【伝説のドラマ】『北の国から』特番スペシャル放送回の全あらすじ’83冬〜2002遺言まで

北の国から特番のあらすじ

伝説のテレビドラマシリーズ『北の国から』のスペシャル放映分の全あらすじ。一度見るとどハマり必須の根強いファンがいる日本のドラマシリーズです。連ドラ版『北の国から』が終了したあとにその後として純(じゅん)や螢(ほたる)の成長していく様子や、その後のうまくいかない人生など数々の人間ドラマに胸がアツくなります・・・読んだらきっと観たくなる!?

連続ドラマ版のあらすじについてはこちらから
意外と知らない北の国からのストーリー【伝説のドラマシリーズ】北の国からってどんな話なの?全放送回のあらすじ




スペシャル版『北の国から』シリーズのストーリーとは?

フジテレビ連ドラ版(全24話)の放送終了後のドラマスペシャル版 北の国からは1983年~2002年に放送された。

北の国から ’83『冬』(はちじゅうさん ふゆ)

五郎(田中邦衛)クマさん(南雲佑介)は11月から東京に出稼ぎに出ているあいだ、純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)はけなげに小屋で留守宅を守って暮らしていた。五郎たちが、わが家で正月を迎えるために年末に富良野の麓郷(ろくごう)へ戻ってきた。
大喜びする純と螢の兄妹。しかし、大晦日から正月休みにかけ、純たちの周辺では次々に問題が起こっている。
まず、みどり(林美智子)の息子の正吉(中沢佳仁)の家出。正吉の友達である純や螢は正吉を放っておけるわけがない。
やっと見つかった正吉は純の家で正月を迎えることに。
そのころ、麓郷の部落には30年ぶりで沢田松吉(笠智衆)という老人がふらりと現れる。
昔、この麓郷を開拓した草分けの一人で、一度は成功したが妻子を捨てて女と駆け落ちしてしまって以来、消息不明だった人。
身寄りは街のラーメン屋で働く孫娘の妙子(風吹ジュン)がいるだけ。
沢田松吉は「東京で大成功した」ということだが、なにか話がおかしい・・・
そこへ突然、五郎にも難題が持ち上がる。みどりの借金の連帯保証人として、700万円の返済義務を負わされてしまう・・

(1983年3月24日放送)

北の国から ’84『夏』 (はちじゅうよん なつ)

純(吉岡秀隆)と正吉(中沢佳仁)中畑(地井武男)おじさんのところに帰省中の努(六浦誠)パソコンを自由自在に操るのを見て衝撃を受ける。純が東京を離れて北海道の富良野のはずれの麓郷に住み始めてから4年・・・。都会はだいぶ進んでいるらしい。
さらにショックだったのはから「お前のおやじにはがっかりしたよ」と言われたことである。
今年の春、丸太小屋(連ドラ版最終話で完成した)焼失してから、父・五郎(田中邦衛)は確かに元気がなくなっていた。
もうひとつ純の心にひっかかることがある。
実は丸太小屋が焼けた原因は純の不注意からだったが、純は黙っている。
正吉は正直に責任を認めたのにも関わらずだ・・・

(1984年9月27日放送)

北の国から ’87 『初恋』 (はちじゅうなな はつこい)

中学3年となったの純(吉岡秀隆)のニックネームは”ペンチ”
電気製品に熱中して常にペンチを携帯、手当たり次第に気になったものを分解しては物議をかもしている。
そんな純が、大里という農家の裏に捨ててある奇妙な風力発電の風車を見に行くと、車輪に鍋を組み合わせた風車に興味をそそられるが、それよりも大里家の娘れい(横山めぐみ)と出会ってその美しさに一目惚れ(初恋)してしまう。
れいは富良野の町の中学に通っているためこれまで知らなかった二人は、ほのかに好意を寄せ合い、付き合うようになる。
しかし、れいが中学を卒業したら東京の高校へ行くと聞いて、純も東京へ行く気になるが・・・。
しかし父の五郎(田中邦衛)には言い出せない、ひそかに東京の叔母雪子(竹下景子)に手紙を書く。
そして純は、五郎の誕生祝いに自分で風力発電を完成させようと懸命になり、やがて、卒業も近づくが・・・

(1987年3月27日放送)

北の国から ’89 『帰郷』 (はちじゅうきゅう ききょう)

