リニューアル版マチュピチュ予約サイトの利用方法。南米ペルーにある世界遺産『マチュピチュ』に入るのは入場制限がある。そしてマチュピチュ遺跡の入り口では直接マチュピチュ入場チケットを購入することはできない仕組みになっているので注意が必要だ。遺跡に入る前に、入場チケットを購入しておく必要がある。オンライン予約での予約の流れと支払いやメールでのチケット印刷などについて
入場者数が上限に達していない場合にはクスコ市内やマチュピチュ村(遺跡ではなく麓の村)にあるチケットオフィスで遺跡の入場チケット購入ができる。しかし、混み合う季節によって、行きたいルートの入場制限がかかっていた場合には入場することができないことも考えられる。
ネットで予約することも可能である。最近、その予約サイトのデザインやシステムが一新されたようなので予約方法も少し変わってしまったようだ。
目次
マチュピチュ入場チケットなど遺跡に入るルールはよく変わる
予約方法の解説の前にまず知っておきたいのが、世界遺産であるマチュピチュ遺跡はは世界的に人気のスポットであるがゆえに
遺跡に多くの人が詰め掛けてしまったことで、遺跡が傷んでしまうことを懸念し、昨今の入場者制限というものができ、
入場のルールもちょくちょく変更があるとの発表がなされているようだし、マチュピチュの予約サイトも頻繁にリニューアルが行われていたり、サイトデザインが変更されており、実際の運用に関しては非常に流動的であるということに注意。
南米旅行や海外旅行全般を通して感じることだが、
事前に入手した情報と実際の現地での運用が異なっていたりすることもよくあるので注意しとこう。
この記事でマチュピチュ遺跡予約の流れを紹介するペルーの文化庁にあたるところが運営している
マチュピチュの予約サイトに関して言えば、サーバーが脆弱なのか?時折つながりにくい、画面が進まない支払い方法がわからないなどのトラブルも散見されるようだが、それらの件に関して、こちらのブログに問い合わせをいただいても残念ながらお答えすることはできないのでご注意いただきたい。
残念ながら、まだまだシステム運用的にスムーズとは言えない運用であったり
スペイン語と英語によるサイトのためうまく説明ができない部分もあるのであくまで予約の流れの参考としてご覧いただければ幸いです。
マチュピチュ遺跡入り口では入場チケットが購入できない
ケチュア語で「Machu Picchu」(マチュピチュ)というのはインカの幻の『天空都市』といった表現をされることからもわかるように地上からは確認することのできない、山の上に作られた神官の住居跡とみられる遺跡のことである。
そう、マチュピチュ遺跡に入るには麓のマチュピチュ村から山を登って行く必要がある。(送迎バスもしくは徒歩)
遺跡の入り口で入場チケットが買えないという意味は、勝手に山を登っていっても直接遺跡の入り口では入場チケットの販売はしていないということ。
ではどうすればマチュピチュ遺跡の入場チケットを入手できるのか?
事前にマチュピチュのチケットを事前購入することができるポイントは
ペルー文化庁のクスコ地方にあるチケットオフィスもしくはオンライン(ネット予約)
入場制限数に達していない限りはギリギリでも購入可能。
マチュピチュ遺跡に入る当日の朝にマチュピチュ村の文化センターで購入することもできる。
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マチュピチュ入場チケットをネット予約する方法 2018年リニューアル版
マチュピチュ遺跡 予約サイト↓(別ウインドウで開きます)
https://www.machupicchu.gob.pe |
①マチュピチュ入場チケット予約サイトを開く
②言語を切り替える
まず開いた画面はデフォルトだとスペイン語だと思うので
スペイン語がわかる人はこのページをまず見ていないと思うのでしょうけど
一応・・・マチュピチュの予約サイトの対応言語は
スペイン語と英語のみで切り替え可能です。
かろうじてなんとなくわかる英語に切り替えておきましょう。
言語切り替えは画面の左上にあります。
ENGLISHを選択すると表示が英語に切り替わります。
③日本人は一般料金タブ
あなたが日本のパスポートを持った日本人であるならば
そのまま『GENERAL(一般)』
4つあるタブは
- GENERAL→General Rate 外国人一般料金での予約
- SPECIAL→特別料金で対象はCAN加盟国の人のみ:ボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルー
CANとはアンデス共同体のこと。(英語:Andean Community スペイン語:Comunidad Andina) - CUSQUENOS→CUSQUENOS(クスキーキョス)はクスコ市民のチケット予約
クスコで生まれたペルー人のみ有効。
料金の表示はなかったのでおそらく無料なのでしょう。 - CHECK-IN→チェックイン 予約確認 支払い手続き
④マチュピチュ遺跡を訪問する日・入場人数を入力して検索
カレンダーでマチュピチュ遺跡を訪問する日付を選択し、
人数を選択して、AVAILABILITYボタンをクリックすると
⑤予約可能数からマチュピチュ入場ルートを選択する
選択した日付、人数
マチュピチュ入場時間やルートごとの入場可能残数が表示される
ここの数字が0(ゼロ)になっていれば、その日のそのルートでの入場予約はできないということになる。
日付を変更するか、空きのあるルートで予約しよう。
マチュピチュ遺跡の入場ルートと料金
こちらの料金はページ作成時点(2018年12月現在)の入場料金です。
予約する際は公式サイトの最新の料金をご確認ください。
マチュピチュ入場料金 (2018年12月時点)
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マチュピチュ入場料金 |
CAN加盟国特別料金National and Andean countries (ボリビア・エクアドル・コロンビア・ペルー人のみ) |
Machupicchu マチュピチュ遺跡のみの入場 |
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Machupicchu with Waynapicchu Mountain |
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Machupicchu with Machupicchu Mountain |
