サイトアイコン 適当に生きる〜旅も日常の日々も自由に生きる〜

初めての銀杏(ぎんなん)拾いからぎんなんの食べ方・長期保存の仕方まで!

銀杏拾いの仕方から下処理、長期保存方法

秋ですね!ぎんなんのおいしい季節!銀杏(ぎんなん)好きですか!?私は大好きです!
でも、居酒屋や焼き鳥屋以外であまり食べる機会ないよなぁ・・・その辺の銀杏(イチョウ)並木とかで
落ちてて、あれが食べられるってことも知ってるけど拾ったことないよなぁ・・・あれ拾えばタダでおいしいぎんなんが食べ放題じゃないか!?ってことで初めてのぎんなん拾いから銀杏の食べ方、長期保存の方法までを詳しく解説!




銀杏好きですか?じゃあ銀杏拾いにでかけましょう!

紅葉が色づき、イチョウ(銀杏)並木を通れば
イチョウの葉っぱが道一面に広がって黄色い絨毯の上を歩いているような気分に・・・
ん?なんだこの匂い・・・・

なんだか

うんこくさい・・・・うぇっ!!

落ちてる銀杏の実踏んでもうた〜〜〜!!!
くっせ〜〜〜!!
なんて経験は誰しもあるかと思います。

 

でも、この『銀杏(ギンナン)』って居酒屋とか焼き鳥屋で
軽く炒ってある銀杏に、塩をぎゅっとつけてつまむと
めちゃくちゃうまいんだよなぁ〜・・・・

そうだ、今までは居酒屋とか焼き鳥屋でしか頼んだことないけど

これ、落ちてる銀杏拾えばタダ(無料)じゃね?

そうや、銀杏拾いに行こう!!

その辺に落ちてる銀杏の所有権は誰のものだ?

公園や街路樹なんかに生えているイチョウの木の下に落ちている
無数の銀杏。。。れって誰のもの??

道に落ちてるギンナンって勝手に拾っていいのかな?

公共の道や公園などに落ちている銀杏は
誰のものでもないので拾っても問題ないようです。

ただし、
まだ落ちていない木の枝になっている銀杏の実を
無理やりもいだり、枝を折るような行為は
『器物損壊』という罪に問われる可能性があります。

他人の敷地内である場合は当然ですが
勝手に拾ってはいけません。

銀杏がたくさん落ちているからと
無断で敷地内に入った場合は
不法侵入・住居侵入罪で訴えられても文句は言えないのでご注意を!

公共の場所であっても、管理者がいる場合は
管理者に許可を得た方が無難でしょう。




ぎんなんはどこで拾える?銀杏の拾い方で注意することとは?

銀杏拾いのベストシーズンはいつ!?どこで!?

ぎんなんは秋頃(9月末から11月頃)地域差あり!
銀杏(イチョウ)の木の下に落ちていますが
全てのイチョウの木になるわけではなく

オスの木・メスの木があり、
オスのいちょうの木には銀杏はならないのでご注意を

街の街路樹などは、実が落ちて汚れたり悪臭の原因になるため
あえてオスの木を選んで植えている可能性があるので
イチョウ並木があるのに、銀杏が一個も落ちていない!!
なんてこともあり得ます。

ちなみに、メスの木だけがあっても
オスの木のから受粉ができなければ実はなりません

小さな実しか落ちていないときは、
近くに受粉できるオスの木がない場合が考えられます

銀杏拾いで注意することの最重要なことは!?

強烈なニオイ対策は必須!!

『銀杏拾い』を素手でやる人はいないとは思いますが
ゴム手袋や、使い捨てのビニール手袋などで手を保護しないと
ぎんなんの果肉から出る汁やなんかに含まれる
アレルギー成分でかぶれてしまうのでご注意。

ゴム手袋がない場合は、コンビニ袋なんかに手を突っ込んで拾います。
ただし、ビニールはすぐに破れてしまうので気をつけて!

