ティティカカ湖畔ボリビアサイドのコパカバーナを後にし、一路バスで、ボリビアの首都のラ・パス(LaPaz)を目指す。
この道中、一度は目にしたら忘れられない光景、ティティカカ湖の対岸に渡るために、乗って来た大型バスを渡し船(ボート?)にのせて、バスごと船で湖上を通って、渡すんです、湖の上をスイ〜〜〜〜っとバスが進んで行く、なんともシュール・・・
というか、あんなんで大丈夫なのか?という不思議な光景。乗客は別のボートで対岸に渡り、バスが船でやってくるのを待つという体験と、ラパスのバスターミナルでウユニ塩湖行きのバスを探して、大失敗したエピソードなど。
(注:本記事の情報は2017年9月のものです)
これまでの記事はこちら↓↓
世界一周航空券でプチ世界一周22 コパカバーナでティティカカ湖をスワンボートで遊覧!
世界一周航空券でプチ世界一周21 ペルー・プーノからユングーヨの国境を経てコパカバーナへ
コパカバーナから首都ラパスへ バスで向かう
コパカバーナからラパスへのバス乗り場は
コパカバーナの町の中心は、本当にこじんまりとしていてすぐわかるところに
大きなバス会社各社の事務所が同じ一画に集まっているので
座席の空き状況や時間帯、受付の人の対応などで選んだ。
大型バスを走らせている会社ならそう大差もないと思うけど。
どの会社も1日1便〜2便ほど、大型バス以外の交通手段としてはローカルバスが
割とラパスーコパカバーナ間を往復している模様。
バスのクォリティにこだわりなく、なるべく節約したい方はローカルバスでの移動もあり。
ただし、どこの国でも置き引きや盗難には注意すること。
我々がコパカバーナからラパスへの移動に選んだのは
Titicacaという会社のバス。
コパカバーナからラパスまでのバス代は?
コパカバーナからラ・パスまでのバス代は
一人50ボリビアーノ(約780円)でした。
これを安いと捉えるか、高いと捉えるか・・・ま、人それぞれですな。
ちなみに、バスは普通に快適ないわゆる大型観光バスです。
コパカバーナからラパスまでの所要時間は?
コパカバーナからラパスまでの
所要時間は
約4時間ほど
さほど長い乗車時間ではないが
この区間(コパカバーナーラパス間)移動の1番のお楽しみ!
コパカバーナーラパス区間のみどころは?
ハイライトはバスでチチカカ湖の水上を渡るところがあるということ!
バスごと船にのってティティカカ湖を渡る!?ってなんじゃこの光景!?
湖で遮られ道がない橋がないってどうゆうこと?
コパカバーナからラパスに行く途中、ティティカカ湖に遮られて、
道路が繋がっていないところがあるんです。
道路が繋がっていないということは、当然、そこには橋もかかってません。
は?それってどうゆうこと?って感じなんですが
地図で見るとこんな感じ。
はい、つながってませんね・・・
さて、ここを向こうの陸地に渡らないと、ラパスに行けないわけだが
さてバスはどうするのか?
というと、これ
バスを渡す舟??
なんてゆうのこれ、
こんな、こうゆう車両を運ぶためのボートにバスを載せて、
湖の向こう側、(川じゃないよここ、湖峡というらしい)にポンポンポンと運ばれて行く
もちろん、乗客は全員一旦バスから降ろされ、人間は泳いで渡る・・・わけはなく
別のボート(いわゆる渡し船)でブィ〜〜ンと対岸まで運んでくれます
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ただ、ここのボート代は別料金、
バスを降ろされたらすぐに、
この渡し船のチケット売り場があるので
そこの窓口でチケットを買います。
まあ、ほとんどの乗客がみんなそこに向かうし、長い列になってると思うので迷うことはないでしょう。
ただ、そこのすぐ近くに市場があって、レストランのようなものも見え・・・
小腹がすいてたから、ちょっとそっちも気にはなったけど
そんなとこをフラフラしていてバスに置いて行かれたら大変・・・
窓口で
「ドス ポルファボ〜(2枚お願い)」
と購入。これがボート(フェリー?)のチケット
チケットを手にして、ボートの順番を待ちます。
ちなみに、このチケットは回収され、繰り返し使用されているようなので、
旅の記念にこの渡し船のチケットの写真を撮るならボートに乗る前(回収される前)に撮っときましょう!!