五郎(田中邦衛)は、朝早く螢(ほたる=中嶋朋子)を旭川に送り、将来の家作りのためにひとりで丸太を削り、夜は螢の帰りを迎え、スナックで酒に酔う生活だ。東京からは純(吉岡秀隆)が送金してくれるのがうれしくもある。
兄妹が二人ともけなげにやっていると思うと、飲まずにはいられない。
一方、その頃の純はというと、健気とはかけ離れた生活をしている。
実は東京で二度三度と勤め先を変え、バイク仲間に加わり、髪まで赤く染めて、叔母の雪子(竹下景子)たちを心配させている。
赤い髪では富良野には帰れない
貯めていた帰郷するための旅費の袋も破って、400ccのバイクを買うために危険な相手とも関わることに・・・
あげくの果てに、「泥のついた一万円札」を巡り傷害事件まで起こしてしまう。
妹の螢はその頃、汽車に乗り富良野から旭川に通って看護師の勉強をしていた。
螢は毎朝、車中で顔を合わせる予備校生の勇次(緒形直人)とほのかな恋心を通わせるようになって・・・

(1989年3月31日放送)

北の国から ’92 『巣立ち』 前編 (きゅうじゅうに すだち ぜんぺん)

凍える冬も終わり、雪解けの春も超え、ようやく北海道の富良野にも夏の『ヘソ祭り』が近づいてきている。
丸太小屋を火事で失った五郎(田中邦衛)は、和夫(地井武男)の家の小屋を借りて住んでいる。
五郎は山に「もう一度丸太小屋を作ろう」と日々頑張っている。
旭川の看護学校に行っている螢(中嶋朋子)は、富良野にはなかなか帰っていない。
富良野で待ちわびている五郎の気持ちを知りながら、螢は実はひそかに富良野の駅を通り過ぎ、
帯広
の畜産大学の恋人である勇次(緒形直人)に会いに行っている。
その上、螢が春に卒業したら富良野の病院に勤めることを楽しみにしている五郎の思いとは裏腹に、螢は勇次の伯父の札幌の大病院で正看の資格を取るつもりである・・・

 一方、東京のガソリンスタンドで働く純(吉岡秀隆)は、ピザ店で働くタマ子(裕木奈江)と知り合い、いつしか一線を越える仲になってしまい・・・

(1992年5月22日放送)

北の国から ’92巣立ち 後編 (きゅうじゅうに すだち こうへん)

東京のガソリンスタンドで働く純(吉岡秀隆)は、ピザ店に勤めるタマ子(裕木奈江)妊娠したと知って真っ青に・・・
純は食事ものどを通らなくなるが、しかしタマ子が子供を堕したと知って、駆けつけた病院でタマ子の叔父(菅原文太)に殴られてしまう。急遽、父の五郎(田中邦衛)が北海道の富良野から上京する。
五郎は純と共に土下座して詫びるが、しかし追い返されてしまう。誠意とは何かね?転がる土のついたカボチャ・・・
富良野に戻った五郎は、3年越しの丸太小屋づくりを断念し、家づくりのために地道に集めていた大切な丸太を売り、タマ子への慰謝料を作る。
一方、旭川の看護学校から、富良野を素通りして帯広の恋人勇次(緒形直人)に会いにゆく螢(中嶋朋子)は、卒業したら富良野で働いてくれるという五郎の(勝手な)期待を裏切って、富良野の病院には勤めずに勇次のすすめる札幌の大病院で正看の資格を取る気に・・・
大晦日、久しぶりに帰省する純と螢を温かく迎える五郎。3人はそれぞれの想いを胸に再会するが・・・

(1992年5月23日放送)

北の国から ’95 『秘密』 (きゅうじゅうご ひみつ)

富良野でゴミ収集の仕事をする純(吉岡秀隆)は、札幌のれい(横山めぐみ)と遠距離恋愛を続けている。
しかし、遠距離の二人の間は次第にぎくしゃく。そんなときシュウ(宮沢りえ)に出会ったシュウに惹かれていく。
シュウ五郎(田中邦衛)の原始的生活がすっかり気に入り、度々訪ねるようになる。
一方、札幌で看護婦をしている螢(中嶋朋子)は、病院を辞め、妻子ある男性・黒木と不倫の末、駆け落ちしていた。
ある日、シュウが以前AV女優をしていたことを知った純。
過去を詮索するような言い方をしてしまい、シュウを深く傷つける。
そして気まずい関係のまま、会えない日が続いていた。
その頃、五郎も、黒木の妻(大竹しのぶ)が訪ねてきたことにより、螢の不倫を知る。
五郎は純の車で螢の元へ向かう・・・