銀杏の実がそのまま落ちているだけではそこまでニオイはしませんが
一度、その皮が破れると、果肉のようなオレンジの実から
強烈なう●こ臭さが発生しますのでご注意



銀杏は柔らかい実の中の種子部分(←実際はこっちが実なんだけどね)が
食べられるところ。(あのオレンジ色の果肉っぽく見えるところは表皮の部分である)

なので、公共の道、公園などでぎんなん拾いをする場合は
つぶして中身だけを取り出して持っていくような拾い方をすると
うん●臭い実を撒き散らしていくことになり

そこを普通に通る人や利用する人の
多大なる迷惑行為となるので気をつけましょう。

もし、どうしても実をすりつぶしながら銀杏の中身を拾いたい場合は
他の人が通ることのない森の中に拾いに行きましょう。

もしくは、すりつぶした実を撒き散らさないように
回収用のビニール袋等を用意して、
そこの中にンコ臭いすりつぶした皮の部分をまとめておき、
最終的にきちんと袋の口を閉じて処分すること(生ゴミ)。

足で潰して中身を拾うような人もいるそうですが
普通の道や公園でそれをやると、他の方の迷惑になるのでダメですよ・・・
それ以前に
靴がウ●コ臭くなるのでおすすめしません。。。
靴にビニール袋をかぶせて銀杏拾いをする人もいるらしいですが、
ビニールなんてすぐ破けると思います・・・・




実際に銀杏拾いをやってみよう!!

さて、私の場合は北海道のど田舎に住んでおり
そもそもだいぶ過疎の地なので、だいたい人っ子一人通らない
打ち捨てられた地のような
ところに生えているイチョウの木の下で銀杏を拾ってみました。

人の通るようなところではないので、
その場で実を擦り揉みして中身だけを拾い集めますが
大量にとるならゴム手袋もしくはビニール手袋必須です。
コンビニ袋はすぐに破れてしまいました。

もちろん拾ったぎんなんを入れるための袋も必要ですが
なんせニオイが強烈なので、
ビニール袋などは複数枚準備しておくと良いでしょう

匂いが漏れないように密閉できるような
ジップロック袋おすすめです。
自宅の近所で銀杏拾いができるのであれば、
バケツなんかでもいいでしょう

大きなイチョウの木には大きな銀杏がなると言われているので
拾うときはなるべく大きめの銀杏を拾うと、
後々の処理が楽になるし
食べ応えもあります。

私が拾ったのは品種なのか、丸い実ではなく細長い実で
小さな銀杏しか落ちてなくて少々がっかりでした。。。

さて、拾ってきた銀杏はすぐに食べることはできないので
食べられる状態にするために下処理をします。




ぎんなんの食べ方!拾ってきた銀杏はどうやったら食べれる?

まずは銀杏についた果肉に見える部分(本当は表皮だけどね)を
綺麗に洗い流す必要があります。

この工程はペットボトルなどの密閉できる容器に入れて
水を替えながらとにかく振りまくる!
などのやり方があります。

少量でしたらそれもいいかもしれませんが
拾ってきたぎんなんの量が多い場合は、
ペットボトルに入れるだけで日が暮れそう。

なので、金属製のザルを使って、
ゴシゴシゴリゴリと流水で流しながら
銀杏の周りについたオレンジ色の果肉に見える部分(表皮)を
こそぎ取っていきます。

なんども何度も水を替えたりしながら洗っていくと
取れたオレンジの表皮からは臭いニオイがするので、
生ゴミ処理も結構大変です。

この辺ではもう、鼻が麻痺してきてるので
ウ●コ臭さにも耐えれるようになっています。

もう、無言でゴシゴシゴリゴリと作業しながら
銀杏拾いしたことを後悔しはじめます。
しかも、室内のキッチンでやると臭いと家族から苦情が出るので
外の水道の冷たい水で一生懸命洗いました。。。



銀杏が綺麗になったら、あとは、天日干しです
1〜3日天日、風通しの良いところで干して乾燥させると
いい感じに綺麗な白い銀杏の色になります。



この状態までになれば、
銀杏(ぎんなん)の下処理と呼ばれる工程は完了です!

ここまでやって・・・
ようやく食べることができるようになります!
ここまでやれば保存することも可能になります。

殻付きで保存する場合は、天日干しした後に
乾燥防止のために軽く濡らしたキッチンペーパーなどで包んで
ジップロックなどに入れて冷蔵庫で1ヶ月程度は保存できます



もっと長く保存した場合は、殻を取り除いて加熱したものを
冷凍保存する必要があります。

干したまま放置しすぎると中の銀杏が萎縮して
シワシワんなってしまうのでご注意!

