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【本日の名言】敵を作らざるものは決して友を作らずbyテニソン(テニスン)とはどんな意味・解釈・教訓は? 

敵を作らざるものは決して友を作らずテニスン

【本日の名言】「敵を作らざるものは決して友を作らず」とはイギリスの国民的詩人・アルフレッド・テニソン(テニスン)による詩物語『国王牧歌(こくおうぼっか)』に出てくる言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?真の友達の作り方とは?親友とは?イギリスの民衆に愛された詩人テニソンとはどんな人物だった?などについて




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【本日の名言】「敵を作らざるものは決して友を作らず」の意味・解釈・教訓とは?

この言葉の出典は英国の国民的詩人・テニスンによる『国王牧歌(こくおうぼっか、Idylls of the King:王の偶像)』より
『国王牧歌』はアーサー王の伝説を題材にしたテニスンによって作られた12の詩による物語

He makes no friend who never made a foe
敵を作らざるものは決して友を作らず

原文がこのような英語なので日本語訳によって異なる表現が色々とあるようだ

一人の敵も作らぬものは一人の友も作れない
敵を作れないものは味方も作れない
敵を作ったことない人間は、決して友を持つこともない
敵を作らざるもの真の友を得られず

この言葉の意味とは、自分を出さずに、誰からも良く思われようと振る舞う八方美人な人には、敵はできないだろう。しかし、そうゆう人には真の友達もできないだろう。ということ

誰にでもいい顔して誰ともうまく付き合えれば誰からも恨まれることはないだろうが
誰に対しても良い顔ばかりして知る人は逆に信用も失いやすく本当の意味での友達は作れない

いつもうわべだけで接して当たり障りない感じで仲良しこよしを気取っていれば、
確かにあなたをわざわざ、敵視するような人もいないでしょう。
しかし、それでは本当の友達を作ることはできない。
本音を晒しても引かないような、また、本音で接して付き合えるような友達が真の友達なんでしょう。

まあ、本音のどす黒い部分ばかり晒していてはせっかくの友達もみんな離れていってしまうかもしれませんが・・・・




テニソン(テニスン)とはどんな人物?

Alfred Tennyson, 1st Baron Tennyson,
初代テニスン男爵アルフレッド・テニスン
(アルフレッド・テニソン)

1809年誕生〜1892年没
イギリス・ヴィクトリア朝の国民的詩人

アルフレッド・テニスン牧師の子として生まれた。

ケンブリッジ大学にて親友ハラムと出会う

親友のハラムとともにヨーロッパ大陸を旅行するが
その次の年に、親友ハラムが急死し
その死を悼んで書いた『詩集 イン・メモリアム』を書き上げ
詩集を相次いで出版した

信仰と懐疑との葛藤
時代の諸々の問題などについて書き

テニソンの詩劇は流麗にて,健全な倫理観によって描き出され、ビクトリア朝を代表する詩人として
英国史上最も民衆に広く愛され認められた詩人である。

テニスンの代表作は『イン・メモリアム』『国王牧歌』『イノック・アーデン』など

テニスンの詩作は日本にも紹介され愛読された。
夏目漱石の『薤露行(かいろこう)』はテニスンによる詩劇の翻案である。

 
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