【アメリカ電子渡航認証システムESTA】エスタ申請が必要な人ってどんな人?ビザとは違う?

世界最強レベルの日本のパスポートでもESTAは必要

アメリカに渡る際にESTAの申請が必要な人ってどんな人?【アメリカ電子渡航認証システム『ESTA』】はビザとは違う?正解最強レベルとも言われる日本のパスポートを持っていても、渡米する際にはエスタが必要!ESTAは自分でオンラインで簡単に申請することができるが、非公式の申請代行サイトも横行中!?ESTAの申請にかかる費用は14ドルだけでクレジットカードで決済できる。そんな渡米の際のESTAにまつわる疑問についてあれこれ。

こちらの記事も合わせてどうぞ↓
【ESTA申請】アメリカ渡航時のエスタの有効期限を調べる方法【電子認証済みESTA】




初アメリカ旅行!?初ハワイ?渡米が決まったら忘れずESTA申請必須!

日本人の持つ、日本国籍のパスポートって世界から見ても
かなり多くの海外のいろんな国にビザなしで渡航ができたりする
最強のパスポートっていう説もあるけど

「日本の最強のパスポートがあるから大丈夫っしょ!」
と安易にぷらっと、
渡米することはできないのでご注意

最強のパスポートを持つ日本人のあなたでも
渡米するには、必ずESTA申請と承認(認証)を受けている必要がある
ESTAなしにアメリカに渡航することは不可能なり!

ところでESTA(エスタ)ってなに?なんの略?

ESTAとはアメリカ電子渡航認証システムのことで

電子渡航認証システム
(でんしとこうにんしょうシステム)
英語で、 Electronic System for Travel Authorization
(エレクトロニック・システム フォー トラベル・オーソリゼィション)の
頭文字を取った略称ESTA(エスタ)である

エスタは、特定の国籍の人が米国に入国する際、
ある条件下においてはビザを申請する必要がないという
ビザ免除プログラム=Visa Waiver Program(VWP)の一部であり、

短期の商用目的や観光目的などで、かつ、
90日以下の滞在での米国渡航者で
ビザ免除プログラム(VWP)の参加国の国籍の人に対して
米国に渡航する前にESTAでの渡航認証の申請が義務付けられているもの。

電子渡航認証システム(ESTAエスタ)では、
米国(アメリカ)に渡航する人(渡航者)が
米国(アメリカ)へ入国するのに、適格であるかどうか
その人物が渡航するにあたり、
危険ではなく安全なものかどうかを確認するための自動化されたシステムである。

エスタを申請をした時点
その人物が、米国に渡航する適格性があるかどうかを判定される。

ビザとESTAの違いってなに?エスタはビザじゃないの?

ビザ免除プログラム(VWP)の参加国である日本の国籍の日本人であれば
いわゆる、普通のアメリカ旅行とかの短期での滞在、
商用などでのビジネス滞在でも90日以内の滞在ならば
ビザの取得が免除されるということ、

いわゆるビザなしで米国に渡航がすることができる

その代わりに、
電子渡航認証システム(ESTA)で認証を受けている必要がある。

よく勘違いしている人も多いが、
ESTA=ビザの役割を果たすものではない!
ということは理解しておこう。
ビザ免除ブラグラムの一部ではあるが、ビザとは別物である

このビザ免除プログラムに参加している国は
2018年8月現在は以下の国々。

アンドラ
オーストラリア
オーストリア
ベルギー
ブルネイ
チリ
チェコ共和国
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランド
アイルランド
イタリア
日本
ラトビア
リヒテンシュタイン
リトアニア
ルクセンブルグ
モナコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
ポルトガル
マルタ共和国
サンマリノ
シンガポール
スロバキア
スロベニア
大韓民国
スペイン
スウェーデン
スイス
台湾
イギリス

これらの(VWP)参加国の国籍の人で、
その国のパスポートを取得していれば
ESTAの申請ができ、ESTAでの認証を受けた上で
ビザなしでで米国に渡ることができる。

日本国籍を持った日本人もこのプログラムによって、
ビザなしで、ESTAの承認を受けて渡米することが可能。

しかし、世界中の国の多くの人は
このビザ免除プログラム参加国ではないため、
アメリカに入国する際にはビザを取得することが必要となっている。




ESTAを申請する時に必要な条件とは?

