砂糖と順番に交互に入れる
梅と氷砂糖は交互に瓶に入れていく
- あれば100m~200m(半カップ〜1カップ程度)のホワイトリカーもしくは食酢を上から注ぐと溶けが早くなる
- 蓋をしっかりしめて冷暗所(光の当たらない涼しい場所)で保存!

みた感じ溶ける気がまったくしませんが!?
冷凍した梅を使っているので常温に戻る過程でガラス瓶に水滴が出てしまうのでタオルを敷いておこう!
最初はえ!?こんなので勝手に氷砂糖が溶けてくれるのかしら??と不安になるけども大丈夫
氷砂糖はじっくりと時間をかけて溶けていき、その砂糖の浸透圧で青梅から梅のおいしいエキスを抽出してくれます
それでも梅シロップを仕込んでみたものの・・・
氷砂糖がちゃんと溶けるか不安な方
梅シロップをつけてから溶けきるまでの変化の過程を下に載せるので写真を参考にご覧になってください。
梅シロップの観察画像日記

梅シロップ仕込み後1日経過。なんとなく溶ける気配を感じるので信じて待つ

同じく24時間後の梅シロップさん、毎日微妙に瓶を揺らしていく。

梅シロップ仕込み後2日後(48時間経過)

すごいねほんとに砂糖って浸透圧で染み込んで梅のエキスを抽出するんだね!すごいすごい!と氷砂糖を励ますかのようにまた瓶を軽く揺らす。

梅シロップ3日後の様子。まだまだ梅はプリッとしているようだ

梅シロップ仕込み後3日(72時間経過)まだまだ底のほうにたくさんの氷砂糖が残っているね

梅シロップ仕込みから4日後(96時間後)の様子

梅シロップ仕込みから5日後(120時間経過)の様子。毎日毎日ストーカーのように梅シロップを見守って微妙に瓶を揺らしております。

だいぶ梅の実から梅エキスが溶け出してるようで、梅がシワシワになってきた!おらワクワクすっぞ!

同じく5日後の梅シロップ。いい感じの琥珀色に近づいてきてる!?
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6日後(144時間が経過)

同じく6日後の梅シロップ。瓶を傾けるとまだ少し底の方に氷砂糖が残っている模様。

梅シロップ仕込みから一週間後(168時間経過)もうほぼ完成に近いね!多分、氷砂糖じゃなく上白糖やグラニュー糖なんかの溶けやすい砂糖を使っていたらもう完成してたね!

同じく梅シロップ仕込み後一週間。あえて溶けにくい氷砂糖を使ったのは、じっくり溶けてゆくという氷砂糖の性質でじっくりゆっくりと梅エキスを抽出するためさ!

梅シロップ仕込みから十日後(240時間経過)エキスが溶け出した証拠に梅の実はかなりシワシワだ!!もうそろそろいいですね!!いいでしょう!!

梅シロップ仕込みから10日後に無事に完成です!完成具合はお好みなのでちょっと味見して良さげだったらOK!1ヶ月くらい置いておくという人もいるようですが私はせっかちだし、あまり置いといて発酵したら嫌なので・・・・
完成した梅シロップから梅の実を取り出して保存する
梅の実を入れたままにすると発酵してしまう可能性があるので梅の実は取り出す。
梅エキスのしみしみた美味しい〜梅シロップの液体はそのまま消毒した容器に移しても良いが
保存するなら鍋に移して、梅シロップを沸騰させない程度に10分くらい熱して熱消毒しておくこと。
最初から耐熱ガラス製の果実瓶を使っていた場合は梅の実だけを穴あきおたま等ですくい出してそのまま煮沸消毒可能。
粗熱が取れたらお好みの保存容器(これも消毒しておく)に移し替えて冷蔵庫で保存する。
完成した梅シロップを使って梅ドリンクや梅ゼリーなどを楽しもう!
夏場にスッキリ爽やかな飲み口で美味しいのが梅シロップのソーダ割り↓

自家製梅シロップを炭酸水で割れば梅ソーダ!
梅シロップで作った梅寒天ゼリーの作り方
500ccの水に粉寒天4gを入れて沸騰させて2分以上粉寒天を十分に煮溶かして火を止めてちょっとだけ冷ましたら(1分くらい)
そこに梅シロップを150cc前後(お好みや梅シロップの濃度で軽減してください)入れて軽く混ぜてタッパーなどの容器に流し入れて粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす。ちなみに寒天は常温で固まり始めます。

お好みの容器に入れて冷やすだけで簡単にゼリーができる。プリンの空き瓶がちょうどあったので使ってみた♪

固まる前は綺麗に透き通った色ですが・・・

冷蔵庫で冷やして出来上がったらゼリーっぽい色に!梅寒天ゼリーの完成!
梅シロップを作ったあとの梅の実がもったいないので梅ジャムを作る

梅シロップにエキスが抽出された後のシワシワの梅の実がこちら
梅シロップを作った後のシワシワの梅の実はエキスが抜けてしまっているので処分・・・・するのはあまりにもったいない!!
もう砂糖が染み込んでいるのでそのままホホーロー鍋で煮詰めるだけで酸っぱ甘くうまうまジャムになります。

取り出した梅の実はホーロ鍋でコトコト煮詰める。タネは取りにくいが頑張って抜こう

お好みの硬さになるまで煮詰めたらOK 煮詰めすぎると色が悪くなってしまうし、冷えた時に固くなりすぎるのでご注意を!

出来上がったら消毒したガラス瓶などに梅ジャムを入れる。ジャムなどは温かいうちに蓋をすると中が真空状態になる。
お好みですが煮詰めすぎるとウ●こみたいな色になってしまうし
煮詰めすぎたジャムは暖かい時は良いが冷えると硬くなってしまうので煮詰め加減にご注意を!
ちなみに私は煮詰め過ぎて色がこんなことに。。
もうちょっと美しい黄色い梅の色にしたかったのにな・・・
実は梅シロップは年中いつでも作れる!?
今回紹介した梅シロップの作り方なら、冷凍した梅を使える。
むしろ冷凍した梅の方がエキスの抽出が早くなるという利点があるので、青梅が出回る時期に青梅を冷凍しておけば実は季節問わずにいつでも作れるのでオススメです。最初から冷凍の梅を買うってのもそのまま仕込めるのでオススメ!
こちらの記事もどうぞ→【適当簡単】初めてでも失敗しない!放置しててもおいしい基本の梅酒の作り方【俺の梅酒】