【本日の名言】平凡なことを非凡に努力するby 鍵山秀三郎(かぎやまひでさぶろう)とは 株式会社イエローハット創業者・実業家・著述家 の 鍵山秀三郎 による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?
日本でカー用品といえばイエローハット(旧社名:ローヤル)の創業者であり、
”掃除”に並並ならぬこだわりを持ち『日本を美しくする会(NPO法人)』の相談役としても清掃美化啓蒙促進活動にも力を入れている鍵山秀三郎 とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 平凡なことを非凡に努力する の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の参考出典は 鍵山秀三郎 による 著書『凡事徹底 平凡を非凡に努める』 より
(ぼんじっってい へいぼんをひぼんにつとめる)
「平凡なことを非凡に努力する」の言葉の意味とは?
この言葉の意味を例に出して説明すると、鍵山氏はこのように言っている
例えば、膨大な量の水が入ったプールから水をくみだす時に、大きなバケツがあればそれは早いだろう。
しかしそれがない場合にでも、私は小さなコップですら水をくみ出す努力を怠らない。
この例でわかるように大きなプールから一杯ずつ小さなコップで水を組み出すことは一見、意味がないようにも思えるが、しかし例え、そのわずかな量でも少しずつ努力を重ね続けること、これが「平凡なことを非凡に努力する」ということであろう。
平凡なことを非凡に努力する
から得られる教訓としては・・・
例え一見すると、意味がないような小さなことでも非凡な努力をすることで物事を成功に導くことができるということだろう。
実際、この言葉の通りに平凡なことを非凡な努力を続けた結果、
鍵山氏が立ち上げた会社は日本でカー用品といえば、イエローハットというように
誰もが認める会社に大きく成長していったのである。
鍵山秀三郎氏は特に、『掃除』という誰もができる平凡なことも徹底して行うということを信念に掲げ、NPO法人『日本を美しくする会」の相談役としても活躍しており、徹底して掃除の実践や考え方についてもたくさんの著作がある。
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鍵山秀三郎 かぎやまひでさぶろう とはどんな人物?何をした人?
本名は 鍵山 秀三郎(かぎやまひでさぶろう)
1933年8月18日〜東京都千代田区で誕生〜
株式会社イエローハット創業者・実業家・著述家
NPO法人「日本を美しくする会」相談役
鍵山秀三郎 に関するエピソードや人物像
東京都で生まれた鍵山秀三郎は岐阜県の高校を卒業後に自動車用品販売業界に入る
最初に入社したデトロイト商会でも、当時の自動車業界全般が粗野なイメージがあり客層も荒れていた。
一般ユーザーが寄り付きやすいように環境改善をするためにトイレ掃除から始め、次第に従業員のモラルも向上し、有名人が客としてやってくるなどした。
1961年に独立し、現在のイエローハットの前身となるローヤルを立ち上げた
社長自らが洗車やトイレ掃除をすると、従業員からは「当てつけがましい」と批判の対象となることが多く
社員が自発的に手伝うようになるまで10年以上がかかったという。
しかし、鍵山しは『凡事徹底』を掲げ、掃除をすることで頭の中も掃除でき、無駄や汚れに気づくことができるとし、社風に大きく影響を与えた。会社の雰囲気が良くなることで会社全体の評価も向上し、社員一人ひとりの評価もあがるなどし、また会社を飛び出し、NPO法人『日本を美しくする会』やいまや海外でも展開している『掃除に学ぶ会』などの相談役としても鍵山氏の凡事徹底の教えは広がりを見せている。