【本日の名言】「怒りの静まる時 後悔がやってくる」 by ソフォクレスとはギリシャの劇作家 の ソフォクレス(ソポクレス)による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは?古代ギリシャから『死の美学』を語りかけてくる作家ソフォクレス(ソポクレス) とはどんな人物?そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】「怒りの静まる時 後悔がやってくる」の意味・解釈・教訓とは?
この言葉の参考出典は ソフォクレス による より
「怒りの静まる時 後悔がやってくる」 の言葉の意味とは?
怒りの静まる時 後悔がやってくる
「怒り」とは怒ること、腹立ち、立腹、憤り、憤怒(ふんぬ、ふんど)
憤怒は怒りが自制心を失うところまで強まった状態であるが、そのような怒りがある程度まで高まり、そして沈着していくとき、怒りが落ち着きに変わるとき、かならず後悔がやってくるものだ。
怒りの静まる時 後悔がやってくるから得られる教訓としては??
怒りにかられてしまうと怒りによって自制心を失うことがある。怒りによって自制心を失った状態で口走ったことや、行動に移してしまったことは、その怒りがやがて静まる、落ち着くとともに後悔に変わっていくものである。
どうしてあんなことをしてしまったんだろうと後で悔やんでも、反省しても後の祭り、取り返しがつかない場合もある。
後悔先に立たずである。すでにしてしまったことを後になって悔やんだところで取り返しがつないのである。だから怒りを抑える努力をしなければならないのだ。
ソフォクレス(ソポクレス) のその他の名言や関連本おすすめ
逆境の唯一の原因が自分自身だと
思い込むことは最大の悲しみである。
知恵はどんな富よりも優れている
努力を放棄するものの前にチャンスは訪れない
誰かを騙して成功するより
自分が正しいと思う道で失敗せよ
理論上、正しいことよりも
世間で通用することの方が真実となる
「私は憎しみを共にするのではなく、愛を共にするよう生まれついているのです」――祖国に攻め寄せて倒れた兄の埋葬を、叔父王の命に背き独り行うアンティゴネー。王女は亡国の叛逆者か、気高き愛の具現者か。『オイディプース王』『コローノスのオイディプース』と連鎖する悲劇の終幕は、人間の運命と葛藤の彼岸を目指す。新訳。
オイディプスが先王殺害犯人の探索を烈しい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成。発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の運転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比。数多いギリシア悲劇のなかでも、古来傑作の誉れ高い作品である
ソフォクレス (ソポクレス) とはどんな人物?何をした人?
ソポクレース(ギリシャ語: Σοφοκλῆς, Sophoklēs)
BC496 年頃 ギリシャ・アッチカコロノスで誕生
〜 BC406年アテナイにて没
ギリシャの劇作家(ギリシャ三大悲劇詩人の一人)
ソフォクレス(ソポクレス) に関するエピソードや人物像
アテナイ郊外の裕福な家庭に生まれ様々な公職を歴任した。
紀元前468年の悲劇の競演においてアイスキュロスを破り優勝、その後24回の優勝を飾っておりその作品は100を優に超えるとされるが現存しているのは7編ほど。
悲劇に大改革を加えアテナイの全盛期に活躍した人物である。
政治にも積極的に関与し、将軍に選ばれた他、度々要職についた。
死の美学、それとも―三島由紀夫も憧れた古代ギリシアの「美しい死」。ホメロスやプラトンから葬礼演説までの遺されたテクストを踏まえつつ、戦死を称える詩人の言葉が悲劇作品においてたどった運命を丹念に読み解き、魅惑と苦悩のあいだに浮かび上がるその実態を明らかにする。