万が一に遭難した時に備えて、知って得する豆知識!登山中に遭難した!?バーベキューしてたら中洲に取り残された!?など万が一に『上空から捜索される』ような事態に陥った時に、自分がいる位置を正しく知らせる方法を知っていますか?なるべく見つけてもらいやすくする方法。「俺はここにいるぞー!!」と存在をアピールする方法。発煙筒やなんかがない時は身近なものでは鏡(ミラー)の反射が有効でかなり遠くまで光が届く!そのほか、意外と知らない遭難信号、救難信号についてあれこれ
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目次
万が一の遭難時に自分の位置を正しく知らせる方法知ってますか?
冬が終わり暖かくなると、アウトドアで遊ぶことが増えますよね
登山、ピクニック、川辺でバーベキューなど
色々と楽しいイベントがありますが。
もしも、急な災害に巻き込まれたりして、
万が一、どこかに取り残され『孤立』してしまったり
山登りや、山歩き中に万が一、『遭難』してしまった時など
・・・そんなことはないわー!!
人生に絶対にありえないということはないので
そんなこと言わずに覚えておいて損はないので
”もし” ”万が一”に備えて
ヘリコプターなど上空から探してもらうことになってしまった時はどうする?
上空から探してもらう時に
自分を見つけてもらいやすくするため
自分のいる位置を教える遭難信号、救難信号の送り方を覚えておきましょう!
空からの捜索や救助を求める事態や
怪我などをして動けない時など
もしも万が一なってしまった時のために!
携帯電話で助けを求めること(救助要請)ができたとしても
助けを呼んだ、救助要請ができたから大丈夫・・・
と油断は禁物です。
自分の位置を正しく知らせることができないと
見つけてもらえるまでの間に、命を落としてしまうこともあります。
上空ヘリなどに自分の位置を教える方法
- 基本的に、高いところに登る
山中で遭難や道に迷った時など、山に入る時の鉄則ですね。
道に迷ったら引き返す、高いところに登る。
「早く家に帰りたい」という心理から
山を降りよう、下りたいと思ってしまいがちですが
山裾はたくさんありますが、山頂は一つです。
体力が残っている場合はなるべく高い場所に出ましょう。
また、高い位置の方が高い木が少なくなる傾向があります。
- 手を振る、服を振る
ただ手を振るよりも着ている服などを振り回してアピールする
なるべく目立つ色のものがあればそれを振りましょう。
- 焚き火や発煙筒などの煙を出す
マッチやライターが手元にあったり、
『発煙筒』など煙を発生させることが可能であれば煙は有効です
木を燃やす、タイヤを燃やすなど。ただし、火災に注意。
燃やすものを3点に分け(三角形に配置するなど)
3箇所から3本の煙を出すことでSOSの『国際救難信号』となり
外国の航空機などからも緊急事態を察知してもらいやすくなります。
- ヘッドライトや懐中電灯などのライトの点滅でアピール
ライトなどの光源がある場合は、光ののオンオフを繰り返したり
ライトを手で覆って、点滅させてアピール
ライトも発煙筒もない、身近なもので居場所を知らせる方法
- 太陽光を鏡などで反射させる方法
鏡(ミラー)を使って太陽光を反射させて場所を知らせる
鏡面反射を使う方法はかなり遠くまで光が届くので有効です。
ただ反射させたままだと、人がやっているとは思われず
なにか物が反射してるだけかなーって思われてしまうので
角度を変えたり光を遮ったり、
と点滅しているようピカッ!ピカっ!とさせてアピールします
映画やドラマなどで遭難者がやっているのを
見たことがあると思います。あんな感じで!