渡し船の代金は
一人 2ボリビアーノでした
我々のすぐ後ろにいたカップルさんは
持っていたチケットをボートに乗る直前、橋の上に並んでる時に風に飛ばされて
チケットは湖の中へ・・・、また再びチケット窓口に買い直しに戻っていきましたので落とさないように気をつけて!
こんな感じで小型フェリー(?)に15名ぐらい乗船したら出発。
ものの、5分〜10分で対岸へ到着。
渡った先にもトイレがあるのでバスを待つ間にトイレも済ませましょう。
トイレ利用料は
1回 1ボリビアーノ
対岸では、地元のおばちゃんたちが元気に屋台(?)で
このティティカカ湖でとれる魚を油で揚げたものなんかを
並んで販売してました。
もちろんメインはティティカカ名物のトルーチャ(マス)や、
ワカサギのような感じの魚の唐揚げ。
めっちゃうまそうやん!!
他の観光客の方たちはほとんど買ってなかったけど、
なんでも現地のもを食べてみたい我々は警戒心ゼロで
(ペルー・クスコで天竺鼠を食べた話はこちら→世界一周航空券でプチ世界一周17 クスコでクイ(天竺鼠)を食べてみた!)
ってゆうか、油で揚げてあったら大体のものは問題なく食えるべ?って感じで
ただ、ここは南米、一盛りの量が多いし、どうせなら、いろんなものが食べたい。
屋台のおばちゃんたちは、なんか気さくな感じでいい感じ。
量少なくしていいから、5ボリ(約80円)分で両方のお魚入れてくれよってことで購入
ボートで運ばれてくるバスを眺めながらむしゃむしゃ
うん、”ワカサギの唐揚げ〜〜とトルーチャ(マス)の唐揚げ”
うまし。うまし。
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さて、バスはいろんな会社のが運ばれてくるから、
乗り遅れたり、乗り間違えをしないように
自分が乗って来たバスを覚えておこう。
対岸にあるバスの乗り場付近には、スナックやジュースなどを売ってる売店もあるので
小腹がすいた人はここでも食料は調達できるよ。
再度、乗って来たバスに乗車したら、ラパスまでノンストップ。。
ラパスのバスターミナルに着いたのが、もう夕方過ぎで日も暮れかけ
さてどうしよう?
ラパスのバスターミナルでウユニ行きのバスを探す
ラパスのバスターミナルの周辺は治安が悪いらしいし、
この時間から街中へ行って、
1泊だけする宿を探したとしてもまた結局、 次の目的地のウユニに行くためには
このバスターミナルに来なくてはいけないわけで、
それもめんどくさい。。。。
ラパスのバスターミナルでウユニ行きのバス会社を探す
そのまま、その日の夜行便でウユニに向かうことに、
ただ、ウユニ行きのバス会社の数は多いし、
このバスターミナルがまたむやみに広いし、
バス会社各社の窓口もあっちこっちにバラけてるし
・・・・疲れてる時に、バス探すのってまたしんどい・・・
ラパスからウユニへのバス代金はいくらぐらい??
ほんで、ここラパスからウユニ行きのバスの値段もピンキリ!!
安いのだと80ボリビアーノから
高いのだと300ボリビアーノ近い
ラグジュアリータイプのバスまでと選択肢多し!!
が、がんばって、バスターミナル内を2周、3周、とした結果・・・・
ウユニ行きバスの値段の違いはなに?
