どうも、アフリカ大陸南部に位置するその国の中でも、いわゆる”ど田舎”と言われる地域に住んでいるために、都会育ちのシティボーイシティガールな現地国民の人たちから「え！？あんな不便な暮らしよくできるね！？」ドン引きされたりもするエリア。アフリカ人が認める『リアルアフリカンエリア』『リアルルーラルエリア』での日々と現地人たちとの噛み合わないやりとりを徒然と。今回は「パソコンメールの送受信」を教えた際のお話、前編。
酒と涙と男と女と部屋とワイシャツと私とお前と俺。
押忍、俺だ。
目次
アフリカ人が認めるリアルアフリカエリアからこんにちは
今日はわしの秘密結社的活動を報告したいと思う。
実はアフリカ南部某国で、スタッフにPCを教えてる。
そう、パーソナルコンピューター、パソコン。
アフリカ南部某国のね某他郡のオフィサー（スタッフ）達は
ほぼ全員みんなmy laptop（自分専用のノートパソコン）を持ってる
って噂なんだけどね。
そうだよね２１世紀だもんね。
うちのエリアの職員は半分くらいかな。
自分のノートパソコン持ってるの・・・
しかし、私が住んでいるエリアは
この国の中でもわりと僻地なのかねぇ。
とある日本人いわく、
「あそこってこの国の秘境でしょ？」
なんて言われちゃうくらいど田舎なんだな。
まあこの国の現地の人たち、この国の国民である
私の上司たちも口を揃えて
「ここは間違いなくリアルアフリカエリアだよ」
「リアルアフリカにようこそ」
ってアフリカ人たちが言っててね。
彼らが言うんだから間違いなくそうゆうことだよね。
私自身が住んでいるエリアは農村地帯の中ではなく
この地域の中心部のタウンエリアに住んでるから
まー・・・ゆうほどそこまでアレじゃないと思うんだけどさぁ
やっぱここより開発が進んでいる地域から
比べてしまうとと
[VERY RURAL AREA]
「ヴぇええええええりい るうーらる えりぃあぁぁ～～」
日本語に訳すなら（超ど田舎やん！！）
って、バスとか乗って、首都とか都市部に行ったりして
「おう、外国人、どこに住んでるんだ？」
みたいな会話が定番であるんだけどね、
それで私が住んでいる町の名前を告げると
だいたい上記の「めっちゃ田舎やん！！」って反応多いよね
現地人がひくほどのアフリカの田舎に暮らしてショックなこと
まあ、若干ショックなのは、この国の人でエリート的なね
生まれも育ちも首都エリアの人と会話してて
「そういえば、どこに住んでるんだっけ？」
私が住んでいる北部地域の名前を告げると…
「ああ！私の母の出身地がそこだわ！！」
「おお！じゃあ来たことあるでしょ！？」
「は？冗談でしょ！？あんなクソ遠い、ど田舎になんて
生まれてこのかた一度も行ったことなんてないわよ！！」
「・・・・・・・・・・」
（おい。。。お前のルーツそこだぞ・・・）
とかね・・・
「マジかよ、あんなとこ住めるのかよ！ヒャッハー！」
とか、結構、直球ぶち込んでくれる
都会の人も多いのがショック。
まあ、冗談半分だろうけどさぁ、でも素直な反応かも。
でも、逆に、そっち方面（この国の北部）エリア出身の人には
とっても良い反応されるけどね。
特に私が現地語で結構喋れるもんだから
「いぇえええええ〜〜〜〜！！！！」
「現地語喋ってるぜこの外国人！！！ひやっほ〜〜〜〜！！」
ぐらいの超ハイテンションで歓迎されるんだな。
ほんとリアクション良いから楽しいよアフリカ人
まあそれはいいんだけど・・・
アフリカ人同僚にパソコンを教えるの巻
そんなこの国の中でも、ど田舎の職場ですが・・・
とある同僚女性に
「パソコン買った、メールしたいから教えて」
って言われてさ、まあ「OK」っつって、
まんず、大仕事。
まず
「バンドルはどうやって買うの？」
（って、そこからかーい！
つたない英語しか喋れんわしじゃなくて
自分の友達に聞けや～～～～！！！
つか、『モデム』買ったんやったら、その店できかんかーい！！）