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Manuel Chavez Ballon Museum |
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ワイナピチュ山かマチュピチュ山か
ワイナピチュ山登山セットルートの場合
遺跡に入場後、ワイナピチュ入山ルートに従って進む。 各自のコンディション次第だが、 スポンサーリンク |
マチュピチュ山登山セットルートの場合
遺跡に入場後、マチュピチュの入山ルートに従って進む。 各自のコンディション次第だが |
このように、所要時間にほとんど差はないようだがワイナピチュ山の方が人気がある上に
入場制限数もマチュピチュ山の半分なので、予約がなくなってしまうのも
ワイナピチュ山登山の方が断然早い。
というのも、謎が多いマチュピチュ遺跡だが、
マチュピチュの城砦自体がワイナピチュ山から見ることを計算して作られたと考えられているためかもしれない。
⑥ルートを選択したら来場者情報を入力
ルートを選択すると画面が切り替わる
入場する人数分の来場者情報を入力する。
国籍、パスポート番号、名前、誕生日、性別を入力する。
⑦規約を読み同意する
下部にこまごまとした『規約と条件』があるので
Terms and Conditionsの本文を開き目を通しておくこと。
本文をコピーしてGoogle翻訳にかけると大体の意味はわかると思う。
利用規約を読み納得し、同意したら下にある
◻︎I read and accept the terms and conditions. I agreed
🔳私は利用規約を読み、同意しました
にチェックをいれてNEXTボタンで次へ。
⑧メールアドレスを入力し予約を生成する
再度予約情報を確認して
メールアドレスを入力し、
『私はロボットではありません』にチェックを入れて、予約を生成する。
Generateボタンをクリックする。
予約番号が発行された画面になり、メールが届くと思います。(メール思いっきりスペイン語でした)
そのまま支払い可能な日程であればそのまま
Payment methods (支払い方法)がでます。
支払い手続き画面が表示されます。
⑨クレジットで支払い手続きをする
クレジットカードでオンライン決済できるのは
VISAカードかMasterカードのみのようです。
このまま支払い処理を完了させれば予約は完了。
メールのプリント画面を現地に持参しましょう。(メールは思いっきりスペイン語でした・・・)
この予約は3時間のみ有効との文言も。
3時間以内に支払いがなされない場合、自動的にキャンセルになるらしい。
最初に作るなら、このクレジットカード!
マチュピチュ予約サイトでクレジット支払い画面が出ない場合
予約の作成がうまくいって
予約番号とメールが届いても
訪問日が遠い予約だと、クレジット支払いなどの支払い手続きの画面が出てこないようです。
明確な表記が見当たらないので、あくまで私の想像ですが
(どのような期限なのかは規定のどこかに書かれているのかもしれません)
もしや?と思って、近い日程で予約作成してみたところ上記のように支払い画面が出てきました。
仮に2ヶ月ほど先の日付で予約をしたところ
発行された予約番号で、TopページのCHECK-INから予約確認したところ
予約自体は確かに確認できるが、支払い画面に進めない、というか支払うところがない・・・
よくよく見てみると・・・・
予約内容の一番下に、うっす〜い、ちいさい文字で見づらい上にスペイン語でこんな表記が…
この書かれていたスペイン語をGoogle翻訳にかけてみると・・・
この予約は、2019年1月2日(ペルー時間)の00:00時に支払うことができます。
予約は02/01/2019 17:00まで有効です。
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ちょっと、日時が2月なのか1月なのかよくわからないけど・・・ この期限の日時になれば支払い手続きができるような感じですね。
とりあえず現時点では支払い手続きができないみたいです。
システムがちょいちょい変わるのでご参考までにしてくださいね。
が、ここでもうひとつ問題が。
マチュピチュ予約確認メールが全部スペイン語問題
届いた予約メールが全てスペイン語で全然わからんやん・・・
これもGoogle 翻訳さんで翻訳してみたらここに印刷ボタンがついていた。
Imprimir Reserve で印刷用のバーコード付きの予約フォームが表示されるので印刷しとこう。
以上、マチュピチュの入場予約サイトの使い方や予約方法について私がわかる限りの情報でした。
ご参考なれば幸いです。
実際には、登山はせずにマチュピチュ遺跡のみでしたらギリギリでもおそらく空きはあると思いますが。。。。
ただ、混み合うシーズン中とかだとどうなっているかはわかりませんし
私自身がマチュピチュに行った2017年の際の経験では、ワイナピチュ山に登りたかったのですが
行きたい日程では入場制限がかかってしまっていたので、オンライン予約はせずに
現地に行ってみて、もしかしたらキャンセル出てたら当日の朝にでもいけるんちゃうか!?と思い、
マチュピチュの麓の村の文化センターのマチュピチュのチケットオフィスで、飛び込みで聞いてみましたが
マチュピチュ山なら登れるよ〜という感じで、やはりワイナピチュは予約が埋まってしまっていました。
なので、早めに予約してたらよかったなーと思ったので記事を作成しました。
くれぐれも高山病には気をつけて旅行を楽しいものにしていただきたい。
マチュピチュ遺跡 予約サイト↓(別ウインドウで開きます)
https://www.machupicchu.gob.pe |
参考ページ:ペルー観光局サイト(英語)
https://www.peru.travel/en-us/what-to-do/ancient-peru/machu-picchu-sanctuary.aspx
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ありがとうございます。確かに1月2日という期日がかあり、それにチャレンジするつもりです。成功したら、また連絡させていただきます
こちらこそお知らせいただきありがとうございました。
いや〜しかし、予約までは簡単ですがちょっとわかりにくい説明ですね・・・
メールがスペイン語なのも仕方ないことですが・・・。
高山病に気をつけて楽しい旅行になることをお祈りしております!