【本日の名言】「人に施したる利益を記憶するなかれ 人より受けたる恩恵は忘るるなかれ」 by バイロン とは イギリスの詩人 の 第6代バイロン男爵ジョージ・ゴードン・バイロン による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?ジョージ・ゴードン・バイロン とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】「人に施したる利益を記憶するなかれ 人より受けたる恩恵は忘るるなかれ」の意味・解釈・教訓とは?
この言葉は ジョージ・ゴードン・バイロンによる名言
「人に施したる利益を記憶するなかれ 人より受けたる恩恵は忘るるなかれ」の言葉の意味とは?
人に施したる利益を記憶するなかれ
人より受けたる恩恵は忘るるなかれ
「施し」とはほどこすこと、恵みを与えること
「恩恵」とはめぐみ、情け、利益や幸福をもたらすもの
人に何かしてあげたこと、相手に利益をもたらしてあげたことをいつまでも覚えているものではない。
しかし、人にしてもらった恩は決して忘れてはいけない。
人に施したる利益を記憶するなかれ
人より受けたる恩恵は忘るるなかれから得られる教訓としては??
人にしてあげたことを恩着せがましくいちいち覚えているべきではない。
人にしたこと、人に対して恩恵を与え、ありがたく思わせようとするような行為は浅ましい・・・
例えば、たった一度食事をおごってくれた友人が、いつまでもいつまでもそのことを恩着せがましく言ってきたらあなたはどう思うであろうか?
「この前おごってあげたやん」「この前奢ってやったじゃん」
確かに奢ってもらったことは事実であろうと、その時は感謝したとしてもいつまでもその件を持ち出してお前を得させてやったのは俺だ!みたいな態度をされていたら、決していい気はしないだろう。
逆に、人からしてもらったこと、助けてもらったこと、金銭的に援助をしてもらったことなど、人から施された恩を忘れるような恩知らずになってはいけない。
決して恩着せがましくなるな、しかし恩知らずにもなるな。
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『対訳 バイロン詩集』憂鬱と情熱―相矛盾する複雑な感情を抱えた近代的自我の詩人バイロン(1788‐1824)は、“嵐の季節”とも言うべき時代の寵児として、36年の短く波瀾に満ちた人生を駆け抜けた。本書ではバイロンの詩の本領を伝えるべく、短篇の抒情詩よりも長篇の物語詩と劇詩の比重を大きくし、それぞれのハイライト部分を幅広く収録した。
『マンフレッド』人間でありながら、神ほどの万能感を獲得したマンフレッドは、愛する人を失うという過去を持つ。その悲痛な記憶を失いたくて、精霊を呼び出して、「忘却」をくれ、と要求する。精霊たちは、それはできないと言う。「獲得」は自由なのに「喪失」は思いのままにならぬと悟ったマンフレッドは、「喪失」の最高形態である「死」の問題に立ち向かうのであった。
第6代バイロン男爵ジョージ・ゴードン・バイロンとはどんな人物?何をした人?
第6代バイロン男爵ジョージ・ゴードン・バイロン
(George Gordon Byron, 6th Baron Byron)
1788年 グレートブリテン王国ロンドン で誕生〜
1824年 ギリシャ第一共和国メソロンギ(ミソロンギ)にて没(享年36歳)
イギリスの詩人・バイロン卿・男爵
バイロン に関するエピソードや人物像
奔放な女性遍歴、ギリシア独立運動への参加など波乱の生涯を送った
ポルトガルからギリシアへの旅を扱った長い詩『チャイルド・ハロルドの巡礼』によって一挙に名声を得て、社交界に鮮烈なデビューを飾った。しかし、その後、異母姉オーガスタとの醜聞(近親相姦)が発覚し英国を追われることになる。
1816年イタリアへ渡ったバイロンは1823年ギリシアの独立戦争に参加し、翌年、戦病死した。
たった36年の短い生涯であった。
バイロンの詩作の特徴は湧き出るような豊かな叙情、感傷を誘う異国情緒、奔放な情熱の物語、機知縦横の風刺など、多方面に逞しい才能を発揮した。特にヨーロッパ大陸のロマン主義文学に大きな影響を与えた。
愛猫家であったため、愛猫5匹に加えて、馬や犬、猿、鳥を飼っていたという