【本日の名言】「将来を思い煩うな 現在為すべき事を為せ」byアミエルとは スイスの文学者・思想家・哲学者 の アミエル による言葉だが、その意味・解釈・教訓とは？生きている間は無名であったアミエル。なぜ彼は死後に注目されたのか？アミエル とはどんな人物？そのほかの名言や関連する本などを紹介
目次
【本日の名言】 将来を思い煩うな 現在為すべき事を為せ の意味・解釈・教訓とは？
この言葉の参考出典は アミエル による 『アミエルの日記』 より
将来を思い煩うな 現在為すべき事を為せ の言葉の意味とは？
将来を思い煩うな
現在 為すべきことを為せ
その他は神の考えることだ
将来、未来、先のことををやその先の結果のことを心配し考え込んで動けなくなっていないで
今やるべきことをやれ。
「将来を思い煩うな 現在為すべき事を為せ」 から得られる教訓としては
将来のことを思い悩んでいる暇があるなら
今やるべきこと、今するべきことがしっかりできているのかをチェックし
今！現在やるべきことをしっかりと実行すること。
それがきちんと行動としてできているならば将来のことを思い悩むことはない
それ以外のこと（運命のようなもの）は神の領域である。
類似している名言に夏目漱石による著書『虞美人草（ぐびじんそう）』の中に
運命は神の考えるものだ。
人間は人間らしく働けばそれで結構だ
というものがある。
『虞美人草』とはどんな作品？→大学卒業のとき恩賜の銀時計を貰ったほどの秀才小野。彼の心は、傲慢で虚栄心の強い美しい女性藤尾と、古風でもの静かな恩師の娘小夜子との間で激しく揺れ動く。彼は、貧しさからぬけ出すために、いったんは小夜子との縁談を断わるが……。やがて、小野の抱いた打算は、藤尾を悲劇に導く。東京帝大講師をやめて朝日新聞に入社し、職業的作家になる道を選んだ夏目漱石の最初の作品である。
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人生における幸福とは? 愛情、孤独、そして死とは? 精神、思想、時間、自然、文学と芸術、世界、国家、国民、政治、教師…。平凡な自己に向き合い、生きることの意味を問い続けたアミエルの鮮烈な日記
アミエル とはどんな人物？何をした人？
本名は Henri Frederic Amiel
アンリ・フレデリック・アミエル
出典：Wikipedia
1821年 スイスのジュネーブ で誕生〜 1881 年60歳で没
スイスの文学者 思想家 批評家
アミエル に関するエピソードや人物像
フランス系プロテスタント家庭にて長男として生まれる
13歳の時に両親を亡くし、叔父のもとで育てられた
大学教育はドイツで学び
ジュネーブの大学にて哲学や美学を講じた
生涯独身であった。
死後にアミエルのひそかな日記が発見され、その後すぐに本として発刊されその哲学的な内容が注目を集めた
24歳から死の直前まで30年以上も書かれた日記の内容は
内省的（自分自身の内面を省みるさま）・非行動的なアミエルの魂の綿密な記録である。
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