バスの値段の違いはなにかってゆうと、
結局、安いバスってのは地元客向けのいわゆるローカルバスで、治安は・・・・
値段が高いバスは、いわゆる観光バス、観光客向けで地元民はほとんど乗らない
まあ、だからその分治安が確実に良いと言い切れるかは謎だけど
まあそうゆうことであったり、あとはシートのクォリティによっても値段が異なる。
180度リクライニングできるシートで、水や食事がでたり、wifi完備など、
そうゆう設備やサービスが充実しているバスは当然、価格は高いということ。
長距離バスを選ぶ際に何を優先すべきか??
さすがに、安さを優先しすぎた挙句、盗難被害にあっては元も子もないよねーってことで
連れと協議の結果、安心感を重視して、
「250ボリくらいで最高級ではないけど、ちょいお高めのバス会社にしようか!?」
てことで、お目当の会社の窓口に行くも、
当日の便がまさかの満席・・・明日ならあるんだけど・・・
と言われガッカリ・・・
「どうしても今日出発したいんだよね」
というと、受付のお姉さんが、どこかに電話を入れてくれ、
ちょっと、待ってて、と・・・・
ウユニ行きの夜行、当日発が満席!?別の会社をご案内?
どうやら他のバス会社の人に今日の便の空きがあるかを確認してくれたらしく、
おじさんが迎えにきてくれ、そっちのカウンターで色々聞いてみることに・・・
そっちのカウンターに連れてかれると、英語が話せるお兄ちゃんがいて、
値段はラパスーウユニで120ボリで、さっきの観光客向けバスに比べれば半額。
サービスで飲料水がつくだの、ブランケットもついてるだの、
リクライニングも150度くらいまでする
(ちなみにさっきの会社は180度フルリクライニングシートだった)ってゆうから
まあ、それで今夜発てるんなら、いいかぁ、
せっかくお姉さんが連絡してくれたんだし。。。
座席表で空いてる席を確認させてもらうと、
2階建バスの1階の最後部の座席が空いている
トイレの隣だし、トイレが近い私にはちょうどいいわぁ・・・と
ウユニ行き夜行バスの出発時間までターミナルで時間をつぶす
ウユニへ向かう夜行バスの出発時間は21時頃、
その時間までターミナル内で時間を潰してたんだけど、
うろうろしてたら、
さっき決めたバスより、安くて、wifi完備だの、
水とかスナックとか出るとか行ってる会社を発見・・・・
まじ?聞いてみると、まだ座席に空きがあるし、
買ったチケットはキャンセルしといでよ、とか言われ、
さっき、買ったチケットキャンセルできないかと、さっきのカウンターに
聞きに戻り、先ほどの英語の通じるお兄ちゃんに
「キャンセルしたいんだけど」って言ったら、
上司(さっき迎えに来たおっちゃん)に聞いてみないと・・・とか言い出して、
そのおっさんが、いつ戻ってくるのかわからないみたいな感じで
なんかめんどくさくなっちゃったので、あ、やっぱいいや。。。。
ラパスのバスターミナル内には何がある?
とそのまま、ラパスのターミナル内にはレストランや売店も複数あったので、
食べ物(フライドチキンとポテト)を購入し、
水などを調達して、そのまま出発の時間までターミナル内のベンチで待ち
時間になったらカウンターに来いと言われてたので、
カウンターに行くと、さっきの兄ちゃんが俺についてこいと、
ぐんぐん外のバス乗り場へ・・・・
もう、外真っ暗だし、ここどこ?な感じだったけど
他にも乗客が待っていたので一安心。
列に並んで、しばし外で待たされ、ようやく乗車。
さあ、あとは約11時間、寝て起きたらウユニに無事に到着!!するはず!
と、この時、我々はまだ気づいていなかったんだ。
ボリビアのバス(たぶんハズレのバス)のクオリティのヤバさと
ウユニに向かうこの時期(2017年9月)の乾季の寒さ。
そして夜行便のバス(ハズレ)の車内がどれだけ過酷かってことを・・・・
続く
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