【国の数とは？】世界にある国の数と日本が認める国の数が違う!?国連非加盟国リスト

『世界にある国の数はいくつあるの？』「国連非加盟の国ってどのくらいあるの？」誰もが一度は
考えたことがある疑問かも。日本国政府が承認している国の数は196カ国ですが
実は国連加盟国数でカウントすれば193カ国しかない！？え！？国連に加盟してなくても国なのか？
ちょっと謎が深まってきたので世界にある国連非加盟の国（地域）をリストにして集めてみました！

世界にある国の数は国連加盟国だけじゃはかれないって本当？《謎》

誰もが一度は、この疑問について考えたり調べたことがあるのではないかと思う
ん〜２００くらいって、むかし習ったような気がするけど・・・
実際にはどうなんだっけ？

世界中に国って全部でいくつあるの？

ふつうに考えれば、国連に加盟している国の数じゃないの？って思うけど
国連に加盟していないと国としては認められないの？でも・・・

外務省ホームページによれば ・日本政府が国として承認している国の数は196カ国 国連広報ホームページによると ・国連に加盟している国の数は193カ国

国連加盟国の数と日本承認済みの国の数は違う！

・・・・・え？あれ？違くない？？
日本の方が承認してる国の数が国連加盟国より多い？？？

考えれば考えるほど、国とはなんなの？
国家っって一体なに！？という謎のループに陥りそうなんですが

ごく簡単に言ってしまえば、要するに、
世界に存在する国の数の実態って、国々それぞれ認識が異なるわけで

●●国が国と承認している国の数は250カ国だけど
日本が承認しているのは196カ国で
さらに国連（国際連合）で加盟が認められているのは193カ国

ということも現実にある。

え！？どうゆうこと！？
日本は国として承認しているけど、
国際社会的には国という単位では認めていない
高度な自治が認められている特定地域が現実にあって
その地域の人は、そこが国であると主張していても
国際社会では国という単位では認めてもらえていないところ（地域）もあるため

一概に、世界に国は何個（何カ国）！！と言い切れないというのが実情だろう。

一応の国際社会としての認識はやはり国連加盟国の数で193カ国でよいと思う。

日本国民の認識としては、その数（国連加盟国数193カ国）と
日本が承認する国の数には差異があることを知っておこう

日本は承認していない国で国連加盟国は？

『北朝鮮』（朝鮮民主主義人民共和国）

日本政府は国として承認していないが、
1991年から国連に加盟している。

日本と北朝鮮間では現在外交関係はないが、
実は北朝鮮と現在外交関係のある国家は162か国もある。
これは日本人はあまり知らない事実だろう。

国連未加盟だが日本が国として承認している国は？

コソボ共和国（Republic of Kosovo）

北朝鮮とは逆に、コソボの場合は国連に未加盟だが日本は国として承認している。
セビリアから独立したのは2008年2月17日だが、国連加盟は認められていない。
日本は2008年3月18日，コソボを国家として承認し東京に大使館がある。

バチカンは国連非加盟？国連総会オブザーバー

世界最小の国として誰もが知っているバチカンは
国連の総会オブザーバーとして国連非加盟国(Non-member states）だが
日本はバチカン市国を国家として承認している。

日本人が大好きな台湾は国か地域か？

実は『台湾』は国連に加盟していない。
いわゆる中国（中華人民共和国）が国連に加盟したと同時に台湾は国連から離脱した。
国際社会が中国を認めたということは台湾を認めないということになるわけで…
この微妙な均衡を保ちつつ外交上の政治関係があいまって・・・

日本政府の台湾に対しての立場は「非政府間の実務関係」
なんじゃ、「ひせいふかんのじつむかんけい」って・・・？

要するに、国という単位では認めていないため、
台湾には日本の大使館は設置されていない。
しかし、事実上はその役割を果たすものは設置しているし（日本台湾交流協会）
NGO台湾と日本の事実上の二国間協定もある。

これは国として認めているのとほぼ同等なんじゃ・・・？といえよう。
しかし、中国が一つの中国として国連に加盟している以上、台湾は国家としては認められない。

このような複雑な国際関係がある中で、微妙な均衡を保ちつつ存在しているのが国連。
こういった背後関係を考えてみると
「国連に加盟している国の数」が、イコール　「世界にある国の数」そのものであるとは決して言えないのではないだろうか？

ではここで新たな疑問が湧いてくる・・・・

国連に加盟していない国（地域）って世界にどれくらいあるのだろう？

国連に非加盟の国（地域）は世界にどれくらいあるの？

国連非加盟国　オブザーバー国

バチカンは法王の国、宗教機関でありながら国としての側面も持つ
Holy See（聖座）としての地位で常任オブザーバーとして国連非加盟国である。

パレスチナは2012年11月〜非加盟国オブザーバー国家としての地位を獲得した

バチカンとパレスチナを除く
現在（2018年12月）国連に属していない国や地域の一覧

50以上もある！？国連に加盟できない国や地域

国連に属していない国及び地域とその従属関係にある国

アメリカンサモア　　（米国）　　American Samoa (US)

