世界一周航空券でプチ世界一周16 ペルーの絶景観光地!マラスの塩田とモライ遺跡

南米旅行、ペルー観光のハイライトといえば、世界遺産の空中都市マチュピチュや世界遺産の街クスコがあるが、その間にも見どころのある絶景観光地地が実は数多くあり、時間があるならぜひ立ち寄りたい「マラスの塩田」と「モライの遺跡」について、オリャンタイタンボからクスコに戻る途中に立ち寄れるので、移動方法なんかをご紹介。

これまでの記事はこちら↓↓
世界一周航空券でプチ世界一周15 穴場観光地!?オリャンタイタンボの食べ物とお土産
世界一周航空券でプチ世界一周14 マチュピチュ周辺で観光できる オリャンタイタンボ
世界一周航空券でプチ世界一周13 マチュピチュ山登山の様子とマチュピチュ遺跡




オリャンタイタンボークスコ間で立ち寄れる絶景観光スポット

オリャンタイタンボの大遺跡を観光した翌日はクスコにそのまま戻る予定だったが、
行きしのミニバス車内で出会った地元ペルー人のお姉さん(クスコのホテルで働いている)に聞いた情報に感化され

オリャンタイタンボまできて、
そのままクスコにもどるなんてもったいないわよ!この間にも色々見るところはあるわよ!
せっかくだから見るべきよ!ってことで

お姉さんが教えてくれた「マラスの塩田」と「モライ遺跡」を立ち寄り先に決め、
それからクスコに戻ることにした我々。

ところでマラスの塩田と、モライ遺跡ってなに??どんなとこ?

マラスの塩田とは (Salineras de Maras)

  標高3000mの高所にある棚田の塩田。この地に湧き出す塩分濃度の高い温泉を棚田に溜め、
天日で蒸発させ塩を作っている。谷の斜面にできた棚田状の塩田の数は約4千もあるという
谷に白く輝く塩田はまさに隠れた絶景スポット。もちろんここで作られた天然の塩は売店で購入できる

Moray モライ遺跡とは

標高3500m,クスコ市から74km地点にある遺跡
円形の石垣、階段状のテラスで農業の研究を行っていたと言われているモライの遺跡。
段々畑を円形に掘り下げて作られている。

見所は一番大きなもので12の通路、100メートルもの深さがある円形の階段状テラス。
研究者によると、各段によって異なる気温レベルが異なるために、種類を変えて作物栽培を実験的に行っていた
農業研究のための施設であったと言われていて、さらには、石垣の壁によって、格段の畑に、複雑な灌漑システムが張り巡らされていただめ、肥沃な土壌になっていたとされていて、さらにさらに、テラスの一番下の部分では雨水を貯める貯水システムまでがあったとのこと。
研究者によっては、ここは天文観測所であったとも、いわれていて謎が多い遺跡の一つ。

マラスの塩田とモライ遺跡への行き方

さて、我々は前日はオリャンタイタンボに泊まっていたので、前日の間にマーケット周辺のおばちゃんに聞き込み、

モライとかマラスに行くバス乗り場はどこ??




そこの広場に朝きたらウルバンバ行きのコレクティーボ(ワゴンタイプのミニバス)がいるから
その運転手にマラスに行きたいと聞いてみなさい。

と教えてくれたので、翌朝、
コレクティーボの運転手に聞いて見る、
モライ、マラスに行きたいんだけど!
すると、

これに乗りなさい。モライまで行くよ、一人5ソルね。と

オリャンタイタンボからモライまで コレクティーボ 一人5ソル

バスに乗り込むとほとんどジャージ姿の学生さんたちばかり。
多分通学用のコレクティーボなんだろうなー。

1時間も走るとウルバンバの町で、
中高生くらいの学生さんたちはみんな学校の前で降りて行き
そのあとモライへの入り口となる場所(幹線道路のバス停的なところ?)
で降ろされ、そこにも何台かのコレクティーボやタクシーがいて

モライとマラスを回るタクシーをチャーターしろーと交渉されるが

とりあえずマラスの塩田まででいいやと思って
とりあえず
モライ・マラスの入り口からマラスの町に行くコレクティーボに乗り、
それには町の小学校に行く小学生たちが乗っていて、我々に興味津々で
高学年のお兄ちゃんが習いたての英語で
スペイン語は喋れるの?
とかちょっと話しかけてきてかわいかった。
マラスの町の学校で子供達を下ろしてから
塩田まで 片道15ソルで送ってもらう。
割としつこく、チャーターした方がいいと言ってくる
が、とりあえず行きだけでいいよってことで
タクシーは我々を下ろして帰ってもらった。




マラスの塩田への入場は一人10ソルで小さな小屋で入場料を払う
バックパックが邪魔だったので、その小屋でバックパックを預かってもらって見学
特にガイドもいないので自由に見学できるが、
もちろんはいっちゃいけないエリアにははいらないように!!

