【本日の名言】「忍耐は仕事を支えるところの一種の資本である」 by バルザック とは フランスの小説家 の バルザック による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?戯曲を乱作しながら様々な事業を興しては失敗を繰り返した奇才オノレ・ド・バルザック(フランス語: Honoré de Balzac)とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】「忍耐は仕事を支えるところの一種の資本である」の意味・解釈・教訓とは?
この言葉は フランスの小説家 のオノレ・ド・バルザッックによる名言である。
「忍耐は仕事を支えるところの一種の資本である」の言葉の意味とは?
忍耐は仕事を支えるところの一種の資本である
『忍耐』とは
こらえること、たえしのぶこと
苦しさ、辛さ、怒りなどをこらえること
我慢、辛抱すること。
忍耐は仕事を支えるところの一種の資本であるから得られる教訓としては
忍耐というと
ただただ我慢だ辛抱だというネガティブ方面な方に引っ張られそうだが、バルザックによるこの名言はただの精神論・根性論の話ではないだろう。一種の資本と言っているのは、仕事を支えるためのもととなる大切な一つの要素だということ、あくまで一つの要素。
そして我慢しすぎてストレスを溜めてしまうと仕事にとっても人生にとってもどう考えてもマイナスだろう。
ああいやだ・・・だからといってすぐに逃げ出してしまえば仕事にならない。
仕事を維持していくためにはある程度の忍耐が必要である。
忍耐強さ、ストレス耐性などというものは程度の加減はあれど、仕事をしていくにはある程度は必要な要素であるということだろう。
しかし、忍耐が大切だといっても過度の無理は禁物である。
適度に抜けるところは力を抜くことも、長く仕事をしていくのには重要な一つの要素なのではないだろうか。
バルザック のその他の名言や関連本おすすめ
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『バルザック「人間喜劇」全作品あらすじ』 (バルザック「人間喜劇」セレクション)
『人間喜劇』全百篇のすべて。要約にあたっては、既に結末を知っている執筆者がバルザックの意図を先取りして自分で再構成するようなやり方は避け、可能な限り語りの順序や場面の雰囲気を再現するように努めた。
オノレ・ド・バルザック(Honoré de Balzac)とはどんな人物?何をした人?
オノレ・ド・バルザック
(フランス語: Honoré de Balzac)
1799年 フランス共和国トゥールにて誕生 で誕生
〜 1850年 フランス共和国パリにて没(享年51歳)
フランスの小説家・戯曲作家
バルザック に関するエピソードや人物像
仏・トゥール生れ。孤独な少年時代、読書と夢想に耽り将来の素地を養う。
パリで法律を修めるも文学を志し小説や戯曲を乱作したがすべて失敗作となった。
一方で出版等様々な事業に手を出しいずれも失敗し破産・・・その浪費癖のため流行作家となった後も膨大な借金を背負いつづけた。
初めて本名で書いた『ふくろう党』(1829年)を皮切りに超人的ペースで『ウージェニー・グランデ』『ゴリオ爺さん』『谷間の百合』等の力作を多産、リアリズム小説の分野を創始。
バルザックはその後の作品も含め全作品に「人間喜劇」という総題を与え、総体を19世紀フランスの風俗史たらしめる目論見の実現途中に、長年にわたる心身の酷使により燃え尽きた。奇しくも18年来の恋人ハンスカ夫人と結婚後まもなくの死去となった。
バルザックはリアリズム小説の祖とされると同時に悪徳から神聖に至る人間社会の全体的な世界像を創造しようとした偉大なる幻視家として評価されている。