さて、ロベン島に行く前に、南アフリカの歴史背景や、ネルソン・マンデラ元大統領、アパルトヘイトに関してさらっと頭に入れてくれたでしょうか!?
頭に入った方も、そうでない方もとりあえず行ってみましょ〜
How to go to ROBBEN ISLAND?
世界遺産ロベン島への行き方
ロベン島はその名の通り島です。そうです海に浮かんでますので船でアクセスします。
ケープタウンから12キロ沖合にあり、ボートで約30分。
島を自由に散策はできないので必ずツアーに参加することになります。
ロベン島行きの船は
通常 毎日9時発、11時発、13時発の3便となります。
チケットを購入して船に乗ります。
刑務所だけではなく、ロベン島そのものが博物館の観光ツアーのルートに含まれているので、ボートのチケット代がロベン島のツアー代全部含まれてます。
さて、チケットはどこで入手するの?
How to get the ticket?
< 直接窓口で購入>できます。
チケットはウォーターフロントのほぼ中央にある、
NELSON MANDELA GATEWAY(ネルソンマンデラゲートウェイ)
という建物内の窓口で購入できます。が、大変人気なため、
行くときに、買えばいいや〜なんて行ってみても、
希望日と時間帯に空席がない場合が結構あるようです。
実際、私の後輩や友人も希望の時間帯が満席で、予定変更して行ったようです。
なので、もう、ケープタウンでの行動予定が決まっているならば
ケープタウンに着いたら、先にこのチケットを買っておいた方が無難かもしれません。
オンラインでチケットを買う方法もあることはあるのですが。。。
よくある、クレジットカードで決済できるものではなく、オンラインで予約して、
代金は最寄りのPICKnPay(ピックンペイ)という南ア資本のスーパーのレジで支払う(しかも予約から24時間以内だったかな?)ものなので
現実的に日本から予約はできない模様。。。。
私の場合、そんなに人気のスポットとはつゆ知らず。。いつものように
適当に船の時間だけ調べて行けばいいや〜と出かけ、
朝の便(9:00)に間に合うようにーと思って8時45分頃に着けばいいかーと
ちんたらちんたら歩いてウォーターフロントに着いたところ、、、
すでに結構な人が列をなしてて、ガヤガヤしてたものの
チケット窓口カウンターはガラガラで、な〜んや余裕やんけ!
とカウンターで
「大人一枚くだしゃい」
と買おうしたところ、
「朝の便も次の便もとっくに満席で、明日の午後の便なら。。。」
と。えー!!まじか!!
明日はまた別の予定を入れていたので、
行くなら今日の朝一の便じゃないと嫌なんですけど・・・・って係の人に
言っても仕方ないので、一言、oh…..。
そしたら係の人が
「そこにいるご夫妻がチケットをキャンセルしたいとのことだけど、払い戻しができないのでよかったら彼らと話をしてみては?」
と言ってくれて、その50代の白人のご夫妻に
「チケット余ってるって聞いたんですけど?」と話しかけてみたら
どうやら、今日の朝の便で行こうってチケット買ってて、
ここで息子夫婦と待ち合わせてたんだけど、電話も通じないし、
どうも彼らが間に合いそうにないだかで、
キャンセルしたいんだけど払い戻しができないと言われて、
買ってくれる人を探してたんだと。
まじっすか!息子夫婦の行方は気になるとこだけど超ラッキー!
ということで、1枚譲ってもらい(もちろん定価でお支払い)
棚ぼたでロベン島に行けることに!!
やった〜!乗船までの時間は、
このNELSON MANDELA GATEWAYの建物内にある展示物を見て回ったり、
すでにほとんどの人が乗船口に並んでて、なんでみんな早くから並んでるんだろう?
って思ってたんだけど、それは乗ってみたらわかりました。
ロベン島に行くまでのボートの席が自由なので、
いい席?というか好きな席に座りたい人は並んでたみたいですね。
ゲートウェイで働く係の人に、
「今がクリスマス時期だからこんなに混んでるの?」
と聞いて見たところ、
『ここは年中ずっと混んでるよ。』
とのことでした。
ケープタウンを出発したら約30分の船旅で船の後部から港をはなれて行くと
ケープの街並みとテーブルマウンテンやらライオンズヘッドやらが海から一望できるので、
私はずっとボート後部デッキで写真を撮っていました。
なので、私には席は関係なかったのですが
席に座りたい人は早めに並んでおくと良いかもしれません。
私はそんなに船酔いしない方(というか酔っていることに気づかないタイプ)なので30分はなんてことなかったのですが、もしも船酔いするという方は薬を飲むなど対策をした方が良いでしょう。海流が荒い海なので、揺れが強くなることも割とあるようです。
海が荒れると船が欠航になる場合もあります!
30分後ロベン島に到着。下船して歩いてゆくとガイドが待っていて、
自動的に、ツアーが始まるので彼らの指示に従いましょう。
私が行った時は、先に島内を、バスで巡る組と、先に刑務所内を巡る組に分けられました。
私は最初に歩いて刑務所内を巡る組
早速、本物の元受刑者(政治犯)の方がガイドをしてくれます。(英語です)
実際にここに入っておられた方なので、
当時の生活を一つ一つ丁寧に教えてくれます。(英語)
質問も受け付けてくれるので、
気になることがあれば質問しましょう。(英語)
ここが囚人番号46664ネルソン・マンデラさんが投獄されていた独房。
こんなところに18年も投獄されてもなお、希望を捨てなかったなんて・・・。
もう!ハート強すぎやろ!!
ユネスコの世界遺産には『人間の精神の勝利』の地として登録されているそうです。
刑務所内のツアーがおわると、今度はバス組と入れ替わり、今度は我々が
バスに乗って島内を巡るツアーへ。
ビューポイントが結構あります。
バスにもガイド(この人は元囚人ではないと思う)がいて島内の説明(英語)をしながら
各所を回っていきます。
途中の休憩ポイントの売店ではコーヒーなどの飲み物や軽食が買えます。
45分ほどのバスツアーが終わるとまた最初の場所に戻ってきます。
それから帰りの船の時間までは、ロベン島博物館のお土産物屋を見る時間も少しあります。
時間が来たらボートに乗り込みましょう。
確か、降りるときに帰りの時間を言ってくれたと思います。
以上でロベン島ツアー所要時間、
往復のボートも含めて3時間〜3時間半くらいだったかな。
前回のイチオシ海外 ケープタウンオススメ観光スポット ロベン島(監獄島!?)に行く前に!!
でも触れましたが、
ネルソン・マンデラに興味がない、歴史をよく知らない方には
正直つまらないスポットだと思います。
あと、全編英語でのガイド、説明なので、英語が全くわからないとまた、
つまらないかもしれません。。。実際私の友人は英語はわかるのですが、
マンデラさんを知らず、ただ世界遺産だからって行ってみたけど、
なんかよくわからんかった。。。との感想をこぼしておりました。
ただ、私はネルソン・マンデラその人を尊敬しているので大変興味深い経験ができたし、もっともっと勉強してから行けばよかったなぁと思ったので、これから行ってみようと思っている人に少しでも役に立てたらと思います!
あ!もちろん、帽子などの日焼け対策とカメラをお忘れなく!!
参考↓