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「何をしようと、俺は味方だから…いつでも富良野に帰ってくるんだぞ」
五郎にはそれだけを言うのが精いっぱいだった。
ある日札幌のれいから純に、「今日の午後嫁ぐ」という電話が。
は車に飛び乗り、れいのいる札幌に向かう。
車のワイパーには、「今夜会ってほしい」というシュウからのメモ・・・!
木立の陰からウエディング姿のれいを見つめる純。アパートに帰った純に、
五郎は、「シュウに会いに行け」と告げるが・・・

(1995年6月9日放送)

北の国から ’98 『時代』 (前編) (きゅうじゅうはち じだい ぜんぺん)

1997年の初夏。落石(おちいし)に暮らす螢(中嶋朋子)の元に幼馴染の正吉(中沢佳仁)がやってくる。
「仕事がこっちにあって…」という正吉は、富良野の近況をいろいろと話し始める。

父・五郎(田中邦衛)は最近、炭焼きに凝って完次(小野田良)のやっている有機農法の手伝いをしている。
五郎と一緒に暮らしている純(吉岡秀隆)は、今ではすっかりゴミ収集の仕事もベテランに。
純は恋人のシュウ(宮沢りえ)ともうまくいっているようだ。
そして、もうすぐ結婚するという完次のお嫁さんになるツヤ子(小池美枝)というのは、実は完次の弟・チンタ(永堀剛敏)の元彼女という事など、富良野の近況を報告。
しかし、実際は純とシュウの間はうまくいっていない。
純がシュウの家族に挨拶に行った直後からシュウは、実家に帰ってくるよういわれてしまう。
自分のごみ収集という職業が気に入られなかったと思い悩む純は、すっかり落ち込んでいる。
その上、金を工面するために、富良野に戻ってきている聞くが、和夫(地井武男)正吉だけではなく、離婚して富良野に戻っていた雪子(竹下景子)のところにもやってきたという螢が、自分と五郎のところは金の無心に螢はやってこなかったせいで、頼りにされない兄・純は余計に落ち込んでしまう。
螢は一体何のために金が必要なのか、だれもその理由を知らないが・・・
最後に金を用意してくれた草太にいちゃん(岩城滉一)にだけは、螢は本当のことを打ち明けた・・・

(1998年7月10日放送)

北の国から ’98 『時代』 (後編) (きゅうじゅうはち じだい こうへん)

螢(中嶋朋子)と正吉(中沢佳仁)の結婚が決まった。
螢が結婚の日まで、石の家で暮らすことになり、喜びを隠しきれない五郎(田中邦衛)
だがシンジュク(布施博)は和夫(地井武男)から螢のお腹の子の父親が実は、正吉の子ではないことを聞いてしまう。
草太兄ちゃん(岩城滉一)は、「今は螢の門出を盛大に祝ってやろう!」というが・・・
実は子供のことは、誰もが疑いを持っていることだった。
正吉のことを誰よりも知る純(吉岡秀隆)も、そして父の五郎さえも疑っていた
ある日、五郎は螢のいない間に、母子手帳を見てしまい、真実を知ってしまう。
五郎は、シュウ(宮沢りえ)を訪ねる。螢の結婚のことや、純が頻繁に来てくれるようになったことなどを話す五郎は、今までにないほど幸せを感じていることを伝え、シュウにも自分たちのそばにいて欲しいという。
それからしばらくして、シュウは純に連絡をとる。
そんなある日、完次(小野田良)が行方不明になったという知らせが五郎と純に入る。
資金繰り厳しく、離農することを迫られていた完次。純は、正吉、チンタ(永堀剛敏)らとともに必死で完次を探す。
純は完次に離農を言い渡したのが草太兄ちゃんだと聞き、ショックを受ける。
純は正吉から、草太が「完次の住んでいた家に住まないか」と持ち掛けてきたことを聞かされる。
実は、純も草太から仕事を手伝わないかと誘われていた。ある夜、話があると草太にスナックに呼び出される純。
再度、草太から仕事の誘いをうけ、手始めとして、「明日完次のところから引き取ったトラクターを運ぶのを手伝ってくれ」といわれたが、純は協力できないときっぱりと断ると、スナックにいた他の客からも非難された草太は、怒って店を出ていってしまう。
翌日、純は雪子(竹下景子)の店へシュウへのクリスマスプレゼントを買いに訪れる。
店が忙しそうな雪子の代わりに鳴り響く電話を取ると、それは五郎からの電話で、受話器から聞こえてきた言葉に、純は呆然と立ち尽くす・・・

