【本日の名言・格言】「頭をもたげよ、而して視よ、而して求めよ」の読み方は?意味は?これを言った北村透谷ってどんな人?
この格言は「あたまをもたげよ、しこうしてみよ、しこうしてもとめよ」と読みますが、その意味、25歳で自殺してしまった北村透谷の人生とは?
「頭をもたげよ、而して視よ、而して求めよ」とはどうゆう意味?
「頭をもたげよ」は、頭を上げよ、頭を上げなさい
「もたげる」とは「持ち上げる」とか「起こす」という意味の言葉
「而して視よ」の読み方は「而(しこう)して視(み)よ」
「而して」とは「そうして」とか「そして」という意味の接続詞なので
「而して視よ」は「そうして見なさい」
「而して求めよ」は「そうして求めなさい」
なので現代語にすると「頭を上げよ、そして見よ、そして求めよ」
「頭を上げなさい、そして見なさい、そして求めなさい」ということになるがこれはどうゆう意味なのか?
これを言った北村透谷は自由民権運動のさなかに生まれた
この名言を残したのは北村透谷(きたむらとうこく)という明治期のロマン主義の詩人、評論家
本名は北村門太郎(きたむらもんたろう)
北村透谷が生まれたのは明治元年
そして彼の生涯がたった25年で芝公園で首吊り自殺という形で幕を閉じた
この言葉は自由民権運動において、腐敗した政治の世の中に対し、
国民に対し、頭を上げ、自分の目で見て意思を持って考え、そして求めるように国民に対して決起するよう促すような言葉である。
明治のロマン主義 北村透谷に関する書籍
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