いやー谷に広がる塩田の棚田の数!!圧巻の景色。まさに日本では見られない見たことない絶景。
静かなアンデス山脈の谷あいに白い棚田が延々と続き、うわぁぁぁぁぁ〜!すげぇえええ。
塩を作る作業をする人々






売店ではもちろんここの塩や、塩チョコなどお土産ものも販売している。

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塩は小分けにされたパックも売ってるのでバラマキ土産にいいかも。塩チョコは結構いいお値段してました。

棚田を見学して、さて、次はモライにいきたいけど、こんな谷あいの塩田しかないところに、
都合よくタクシーが待っているはずもなく・・・・笑

タクシーが来た!と思っても、ほぼ他の観光客のチャーターだったり、ツアーの車だったりで
この谷あいのマラスの塩田からマラスの町へ戻る手段がない!!!w

迷うような道でもなかったから歩いていけないこともないけど
こんな高所でなにもないところで何時間かかるんや!!!ってことで

このマラスの塩田で働く人々がトラックの荷台に乗って通勤してくるのをみて
そのトラックにヒッチハイクさせてもらおう、、、と

 

 

運転手にマラスの町へ戻るなら乗せてって欲しいとお願いすると、
ちょっと作業があるから待っててくれるならいいよと快諾してくれてしばし待つ。。。。

 


結構待つ、、、けど、結果、乗せてくれ、しかも特にお金は請求してこなかったけど、お礼として5ソル渡す。
すると、その運転手が

モライの遺跡に行きたいんだろ?俺の友達を呼ぶからその車に乗っていけ

と呼んでくれて
想像以上にボロボロの車のおっさんがやってくる、、、笑
でも、せっかく呼んでくれたし、

ということでマラスの町からモライの遺跡まで15ソルで行ってもらう
モライの遺跡に到着して、おっさんが

ここで待ってようか?と言ってくれるが
いや、いいよ、と断り、帰ってもらう。。。

モライ遺跡の入場は前日にオリャンタイタンボで買っていた
周遊チケットで入れる。
重そうにバックパックを背負っていたら、
チケット売り場の建物のドアの中で荷物を置いといていいよーと荷物を預かってくれる

モライの遺跡もまた想像してた以上の絶景。


古代の人々がこんな大規模な棚田を作って農作物を研究してたんだと思うと胸が熱くなる。

写真をとったりしながら棚田の上から降りるようにぐるりと回るようにしてまた登って戻ってくる
1時間もあれば十分。

さて、クスコまで戻るために、またマラスの入り口ののバス停に行かなければいけないが
遺跡の駐車場にいる車はほとんど、ツアー客や、チャーターしてきている車。。。
流しのタクシーはいない。。。。

さてどうしよう。。。

チケット売り場にいいたおっちゃん、おばちゃんに

モライの町に戻るバスとか来ないの?
と聞くと、

あー、うん、来るはずよ、多分、そのうち。

みたいなことを言うので、駐車場で待ってみる。。。
ワゴン車がやってくるたびに、

町に戻る?乗れる?と聞くも、
全部チャーターのため乗れない。。。

いやぁ、困った困った、まあでもそのうちくるべぇ〜と呑気にしばし待ってると
ようやく、客を降ろして町に戻るタクシー(?)が来て乗せてくれることに。多分、コレクティーボを待った方が安いとは思ったけど、いつ来るかわからないのでこの車で移動。

モライの遺跡からモライ・マラスの入り口のバス停まで20ソル

モライからクスコへ戻る方法

タクシーでモライ・マラスの入り口のバス停につくと、
すぐにクスコに向かう車が通りかかり、すかさずタクシーのおっちゃんが

こいつらをクスコまで乗せてってくれ!

と交渉してくれ、そのまま乗車。
すごい綺麗な4WD車で運転手のおじさんの身なりも綺麗だったので
多分、タクシーとかじゃなくて普通にたまたまクスコに向かう人だったんだと思うけど

クスコまで一人5ソル(二人で10ソル)で乗せてくれ、

今日泊まる宿をまだ決めてないんです

と話すと、宿屋が密集してるエリアで下ろしてくれ
無事にクスコに戻ることができました〜!!

まとめ

結局、モライの遺跡とマラスの塩田を見るなら個人移動か、ツアーとどっちがよいのか!?

 

 

時間があるなら絶対にみといて損はないと思うモライの円形遺跡とマラスの塩田
我々はツアーを使わず、全て個人移動(2名)でその場その場で移動手段を見つけて
移動をしたが、トータルで結構タクシー代がかかったのでチャーターしてもよかったのかな?とあとから思った。

ちょっと記憶が定かではないが、モライ、マラスの塩田両方回ってくてるコレクティーボチャーターで交渉しだいで90ソルくらいまで下がるって言ってたような気がします。。。記憶があやふやだからもっと安いかもだし、高いかも、、、。すんません。
ちなみに、今回個人移動でかかった費用は下記。



オリャンタイタンボーモライ・マラス見学ークスコまでの個人移動でかかった交通費(2名分)
オリャンタイタンボーマラス入り口 10ソル (一人5ソル) コレクティーボ
マラス入り口ーマラスの塩田 15ソル コレクティーボ
マラスの塩田ーマラスの町  5ソル 塩会社トラックヒッチハイク
マラスの町ーモライの遺跡 15ソル タクシー
モライの遺跡ーマラス入り口 20ソル タクシー
マラス入り口ークスコ 10ソル(一人5ソル) 車(ヒッチハイク)
交通費合計(2名分) 75ソル

 

個人移動交通費 合計(2名分)75ソル(約2600円)

マラスの塩田 入場料:ひとり10ソル
モライ遺跡 入場料(クスコ周遊チケット二日間有効):ひとり70ソル

 

クスコあたりの旅行会社からモライ・マラスを巡るツアーがたくさん催行されているようなので
そのツアーがいくらなのかは知らないが、値段次第ではツアーの方が時間が節約できて
スムーズな移動ができて楽なことは楽だと思う。

ただ、個人移動で、不毛とも思える待ち時間でぼーっと景色を眺めたり
行き当たりばったりで塩会社のトラックにヒッチハイクしたりして地元の人と交流したりするのも
また、個人旅行の醍醐味だと思うのでどっちが得かどうかというより、
単純に自分の旅のスタイルで決めるといいと私は思います!




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