アルバ　　　　　　　（オランダ領）　　　Aruba (NL）

アンギラ　　　　　　（英国領）　Anguilla (GB)

イギリス領インド洋地域　　（英国領）British Indian Ocean Territory (GB)

ウォリス・フツーナ　　　（仏領）Wallis and Futuna (FR)

オランダ領アンティル諸島　Netherlands Antilles (NL)

ガーンジー島　　　（英国領）Guernsey (GB)

グアドループ　　　（仏領）Guadeloupe (FR)

グアム　　　（米国）Guam (US)

クック諸島　　（ニュージーランド）Cook Islands (NZ)

グリーンランド　　　（デンマーク領）Greenland (DK)

クリスマス島　　（オーストラリア）Christmas Island (AU)

ケイマン諸島　　　（英国領）Cayman Islands (GB)

コーラルシー諸島テリトリー　　（オーストラリア領）Coral Sea Islands Territory (AU)

ココス諸島　　（オーストラリア領）Cocos Islands (AU)

サウスジョージア　　（GB）South Georgia (GB)

サンピエール・ミケロン　　　　（FR）Saint-Pierre and Miquelon (FR)

ジブラルタル　　（GB）Gibraltar (GB)

ジャージー　　（GB）Jersey (GB)

スバールバル　　（NO）Svalbard (NO)

セントヘレナ　　（GB）Saint Helena (GB)

タークスカイコス諸島　　（GB）Turks and Caicos Islands (GB)

トケラウ　　（NZ）Tokelau (NZ)

ナバサ　　（米国）Navassa (US)

ニウエ　　（NZ）Niue (NZ)

ニューカレドニア　　（FR）New Caledonia (FR)

ノーフォーク島　　（オーストラリア）Norfolk Island (AU)

ハード・マクドナルド諸島　　（オーストラリア領）Heard and McDonald Islands (AU)

バミューダ　　（英国領）Bermuda (GB)

ピットケアン島　　（英国領）Pitcairn Island (GB)

ブーベ島　　（ノルウェー領）Bouvet Island (NO)

プエルトリコ　　（米国）Puerto Rico (US)

フェロー諸島　　（デンマーク領）Faroe Islands (DK)

フォークランド諸島　　（英国領）Falkland Islands (GB)

フランス南部陸地仏領）French Southern Lands (FR)

フランス領ギアナ　French Guiana (FR)

フランス領ポリネシア　French Polynesia (FR)

マカオ　　（中国）Macau (CN)

マヨット仏領）Mayotte (FR)

マルティニーク　　（仏）Martinique (FR)

マン島　　（英国領）Isle of Man (GB)

モントセラト　　（英国領）Montserrat (GB)

ヤン・マイエン　　（ノルウェー）Jan Mayen (NO)

レユニオン　　（仏領）Reunion (FR)

英領ヴァージン諸島　　（英国）British Virgin Islands (GB)

香港　　（中国）Hong Kong (CN)

米国小太平洋諸島　　（米国）U.S. Minor Pacific Islands (US)

米領バージン諸島　　（米国）U.S. Virgin Islands (US)

北マリアナ諸島　　（米国）Northern Mariana Islands (US)

ノーザンキプロス（北キプロス）はトルコだけが唯一認めている自己申告国

台湾　　（中国）Taiwan (CN)  中華民国による実行支配の島

南極　Antarctica    南極はどこの国の領土でもない

国連に加盟していないと国とは認められないのだろうか？

現状、国連に非加盟のこれらの国や地域の問題は
それぞれに様々な要素があるとは思うが、
海を隔てて、海外県、海外領地としてある地域の意外な多さに驚く。

植民地時代を経て、
実際には地理的にも文化的にも本国である国とはかけ離れているため
独立を求めている地域もかなり多いうえ、
かなり高度な自治を認められている地域が多いのだが
これらの地域は国連には加盟できていないのが現状。

国連に加盟していない国や地域を見ていると、
国連って一体なんのためにあるんだろう・・・

国連こと「国際連合（United Nations：連合国）」の目的とは？

• 国際平和と安全維持
• 諸国間の友好関係の発展
• 国際問題解決と協力

これらの目的達成のために諸国の行動を調和するための中心となるのが国連（UN）である

国連の行動原則としては「すべての加盟国の主権平等に基礎をおく」とある。

やはり加盟国が国際社会の中心としてありきの考え方なわけで…
英国やフランスなどのヨーロッパ列強時代の植民地から
現在にわたっても、従属関係にある国や地域はざっと見て50はある
本当は誰も知らないだけで、世界にはまだまだ知られざる国がもっとたくさんあるのかもしれない。

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