【本日の名言】 「金で信用を作ろうと思うな 信用で金を作ろうと考えよ」 by テミストクレス (デミストクレス とは ギリシャの政治家 の テミストクレス による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?古代ギリシア・アテナイ(アテネ)を当時最大の海軍国にした立役者、至高の軍人・戦略家テミストクレス とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 「金で信用を作ろうと思うな 信用で金を作ろうと考えよ」 の意味・解釈・教訓とは?
この言葉は 古代ギリシア・アテナイの政治家・軍人テミストクレスによる名言である。
「金で信用を作ろうと思うな 信用で金を作ろうと考えよ」 の言葉の意味とは?
金で信用を作ろうと思うな
信用で金を作ろうと考えよ
から得られる教訓としては??
金、金銭というものはは、一見、信用であるとか人格には関係がないようである。人を押しのけ、蹴落としながらも財を積む人も少なからずいるだろう。資本主義社会、利潤追求の社会では、金銭の多寡(多い、少ない)がその人間あるいは組織の信用の一種のバロメーターになる。資金力、資本力がその人間の信用を決めるという側面があることも否定はできないのだ。
人格がいかに下劣であっても、裏ではどんなに悪どい行為をしていようとも金をもっている人間は信用され、資本力のある組織は優良企業としての評価を得る。しかし、金がなくなると信用は無きに等しくなる。
逆にこのような資本主義社会、利益重視の社会にあっても、信用だけで資金を集めることもできる。
金で信用を作ることはかのうだがそれは砂上の楼閣に過ぎないかもしれない。堅固(けんご)な資本力を得たいのであれば信用をもとに金を作ることを考えることが大事である。
テミストクレス のその他の名言や関連本おすすめ
『ギリシア人の物語I 民主政のはじまり』『ローマ人の物語』以前の世界。ギリシアに誕生した民主政の実像とは何か。なぜ機能したのか。少数兵力で巨大ペルシア帝国を破った民主主義の力とは。新シリーズ全3巻、鮮烈な第一作
『テミストクレス―古代ギリシア天才政治家の発想と行動』テミストクレスは、ペルシアのギリシア征服をめざした大遠征軍をサラミスの海戦で撃破した軍人政治家として名高い。思いもよらなかった海上での戦いを勝利へと導くことができたのはなぜか? 天才的政治家の実像に迫る。
テミストクレス (デミストクレス とはどんな人物?何をした人?
テミストクレス
(ギリシャ語:Θεμιστοκλής、英語:Themistocles)
BC528年頃アテナイ(アテネ) で誕生
〜 BC462年頃ペルシアにて没
ギリシャの政治家・アテナイの将軍
テミストクレス に関するエピソードや人物像
母親はギリシア人でなかったといわれる。
軍略・外交に優れた人物であった。
アテナイを古代ギリシア第一の海軍国とし、紀元前480年ペルシア艦隊をサラミス水道に破る
ペルシア戦争の救国の英雄となったが、民主派の中心人物だったため、保守的な古代の歴史家たちからは批判的にとらえられた。
その後、陶片追放(オストラキスモス)にあって、元敵国ペルシアに逃れ(亡命)、ペルシアにて没。