精米、白米、玄米、無洗米、分つき米に発芽玄米、発酵玄米!?お米にゃ色々あるけれど・・・結局どのお米を食べるのが正解なんだ！？まあ、好きな米食ったらいいと思うけど、知ってるようで実はよく知らないお米について。毎日毎日１食くらいはお米のご飯を食べていると思うけど、玄米と精白米の違いって説明できる？ 分搗き米や胚芽米など、意外と知らないお米の種類の違いと特徴、オススメなどについて
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目次
白米VS玄米VS無洗米 違いはなに？
健康にいいとかダイエットには『玄米』がいいって聞くけど
その割にそんなに浸透してないのはなんで？
そもそも白米と玄米の違いがわからんわ！ってことで
ほとんどの日本人が日頃食べているのは
ふつうの白米のご飯だと思います。
全ての白米は玄米だった！
知ってる人からしたら、
「何言ってんだこいつ？」
って話ですが
普段食べてる白米ってのは、もともとは玄米。
玄米から糠（ぬか）いわゆる「米ぬか」の部分を取り除いて
玄米を白米にする作業のことを「精白」とか「精米」という。
その玄米が精米作業を経て、
白くなったものが白米とか精米・精白米とかいう。
玄米の方が、栄養が豊富で健康的には優れているのに関わらず
精米して白米にしてしまうのは
その方がおいしいから。食べやすいから。
食べやすい、美味しいっていうのは
食感の部分であったり、
調理のしやすさのことで、
一般的に玄米は
普通の炊けば、固くて粘りに欠け、プチプチ
時間が経つとパサパサしている印象
精米した白米の場合はもちもちしていて、
粘り気があって、おいしい。
ただ最近では、玄米を炊飯するための専用機能
玄米モードが付いた炊飯器も増えてきているので
健康志向の方には玄米が好まれている。
こんな酵素玄米まで炊けちゃうような炊飯器まで！！
お米の種類は、玄米と白米だけじゃない！
ひとくちにお米と言ってもこれ以外にも
かなり色々な分類、種類がある！
白米・玄米・無洗米 その他いろんなお米の種類と特徴
簡単な精米の仕方によってだけでもこれだけある！
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＜白米 精白米＞
精米されたお米
もっとも一般的なお米といえばこれ。
言わずと知れた、日本のいわゆる普通のご飯
白米はとにかく味が良い、食感・食味がよい。白い。消化が良い。
＜玄米＞
精米する前のお米。糠（ぬか）に覆われてるので茶色い。
栄養面に優れ、スーパーフードとも呼ばれる。
白米と比べるとビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいる。
普通に炊くと、があり、食味が良くないが
逆にパサパサした食感がカレーに合うということも。
玄米のダイエット効果
固めの食味なのでよく噛んで食べることでダイエットにも。
白米に比べると消化が悪いので、その分、
はらもちがよく、ダイエットに適しているともされる。
玄米食のデメリット
玄米を美味しく炊くには手間や時間がかかるが
玄米モードがある炊飯器や
現在は圧力をかけて玄米を美味しく炊くことができる炊飯器が結構出ている
それでも、食べにくさからなかなか続けることができない人も多い。
＜発芽玄米＞
玄米を発芽させたもの。
玄米を水に浸けておき、１ミリほど芽を出させたものを炊く。
通常の玄米よりさらに豊富な栄養素が取れると大注目の発芽玄米
発芽することによって、糠層（ぬかのそう）が柔らかくなり、
一般に食べにくいとされる玄米よりも食べやすくなる。
発芽時に酵素が活性化するため、栄養分がより強化される。
特にギャバ（γ-アミノ酪酸）が多くなる（白米の約10倍)ので
高血圧や中性脂肪を控えたい人におすすめ。
ミネラルビタミンなどの栄養面にも優れているのが発芽玄米
発芽玄米の作り方
玄米をおよそ32度の水に約1～2日間浸けておく
1mmほどの芽が出てきたらそれが発芽玄米
ただ、水温を一定に保つということは結構難しい・・・
発芽加工させた市販の発芽玄米や、
発芽玄米機という、玄米を発芽させるためのマシンもあります。
分づき米（分搗き米：読み方は「ぶづきまい」）
玄米と白米の中間のようなもので
玄米を精米するときに、あえて、
ぬか（糠）や胚芽の部分を少し残して精白することで、
玄米の栄養面と白米の食べやすさを両方どりを実現。
三分づき：玄米から糠層を３割だけ取り除いたもの
表皮を３割ほど削っただけで玄米にだいぶ近い
五分づき：糠層を５割取り除いたもの
七分づき：糠層を７割取り除いたもの
白米に近いので初心者はだいたいここから
このように精米の度合いによって
分搗き米の段階が分かれる。
「分づき米」で検索すると色々出てくる