(1998年7月11日放送)




北の国から 2002  遺言(前編) (にせんに ゆいごん ぜんぺん)

草太兄ちゃん(岩城滉一)が事故で亡くなってから4年後。
草太亡き後、牧場を引き継いだ純(吉岡秀隆)と正吉(中沢佳仁)は牧場を倒産させ借金を抱え富良野から出て行く。
螢(中嶋朋子)は3歳になる息子・快(西村成忠)と富良野で暮らしている。
五郎(田中邦衛)にとっては孫の快が唯一の生きがいの日々だ
ある日、和夫(地井武男)の元に娘のすみえ(中島ひろ子)が帰って来る。
結婚が決まったというが出来ちゃった婚らしい・・・
すみえの結婚相手の清水正彦(柳葉敏郎)は、五郎が廃棄物で作った雪子の家(拾ってきた家)を見て感動し、自分とすみえの新居を建てて欲しいと頼み込み、五郎は新居作りに着手することに・・・
久し振りにシュウ(宮沢りえ)が五郎を訪ねてくる。シュウはもうすぐ結婚して神戸に行くことを話し、にあてた手紙を置いて行った。その時、五郎は下腹部に急な痛みを感じだし、螢に言われ続けていた精密検査を受ける決心をする。
純はシュウの手紙を、漁師町羅臼で受け取る。
廃棄処理業をしながら暮らす純は、ある日コンビニの店員・高村結(内田有紀)と出会い、結(ゆい)に魅かれていく純。
しかし、しばらくして純は、結が人妻で、その義父・吾平(唐十郎)がトドと呼ばれる気性の激しい男だと聞かされてびびる。
ある日、螢は、病院でみずえ(清水まゆみ)の姿を目にする。そしてその時、病院の駐車場でみずえを送り届けて戻った和夫の手は小さく震えていた・・・

(2002年9月6日放送)

北の国から 2002 遺言(後編) (にせんに ゆいごん こうへん)

螢(中嶋朋子)の勤める病院にみずえ(清水まゆみ)が入院してくる。
みずえは肝臓に癌が転移していてすでに手の施しようがなく・・・
五郎と一緒に新居作りをしていた新吉(ガッツ石松)「遺言を書いているか?」と切り出してくる。
新吉のすすめもあり、五郎は元中学校の校長の山下(杉浦直樹)に習って遺言を書いてみることに。
ひょっこり羅臼のトド(唐十郎)五郎を訪ねてやって来て、二人は、仕事や子供のことを語りあったが、五郎は最後までトドの素性を知ず・・・。
純(吉岡秀隆)は、「流氷を親父さんに見せるよう」トドに言い渡される。
羅臼までの交通手段と同封された費用を受け取った五郎は、この冬の羅臼行きを決める。
その頃、結(内田有紀)の夫・弘(岸谷五朗)が町に戻って来る。
夫の留守中に妻と交際していたことに激怒した弘に呼び出され叩きのめされる純。
純は自分の決心を告げに弘のもとに乗り込む。そして結の手には猟銃が!。
流氷が来た時期、五郎が羅臼を訪れる
純は富良野に帰ろうと思っていること、結のことを打ち明ける。
翌朝、純はトドがトド撃ちに行ったまま戻って来ないことを知らされる。
漁船での捜索、巡視船も出された。そんな中、純も弘も迎え火を焚いてトドの帰りをひたすら待つ・・・
時をほぼ同じくして、富良野からみずえの死の報が入る。
純は2年振りに富良野に帰ることに。そして螢の元には正吉(中沢佳仁)からの手紙が届く・・・

(2002年9月7日放送)

現在までの放送された『北の国から』シリーズの作品は2002年の『遺言』が最後である
なんどか、さらに福島を舞台にした続編や、その後の黒板家の様子や富良野の人々についての
倉本聰による構想はあるようだが、ドラマ化はいまのところされていない。

連ドラ版『北の国から』全24話のあらすじはこちら↓

意外と知らない北の国からのストーリー【伝説のドラマシリーズ】北の国からってどんな話なの?全放送回のあらすじ

 

北の国からの「わけで」集【伝説のテレビドラマ】『北の国から』シリーズで純が言った52回の全「〜わけで」集

これまでの『北の国から』全話をオンデマンドで一気見できるのは↓こちら

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