シグナルミラーという遭難信号用の鏡は
実は商品としても売っているので
興味のある方はどうぞ。
これは目標に対して、反射した光をうまく合わせるために
照準を合わせるための穴がついています。
アウトドアで活動することが多い人には
かさばるものでもないので、一つ持っておくと良いかも。
女性だと結構、鏡を持ち歩いてる方は多いと思いますが
もしも鏡がない時にはガラス系のもので代用もできます。
鏡がある場合は鏡を使いましょう。
鏡がない時に代用できるものの例
・CDやDVDの鏡面
・メガネ
・時計のガラス
・携帯やスマホの画面などのガラス面など
・クレジットカードのホログラム
その他の遭難時に居場所を知らせる方法
- ホイッスル(笛)など音で存在を知らせる
上空のヘリにまで音は届かないかもしれませんが、
遭難時の救助隊に対して、
『ここにいるよ!』アピールができます。
ホイッスル(笛)を使うのは
大きな声を出し続けることは体力の消耗を招き、
とても疲れます。
カラオケ大好きの”のど自慢”さんでも限界はあります。
笛の方が体力を消耗せず、さらに声よりも遠くに響きます。
キーホルダータイプやカラビナ付きのホイッスルなどもあるので、
お守り的に一個持っておくことをおすすめです。
ザックのベルト部が笛になっているものもあります
リュックサックのチェストストラップ部分
(肩紐を前でつなぐところらへん)が
笛(ホイッスル)になっているリュックも
登山用リュックサックなどでありますが
それがホイッスルだということに気づいていない人も結構いるので
一度確認してみてもいいかも。
子供用のリュックでも笛になってるものは結構あるみたい!
笛(ホイッスル)付きのリュックベルトだけの別売りもあるみたい
山でのSOS!遭難信号の出し方
①1分間に6回ピーピーピーピーピーピーと鳴らし
②次の1分間は休憩(音を出さない) ③その次の1分間にまた6回ピーピーピーピーピーピーと苗を鳴らす これを繰り返す |
指笛もかなり遠くまで響くので
暇な人は指笛の練習をしとくといいかも(真面目に言ってます)
指笛は一回できてしまうと、意外と簡単に鳴らすことができるし
カラオケなんかで、ここぞって時に鳴らしてみると
若干盛り上がりますので指笛は覚えといて損はないですよ!
SOSの意味は?なんの頭文字?
- SOS=『Save Our Souls=我らをすくいたまえ!救助されたし!!』
- SOS=『Save Our Ship=我が船を救ってくれ!!』
という説があり、ついつい、この説を信じたくなるが・・・
『SOS』実は頭文字でも略語でもない!
もともと海難救助信号として船舶用のモールス符号の組み合わせとして
モールス符号で打ち間違えがないように設定されたのが『SOS』
意味のない長・短の配列が『SOS』というわけで特に意味はない。
現在では『SOS』は遭難に限らず、
『救助を求める合図』となっている。
SOSを音であらわすと?モールス信号は??
SOS=音であらわすと『トントントン ツーツーツー トントントン』
モールス符号 S(・・・)、O(― ― ― )、S(・・・)
SOS『・・・---・・・』は
短い音ピッピッピッ、長い音プーップーップーッ、 短い音ピッピッピッ
みたいなイメージで覚えておくと良いです。
もちろん、ミラー(鏡)などを反射させ
光で救助を求める際のSOSの合図としても
このSOS『・・・---・・・』は有効です
もっとも打送電に間違いがない組み合わせとして生まれた『SOS』
『SOS』エスオーエスという言葉そのものには意味がなかったんですね・・・
遭難信号を使う機会なんてない方が良い
いうまでもないが、ミラーを反射させてSOS信号を送ったりを
いたずらや誤解を招くようなやり方で送ったりは絶対しないように。
本来はこんな捜索や救助を求めるような状況にならないことが
一番ですが、人生には何が起こるわかりません。
いつ何時、ピンチが訪れたとしてもパニックにならずに
行動できるようになるには、
知識や情報を正しく活用できることが大事です。
こういっやサバイバル術はきっと覚えておいて損はないと思います。
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