  • VWP(ビザ免除プログラム)に参加している国の国籍を持っている
  • その国の有効なIC旅券(Eパスポート)を持っている
  • 米国滞在期間が90日以下である(←※米国滞在90日以内に別の近隣国に出て、アメリカに再入国してもリセットはされない
  • アメリカに入国する目的が商用・観光旅行・通過(飛行機の乗り継ぎ経由地)である場合

このESTAで申請できる条件にあっている
渡米目的かどうかを確認しよう。

商用目的とは、取引先と契約交渉や各種会合、
教育、科学、専門分野の会議などへの参加や短期間の研修参加など
(ただし、米国が源泉(払い出し元)となる報酬を受けるのは不可)

観光旅行目的は、友達や家族や親戚に会いに行ったり、
治療や、ボランティア参加など社交に関する目的で
報酬が発生しない、音楽やスポーツの大会、
イベントやコンテストへの参加など

乗り継ぎ米国内の空港を経由地として
通過する場合にもESTAの申請と承認
が必要。

さらに、飛行機(空路)もしくは船舶(海路)での
アメリカ入国の際は
往復の航空券のチケット(帰りの分のチケット)を持っていること。
次の目的地への旅行日程がわかるコピーなどを持っている必要がある。

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ビザ免除プログラム参加国の国籍であり、
パスポートを持っているのに

ESTA申請ができない、承認が受けられないのはどうゆう場合?

  • 90日を超える滞在での留学目的である場合はESTAではなく、学生ビザが必要。
  • 90日を超える滞在を伴うビジネス(商用目的)の場合はESTAではなく就労ビザが必要

逆にいえば、就労ビザとか、学生ビザなど、
米国渡航に有効なビザを持っている人は
アメリカ渡航時にESTAを申請する必要はない。

それ以外の理由でESTAでの渡航申請が通らないのは

  • 犯罪暦、逮捕歴(有罪無罪問わず)がある人
  • 重篤な伝染病患者
  • 過去に入国時にトラブルがあった方
    入国拒否をされたり、強制送還されたことがある人、
    オーバーステイしたことがある人など。これらに該当する人は残念ながら、
    ビザ免除のESTAを使っての渡米はできない
    渡米する場合には、別途ビザの申請と取得が必要となる。



いつからいつまでにエスタを申請すればいいの!?

ESTAの申請はウェブサイトからいつでも申請することが可能
渡航計画時点でなるべく早めに申請しておこう。

オンラインで申請時、
あなたに特に問題がなければ数秒で承認となるだろう。

いつでもネット上でESTAの申請はできるので
ぶっちゃけ、搭乗直前でも申請することは可能ではある
少なくとも72時間前、米国へ
渡航する3日前までには申請することが、『推奨』されている。

万が一の場合、
ESTA(エスタ)での渡航認証を受けていないまま
飛行機に乗ろうとしても、搭乗拒否となる可能性もある

搭乗直前や、空港に行ってから無駄にトラブルになったり
焦りたくなければ、旅行の計画が持ち上がった時点で
ESTAの申請をしておくことが無難だろう。

承認されたESTAの有効期限はどれくらい?

承認を受けたESTAは、承認された日から2年間の有効期限があり
その期間内であれば、何度でも渡米することができる。

ただし、エスタの有効期限より先に、
パスポートの期限が切れてしまう場合
その時点でそのESTAも無効
となる。



ESTAで渡航認証を受けても入国拒否される場合もある!

ESTA認証は、渡航(渡米)をするための
航空機や、船舶に”乗ること”を承認しただけである。

実際に、米国に到着した時点で、
入国できるかどうかの判断は
現地の入国管理官や入国審査での判断をもって決定されるので
なんらかの問題があれば入国を拒否される場合もある。

ESTAで承認を受けたからといって
確実にアメリカへの入国が保証されたというものではないのだ。

ESTAを申請するときは偽サイトに注意しよう!

ESTA申請費用は14米ドルで、それ以外の費用はかからない。

自分でウェブ上のESTA申請の公式サイト(https://esta.cbp.dhs.gov)
申請手続きをして、クレジットカードで支払い可能であり
余計な手数料を払う必要はない

偽サイト(模倣サイト)に注意しよう!
ESTA申請代行サイトなどが多数ありますが
そういうところで手続きをしてしまうと
14USドルの申請費用の他に手数料などを
上乗せして請求されるようです。

しっかりと事前に渡米の準備をして楽しい旅にしましょう!!

ESTA(電子認証システム)公式ページの見分け方や
申請承認済みのESTAの有効期限の調べ方などについては
こちらの記事もご参照ください。

↓(別窓で開きます)
アメリカに行くならエスタの認証を忘れずに【ESTA申請】アメリカ渡航時のエスタの有効期限を調べる方法【電子認証済みESTA】




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