世界一周航空券でプチ世界一周20 プーノからチチカカ湖の浮島ウロス島へ!

世界遺産の街クスコをバスで出発、ティティカカ湖畔の町プーノについた我々は次なる目的地へのバスの手配のついでにウロス島観光ツアーもまとめて手配。その様子とチチカカ湖に浮かぶ人工の浮き島ウロス島の歴史や島の成り立ちについて紹介(注:本記事の情報は2017年9月のものです)


これまでの記事はこちら↓↓
世界一周航空券でプチ世界一周19 世界遺産クスコからティティカカ湖畔の町プーノへ 
世界一周航空券でプチ世界一周18 クスコ世界遺産の市街地の様子とバスチケットを買う




プーノのバスターミナルでウロス島ツアー手配

プーノの長距離バスターミナル内にはバス会社各社のブースと
旅行会社ツアー会社がたくさん入っているが、そのブースの数に対してあまり人がいない印象
我々がついた時間帯が微妙だったのかもしれないけど。
それでも旅行会社の呼び込みは一応数名いて、
宿や見所であるティティカカ湖に浮かぶ島々への
ツアーの呼び込みをしていた。

同行者Pはここら辺から、旅の疲れか高山病のせいか体調不良MAXでトイレとお友達に。
プーノのバスターミナルに着いてからトイレへ駆け込んでいて
待ってる間、ぼーっとしてたら呼び込みのツアー会社のおばちゃんが
チチカカ湖に浮かぶ島巡りを執拗に勧めてくる。

話を聞くとそんなに高くもないし、人工の浮き島に人が住んでるってロマン感じるし
気になってはいたウロス島には是非行ってみたい。


けど、ここで即決するのはなんだかあれだし。。。
実はプーノに泊まること自体が予定外。
本当は一気にボリビアサイドのチチカカ湖畔の町コパカバーナまで行く予定だったが
同行者Pの体調悪化によって急遽プーノで一泊することに。
だもんで、宿も決めてなかった。

とりあえず腹ごしらえをするために、
唯一あいていたレストランでスープの軽い食事をしながら相談
島めぐりはいらないけど、ウロス島だけは行ってみたい
午前の半日だけでいけるツアーで、午後にはバスでコパカバーナに移動できる
ちょうどいいのがあれば参加しようってことに。

さっき声をかけてきたおばちゃんのブースをのぞいてみたら
おばちゃんがいなくて、おじちゃんがいてさ、
まあ、同じオフィスにいるんだから一緒やろ、、、と思って
その人と交渉してたら
おばちゃんが戻ってきて、スペイン語でまくし立てる!!

言ってる意味はわからないけど雰囲気で
私が声かけてた客を奪った!!
だのなんだので
若干もめてる気配。
え、同じ会社ちゃうの??と思ったけど、
声かけて連れてきた人にマージンが入る仕組みなんかね?
よう知らんけど、、、、
なんだかすみませんね。。。。

ま、こちらは
料金に見合ったサービスが受けられるのであれば誰から買おうがいいんですけど。

ついでにそのおじさんに、今日泊まる宿も紹介してもらい
温水シャワー、トイレ付きの個室
一部屋 50ソル (1700円くらい)

翌朝にその宿まで送迎付きで
ウロス島へのツアー(25ソル)
プーノからコパカバーナへのバス代(20ソル)
セットで一人45ソル(1500円くらい)

を手配。
バウチャーをもらって、
ついでにそのおっちゃんの車で宿まで送ってもらう(5ソル)




ウロス島ってどんな島?みどころは?What are Uros Islands??

・ウロス島はチチカカ湖に浮かぶ人工の浮き島

・先住民系の民族ウル族、アイマラ族などが住んでいる
・トトラと呼ばれる葦の一種でできている。
湖に生えているトトラ(葦)を刈り取って束ねて、ブロック状に組んで、
重ねて敷き詰めてを繰り返して作られている。
浮材のトトラが腐ると、上から新しいトトラを補充する。

トトラはなんと食用にもなる
ウロス島の住民はティティカカ湖の水鳥や魚を取ったり
畑で野菜を作ったりして生活している。

・島と島への行き来に使用するのもまたトトラ(葦)で作られた船
この船をバルサという。バルサは島での重要な交通手段。

現金収入は観光客への民芸品など土産品販売に頼っている。
バルサ船のミニチュアや見事な刺繍のタペストリーなど。

なんで浮き島に暮らしてるの???

諸説あるが、インカ時代に賎民として追われたとか
スペイン人に追われて行き場をなくしてここにたどり着いたとか言われている。

ウロス島にある施設
全てトトラの島の上に建っている。
学校、病院、レストラン、商店、宿泊施設、カフェバー、電話ボックスなど



実際のウロス島ツアーの様子

宿で待っていると予定の時間通り朝8時50分にお迎えがきたが
宿から結構歩かされて車に乗り込む。
距離は大したことないけど
なんせ高所なもんでちょっと歩くだけで息が切れる

スポンサーリンク

プーノの桟橋、ボート乗り場でモーターボートに乗り込むと
おもむろに始まったフォルクローレの民族音楽の演奏

静かに動き出したモーターボート
ティティカカ湖は波もなく穏やかに
30〜40分ほどでウロス島の島々へ。

同乗の観光客はペルー人観光客や欧米、南米系の観光客で10名ほど。
スペイン語がわからないのは日本人の我々2名のみ。。。
最初に、ガイドがスペイン語わかる人ー?と聞いてくれて
スペイン語の説明のあとに、英語で説明してくれるが
かなり端折ってるよね。。。明らかにスペイン語での喋りより短い。。。。
まあ、いいけどさ。。。


ボートを降りて、ウロス島の浮島に上陸!

すると、実際の島民ガイドがトトラを使用してのこの島の作り方などを説明してくれる。

実は食用でもあるこのトトラを一人一人に配ってくれて、食べることもできる。
トトラを食べてみた感想は。。。。
うーん、植物って感じの味。。。別に不味くもなんともないけど他に食べるものがあるならばこれを食べる必要はないな、というお味。

この魚もトトラで作られていてハシゴで上に登ることができる。

島の歴史や、家族構成なんかの説明を受けたあとは、実際に生活している家の中に入って見学させてもらう。

家の中は当然ながら狭い・・・




実際の住民のおばちゃんから直接話をしたり、民族衣装を着たり、写真を撮ったりもできる。

トトラで作られた船、このバルサに乗るのはツアー料金に含まれていないので希望者はバルサに乗ったあとで支払う。

バルサ船 一人10ソル(330円くらい)

せっかくなので乗ってみることに。
しかし、このサイズなのに、二人の漕ぎ手の人力のオールのみで風が強いと全く進まない・・・・
ので、みかねた小型のモーターボートで後ろから押してた。

漕いでるご夫婦の息子と思われる子供たちも乗ってきて、歌を歌ってはチップをねだっていた。なんと日本の歌も歌ってて、びびる。。。たくましくていいね。

想像の浮島と実際の生活の場の浮き島に自分の足で立ってみると、その感触からああ、本当に浮いてる島なんだなぁと実感できてとてもいい体験ができたなぁ。

13時前にはまたボートで港に戻り、一旦荷物を取りに宿に戻って、14時のバスで
次はチチカカ湖を渡ってボリビア側、コパカバーナを目指します!



SNSでもご購読できます。

関連記事



広告


Sponsored Link


コメント

コメントを残す

*

CAPTCHA