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なぜかこの国の人にこの国のネットのシステムの説明をし
とりあえず10MB分のバンドル〔100円くらい〕買わせる。
10MBなんて一瞬で使いきるよなー・・・
って思ったが、200円くらいしかトークタイムが入ってないから
それで行くしかない。（バンドルはトークタイムで買う）
わし 「OK、ネットにつながったね、Gmailでいいのね？？」
同僚女性「え？」
「え？」
（いや、いいや、たぶんあんたらGmailっしょ。）
「アカウントは持ってる？」
「え？」
「え？」
「…いや、いいや。
じゃあ、この画面に見覚えは？？？（Gmail画面にする）」
「ある？？ほな自分の名前を入れてみて～」
予測変換で彼女のアドレスらしきものが表示される
（ほら、やっぱアカウント持ってんじゃーん）
それでも入力を続ける彼女。。。
う、うん？別にいいんだけどさ・・・
もう！ほら？そこさ？予測変換でそれ、下にでてっから・・・・・・！！
そ、それ、お、押して！！おして！
しかもこの方、タイピングが基本 右手人差し指1本
秘儀ドラゴンワンフィンガー！！
だからまあぁ〜〜〜まあ、遅い！！！仕方ないけどさ。
メールの送受信を教えるだけで体力消耗中…
ちなみに、ちょっとPC得意でちょっといじれる人だと
両手人差し指ズを使うので
奥義ダブルフィンガ～濃いめ！で、ちょっと早い！
あ、ちょっと、俺に強めの酒ちょうだい！
最近の私はアフリカ暮らしに慣れ、
忍耐強くなり
『仏の心』を手に入れてるので
イライラすることもなく待ってたよ、
ようやくアドレス入力できたみたい。
「はい、そしたらパスワード入れて～」
「え？」
「え？」
（え！じゃないよ！何回やるんだこのくだり？
＜パスワード＞って書いてあんでしょう、そこに！！）
・・・・・・・・・・・・
エラー。。。。
エラー・・・・・
「え、パスワード忘れたの？アドレス違うの？？」
「うーん、、やっぱり前に作ったアカウントでやるわ！」
「え？」
（今、入れてたアドレスは？いったい何だったんだよ！？）
やっとログインできて、受信したメール見て〜
その添付書類を保存して
それに必要事項入力して添付して返信するだけなんだが…
ああ、親にパソコンの操作を教えているようだ！！
まあ、我が親にパソコン操作を教えた経験はないんだけど
きっと教えるとしたらこの感じだろうなぁ。
それでも、日本語で教えられるからだいぶ楽であると思うけど。
1個前の画面に戻るのに、
リターンじゃなく×ボタンクリックで
いちいちブラウザ終了させちゃうし・・・
「保存した場所がわからない。」
って・・・あーた、
「まだダウンロードしてへんよ？？」
「え？」
いや、あのだからダウンロードしてないから
保存もできてな・・・
もういい、俺がやる！！かせっ！
「はい、これ、ここに全部ダウンロードしたよ！
あんたがやれっつうから、4個ダウンロードしたけど
たぶん、それおんなじファイルだよ・・・」
「え？」
「え？」
そうこうしているうちに なくなる10MB。
現在、午前11時。
「ねえ今日はこの辺にいる？じゃあ午後にもっかいチャレンジしよ～」
「午後って何時よ？」
「アフターランチで14時☆」
「Ok、14時ね。」
まあ、アフリカ大陸南部の国ですからね
時間の約束なんてハッキリ言ってまったくアテにはならないわけだが
一応の約束の時間を確認して
いったん帰宅！飯！！
後編に続く
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【アフリカ暮らし記4】現地人とのコミュニケーションの難しさよ【だがそれが面白い】
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