 

銀杏(ぎんなん)の食べ方と保存の仕方

一番簡単!ぎんなん封筒 レンチン1分

少量を食べるなら これが一番簡単で有名
本当に手軽に美味しく時短で銀杏調理するならおすすめの方法です。

普通の茶封筒、もしくは紙袋に
10〜20個ほどの銀杏とお塩を入れて
600Wの電子レンジで約1分。

封筒や紙袋の口を3回くらい折り曲げてレンジで加熱すると
(電子レンジに入れるので、絶対にホチキスなんかで袋を閉じたりしないように!)

45秒くらいで、バン!バン!と爆発音、
破裂音がしてちょっとビビりますが
1分後にはホックホクの状態になりうます。

全部破裂音がしなくても、2、3個ボンっボンっと破裂音がしたら
他のも火が通ってると思います。
再加熱などをすると、カチカチに焦げてしまうので注意

ペンチなどで殻を割って、
中の翡翠色に輝く銀杏の実を取り出し
お塩をつけていただきます。
うまうまホクホク!


熱々の状態で殻を割れば、中の薄皮も簡単に取れますが
時間が経つにつれ、薄皮が取れにくくなっていくので

レンジで加熱する前に、ペンチなどで挟んで殻を軽く割っておく

加熱中の銀杏の破裂防止にもなるので
先に割れ目を入れておくのがおすすめです。

フライパンで銀杏塩炒り

フライパンに塩を適当敷いて、銀杏をイリイリ。
5分ほどで焦げ目がちょっとつけばオッケーです。

とにかく、レンジでもフライパンでも同じですが
銀杏はちょっと加熱すればおいしく食べられるので
トースターで焼いてもいいし・・・とにかくパン!と跳ねてくるのが怖いので
加熱する前に殻に割れ目を入れておくことで
突然の破裂はある程度、予防できます。

大量のぎんなんを長期保存したい場合は茹でる!

一番手軽で簡単なのが電子レンジでチン!ですが

一気に大量に加熱処理するのはなかなか大変。
一気に加熱処理して保存したい場合におすすめなのが
沸騰したお湯でさっと茹でてしまうこと。

殻付きで茹でる場合は沸騰したお湯で4、5分
茹でたあとに殻をむいて保存します。


先に殻をむいてしまい、銀杏の実だけで茹でるなら3分くらいでOK
茹でながら、おたまの底と鍋の底でゴロゴロ銀杏を転がし
薄皮が取れるようにします。



保存処理する場合は
殻を先にむいてから茹でる方が
私的には、薄皮をむく作業が楽なので
こちらがおすすめですが

茹でると風味や旨みが損なわれるのでは??
・・・って方はお好きな方法をお選びください。

加熱処理して皮をむいてしまえば
あとはジップロックなんかに入れて冷凍保存で数ヶ月から1年近く保存可能
使う分だけラップにくるんでからジップロックに入れて冷凍すると
使うときに便利ですよ!

もっとも美味しい食べ方は
さっと素揚げして、お塩をつけて食べるのがおすすめです。
天ぷらをする日に、一緒にあげてみたり、
かき揚げに混ぜてみてもおいしいです。

揚げ物はちょっとめんどくさいって方は
ちょっと多めの油で炒める要領で
揚げ焼きしても簡単でツヤツヤホクホク美味しい銀杏がたべれますよ

とにかく塩だけでシンプルで美味しいのが銀杏の良いところ!

美味し〜〜〜!!ぎんなんうめえ〜〜!!
手間かけた甲斐あったわ〜〜!!
だけど、ぎんなんを食べすぎると
『中毒症状』を起こすことがあるのでご注意!

大人が1日に食べていい銀杏の量は40個までだそうです
(サイズにもよると思いますが・・・)

子供は7個までにしときましょうね!

ちなみに、銀杏を拾ってからの下処理や
食べる時の銀杏を剥いたりなんだりと
細かい作業の連続なので、そういった黙々とした作業が苦手な方は
絶対に売っているものを買った方が早いし楽です!!笑

ぎんなんの栄養成分には認知症予防に効果があるとテレビで言ってたし
ぎんなんの下処理から保存処理の細かい作業をすることも
ボケ予防にいいんじゃないかなー?なんて思ったりする今日この頃です。

そう言えば私の友人は銀杏(ぎんなん)は枝豆かのように
畑で取れるんだと思っていたとまさかの発言をし。
え!それじゃ「いちょう」って入力して変換してみ?って言うと、

ああ、そう言えばそうだね。・・と納得してました。




モバイルバージョンを終了