白米に近い７分搗き→５分搗き→３分搗きと玄米に近づき
玄米に近いほど、胚芽や糠（ぬか）層の栄養分も高くなる
玄米はちょっと食べにくくて慣れないけど
玄米の栄養面の高さを取り入れたい人や
家族の健康を考えて・・・・白米に混ぜて炊くこともできる。
お米屋さんによっては、
８分、６分など、搗き加減（つき加減）を
細かく対応してくれるところもあるので
ゆくゆくは玄米食にしたい人が段階的に取り入れていくことも。
家庭用精米機でも自分好みの分搗き米を作ることができる
胚芽米
胚芽だけを残して白米にする特殊な精米
稲が成長するのに欠かせないビタミン、ミネラルがギュっと詰まっている
栄養分の宝庫である『胚芽（はいが）』の部分を残し、かつ白米に精米したもの。
普通の精白米だと、胚芽はほぼ取れてしまうし、
分搗き米だと、胚芽部分も残るが、
糠層も残ってしまうためヌカ臭くなる
この胚芽精米の場合は手間暇時間をかけて、
糠（ぬか）層を白米に近いレベルで取り除き、
かつ、栄養豊富な胚芽を残したもの。
巨大胚芽米なんてものもある↓
発芽玄米や玄米にももちろん胚芽が含まれるが
食べやすさがいまいち・・・
玄米は単純に美味しくない・・・と感じる人で
でも、胚芽の優れた栄養素は取り入れたい！という人向け。
胚芽米はビタミン・ミネラル・ギャバも豊富なので、健康面や老化防止にも
金芽米とは？？
CMなどで見かける『金芽米』は、東洋ライス株式会社の登録商標で
栄養成分と旨み成分が多い「亜糊粉層（あこふんそう）」と
胚芽の基底部である「金芽」を残す精米方法によって栄養と美味しさの両立を実現した健康志向のお米。
無洗米
普通の精白米では糠層は取り除かれているが
米粒の表面の肌ぬかの部分だけが残っているため、
普通の精米だと水でとぎ洗いをする作業が必要となる。
無洗米は、その肌糠（はだぬか）の部分をあらかじめとってくれているため
研ぎ洗いする必要がなく、そのまま炊くことができる。
無洗米について詳しくはこちらの記事もどうぞ↓
【無洗米】なんで洗わなくていい？おすすめの無洗米は！？【時短エコ節水】
「無洗米は危険」だとか、
「無洗米は美味しくない」とか
無洗米のデメリットばかりを言う人もたまにいますが
実際は、普通の精米を研ぎ洗いすることで、
肌ヌカとともに旨みの層まで
はがれてとぎ汁とともに流れ出てしまうことがありますが、
とぎ洗いをしない無洗米は精米より美味しいという説もあります
無洗米のデメリットといえば、
米のとぎ汁が出ないから
『とぎ汁美容』とか『とぎ汁でお掃除！』とか
米のとぎ汁を活用したいって人には
無洗米は向かないかな。
米のとぎ汁に関してはこちらの記事↓
【米のとぎ汁活用術】ゼロ円で美容や家事に活用できるコスパ最強アイテム
結局どんな人にどんな米がおすすめなのか？
健康面、栄養面で言えば玄米がダントツだけど・・・
＜玄米＞は消化に時間がかかる、消化しづらい
裏を返せば腹持ちが良いのでダイエットに最適ともいえるが
胃腸に負担をかけるので
小さな子供や高齢者や、胃腸が強くない人にはおすすめできない。
あれ？栄養が優れているからこそ
健康面に配慮したい人向けなはずなのに、
玄米は本当は胃腸が丈夫な人におすすめの・・・
胃腸が丈夫、それって健康な人向きの玄米っていったい
・・・・まあ、健康維持ってことが重要か。
＜分搗き米＞や＜胚芽米（はい芽米）＞はもはや趣味の世界かなって気するし
毎日食べる米にはこだわりたい！
お米を極めたい！こだわり派の人にはいいかも。
とにかく日々の食事で
家族に健康を取り入れたいって人にも。
というわけで個人的には
＜胚芽米＞で、かつ＜無洗米＞があれば
栄養面、手軽さ、楽さ、おいしさも色々かね備えてて最強なんじゃないの！？
でもそんな欲張りなものは流石にないか・・・と思ってたら
ほんと、世の中なんでもあるんですね・・・・
胚芽米の無洗米！！しかも結構色々ある！！
金芽米の無洗米まで！
楽して健康に良い栄養を毎日のご飯で取り入れたい！ってゆう
私のような横着タイプにはこれがなんだかんだ一番いいかも！！
ただ、ちょっと普通のお米よりも、無洗米よりも割高感は否めない。
実際、私は非常にめんどくさがりなので
もうここ何年も無洗米ユーザーですが
時短で節水エコできて、普通においしい。
栄養？白米と同等かむしろ上なんじゃないの？
まあ米炊いて美味しけりゃそれでいいがな
栄養とか知らんがな・・・
炭水化物だからエネルギーになればそれでいいんちゃうか？？
「米を研がないと米を炊いた気にならない！」
って方には無洗米は向かないかも！
忙しい、とにかく簡単に、手間かけずに楽にご飯を炊きたい！って人には
無洗米はメリットしかないと思うんだけどねえ・・
ちなみに私のおすすめはこちら
北海道産ななつぼしの無洗米↓
