最低限覚えておくべき上空に伝えるための6つのシンボルサイン!万が一に遭難した時!登山中に遭難した!?バーベキューしてたら中洲に取り残された!?など万が一に上空からの捜索や救助をされるような事態に陥った時に、地上から上空に向けて自分たちの状況を救助ヘリや民間航空機に状況を伝えるサインを知ってますか?映画やドラマで見たことあるけど意外と知らない対空サイン対空の国際救難信号について。覚えておいて損はない。いつか役立つサバイバル知識。
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【サバイバル知識】上空から見つけてもらいやすくする方法【遭難信号】
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目次
万が一の遭難時に上空のヘリや航空機に状況を伝える方法知ってますか?
冬が終わり暖かくなると、アウトドアで遊ぶことが増えます、
登山、ピクニック、川辺でバーベキューなど
色々と楽しいイベントがあります・・・
急な災害に巻き込まれたり、乗っていた航空機が墜落や不時着して
万が一どこかに取り残され孤立してしまったりして・・・
万が一、ヘリなど上空から探してもらうことになってしまった時
そんなことはありえないわー!!と言わずに、
覚えておいて損はないので
上空に向けて自分たちの置かれている状況を
救助ヘリに限らず、民間航空機などにも伝わる
国際的なシンボルサインについて!
その前に
自分の位置を教える遭難信号、救難信号の送り方も同時に覚えておきましょう
煙を3本あげることで国際救難信号
煙3本のSOS救難信号になることや
鏡に太陽光を反射させて自分のいる位置を伝えること
ホイッスルやモールス信号での救難信号の出し方については
前回の記事→【サバイバル知識】上空から見つけてもらいやすくする方法【遭難信号】
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国際的に通用するシンボルマークで状況を対空に伝える
さて、今回は、上空を飛んでいる航空機に対して救助を求める場合の
自分たちが置かれている状況を空に向けて発信する方法について。
よく、映画やドラマなどで航空機が墜落するなど
どこかの小島に流れ着いて、通りがかる航空機に向けて
砂浜やひらけた場所に、
枝や石で空に向けてメッセージを書いているのを見たことがあると思います。
先の大きな地震で建物の屋上に救助ヘリに向けて
屋上にメッセージを書いていたのも見たことがありますが
あの、対空(上空にむけた)のサインに
国際的に通じるシンボルサインがあるって知ってました?
救助ヘリのみではなく民間の航空機がそのサインを発見することで
緊急事態に気づいてもらい状況を把握してもらうためのサインがあります。
航空機やヘリなどに状況を知らせる国際的なサイン
「国際民間航空機構対空信号」
地上の遭難者(Survivors)または、
捜索隊(Rescue Units)が、上空の航空機に対して簡単なシンボルマークで
所定のメッセージを伝えることができる国際基準信号
Search And Rescue Signals
参考出典:http://forums.equipped.org(英語サイト)
地上の遭難者が上空に向けて送るメッセージとシンボルサイン
SOSで救助が必要だということは国際的にも通じますが
SOSという三文字を上空の航空機に見えるように(目視できるように)
大きく描くのはなかなか大変な作業です。
そんな時に上空に向けて
シンプルなシンボルマークでメッセージを伝えることができます
『V』の一文字だけでも『救助が必要』=SOSのサインとなります。
最低限の6つのシンボルサインは覚えておこう
V =救助が必要 SOS
┃= 医者が必要(深刻なケガ人あり) F =水・食糧が必要 N = NO Y =YES ↑ =この方向へ進む |
△ =着陸可能
LL= 全員無事
┃┃= 薬品必要
X=前進不能
(X には前進不能と医者が必要の2つの意味があるので混同注意)
もしも、これらの対空救助信号が思い出せなかったり、
不確かな場合は『SOS』その三文字でももちろんOKです!
International Ground-to-Air Signal codes(一部抜粋)
LL | 全員無事 All Well |
┃ | 医者必要 Require doctor serious injuries |
┃┃ | 薬品必要 Require medical supplies |
F | 食糧必要 Require food and water |
□ | 地図、磁石必要 Require map and compass |
↑ | こちらへ進む Proceeding in this direction |
X | 前進不能 Unable to proceed |
△ | 着陸可能 Probably safe to land here |
N | いいえ・否定 NO(Negative) |
Y | はい・肯定 YES(Affirmative) |
L | 燃料必要 Require fuel and oil |
W | 技術者必要 Require engineer |
K | どちらに進むべきか示して Indicate direction to proceed |
上空に向けて適切なメッセージを通報する方法と注意
- 木の枝や石を用いて作成する
- 直接、地面に書く(描く)
地上に大きく描く。
砂浜や屋上などのひらけた場所に、
木の枝や、タイヤ、石、衣服など使えるものならなんでも良い
上空から見えるようになるべく大きく描く。
定められたシンボルマークをが上空を飛んでいるヘリコプターなどの
捜索救難活動を行なう航空機から視認(見て確認)できるように
なるべく大きく地表に描く。ビルや建物などの屋上などの場合もある。
このように対空目視信号を描くことで、
無線機やライト等が手元にない場合でも
航空機に対して適切なメッセージを伝えることができる
対空救難信号を発信すると同時に
煙や太陽光を鏡に当てる、
手を振る、服を振る、ライトを振るなどを使って、
☆自分たちの居場所を知らせることも重要。
対空救難信号をいたずらでは絶対にやらないこと
早急な救助・支援を要請する場合
重大で急迫した危険に直面している状況以外で
救助信号・遭難信号を発することで
法律で罰せられる場合があります。
重大かつ急迫した危険に直面し、早急な救助・支援を要請する場合に行われる。
目的以外での虚偽の遭難信号の発信は、現地国の法令または国際法にて処罰される。
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/遭難信号
対空目視信号を使う機会なんてない方が良い
本来はそんな危機的な状況に
陥るような事態にならないことが一番良いんですけどね
近年の異常気象や自然災害の猛威はいつ誰の身に降りかかるかは
わからないので、無駄知識かもしれませんが
覚えておいて損はないサバイバル知識だと思います。